~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

お耳大丈夫ですか

2014年11月07日 | 雑記
以前、地元新聞内に総合病院の広告が掲載されていて、
その中に「お耳大丈夫ですか」の文字が目に入ってきました。

どうやら、耳鼻科受診のお勧めに関する宣伝のようでした。

広告に掲載されていたその内容をテキストにしてみました。



年をとってくると人間誰しも耳が遠くなります。

当然、聞き返しが多くなります。

はじめはいいのですが、何度も何度も聞き返すようになると、
相手に悪いから聞き返すのをやめようと自重したり、
聞いたふりをしてその場をごまかすようになります。

普段、温和な方ほどその傾向があるようです。

そのうち、話に参加するのをやめよう、外に出るのをやめようと、
生活全般に関して消極的になっていきます。

もう誰にも会いたくない、一人にさせてくれと自然に孤独を選ぶようになると
危険サインです。

そうなるとさびしい思いをするのは、当の本人は勿論、
ご家族の方かもしれません。

ご家族の方、少しでも聞き返しに気付いたら、耳鼻科受診を勧めて下さい。

大きな病気が隠れているかもしれませんし、単なる加齢によるものかもしれません。

視力が落ちると、眼科受診をされます。

しかし、聴力が落ちても、耳鼻科受診をされる方は、少ないように思います。

耳も目と同じように、社会と関わる重要な器官です。

おかしいなと思ったら耳鼻科受診を是非お勧めします。

但し、聴力が衰えるのは、ゆっくりですので、本人はその状況に慣れてしまって、
なかなか気付きません。

むしろ、ご家族の方や周囲の人が注意してあげるのが良いかと思います。



うーーーーん。

何となく違和感があるテキスト。

何でだろうな。

何がだろうな。


まるで、耳が悪くなった人の行いや日常が、
さみしいものだと言ってるような気がするからかな。

聞いたふりをしてその場をごまかすとか、孤独を選ぶとか、
それがまるで悪いことだと決めつけられているからかな。

家にいる方が、ゆったりした気持ちで過ごせるのなら、
私はそれでもいいと思っているんです。

引きこもりとも、孤独とも、消極的とも違うと思うんです。

快適に生きる方法だと思うんです。

危険サインと言われるほど、悪いことでしょうかね。


耳鼻科で難聴が治せるなら、治してほしいですよ。

難聴者にとっての耳鼻科は、聴力を測るくらいしかできることがないような気がします。

手帳を作る際に、検査に行ったきり、耳鼻科とは縁がありません。

たまには行った方がいいのでしょうか。

今の私には、無意味にしか思えないのです。


自分のことでは病院に行きません。

出産の時と歯医者くらいですね。

そろそろ病院嫌いを克服しないといけないでしょうね。