~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

ラジオドラマ

2014年11月03日 | 雑記
先日、私が応援しているタレントがラジオドラマに出演しました。

「劇ラヂ!ライブ2014」

NHKのスタジオでの公開生収録の生放送。

応募したものの落選したため、家でラジオを聴きました。

100名しか当選しなかったようなので、かなりの倍率だったと思われます(汗)。


当然のことながら、私は家ではラジオをほぼ聴きません。

しかし、車の中ではたまに聴くことがあります。

音量を気持ち大きくすれば、ほぼ聴き取れるんです。

車と言う狭い密室状態だからか、ラジオで話す人達の言葉が聴き取りやすいからなのか。

勿論、健聴者と同じように聴き取れているわけではないとは思いますが、
自分の中で、クリアに聞き取れていると言う意味です。


高校時代は、 ラジオはラジカセでイヤホンなしで普通の音量で聴けていた記憶があるので、
その頃は、今よりずっと聴力は良かったんだなと思います。

松山千春のオールナイトニッポンとかを聴いて、
学校で友達とその話しをするのが楽しかった時代もありました。


今は、ラジオを聴くとしたら、両耳にイヤホンをつけての聴き取りです。

15~6年ほど前、当時、好きなタレントがラジオにレギュラー出演した時は、
ウォークマンでイヤホンをつけて、毎週聴いてました。

今はスマホでラジオが聴ける時代になったので、かなり助かりました。

電波の具合も、音の性能も、かなり良い感じです。


今回のラジオドラマも、健聴者の方々のようにはいかないとは思うけど、
私なりですが、ほぼクリアに聴き取れました。


ただ、私は、聴覚から伝わる細部に欠陥があるんだろうなと思いました。

聴覚障害を持つ人が誰でもそうではないと思うけれど、
私は、聴覚から入ったものは、瞬時に視覚化 (文字化) してしまうんです。

聴覚から入る情報が少ないからでしょうか。

聴覚からの理解度が低いからでしょうか。

聴いた言葉を、脳内で瞬時に文字化するので、
自分の言いたいことも、文字化した方が伝えやすい。

故に、瞬発力のいるコミュニケーションは苦手です。

頭の回転が悪いと言われれば、それまでですが。

だから、ネットが普及した今の時代は、聴覚障害がある者にとって、
かなり良い時代になっているんだろうなと思います。

気持ちを文字化できるツールが多いですからね。


逆に、視覚から入るものの識別は速い。

字幕が瞬時に読めるのも、そういうことですね、きっと。


今回のラジオドラマでは、聴覚から様々な想像を膨らましていました。

その過程に、文字化している部分もありました。

やはり私は文字にしてくれた方が、理解度が高いんだろうなと思いました。


聴いたラジオドラマは、40分ほどで、その中にポークカレーを作る描写があったのですが、
その過程 (レシピ) は、公式サイト内でアップして下さっていました。

私的に、台本を記していただいたと同じことなので、嬉しかったです。

感謝。