~聴覚障害6級~

話せる。歌える。
聞こえているけど聞き取りにくい。
感音性難聴者が適当に呟きます。

やっぱり情報弱者なんだなと感じた件。

2019年11月12日 | 雑記
先日、天皇陛下の即位を披露するパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」に参加して来ました。

この件についての雑記は、別のブログにだらだらと綴ってあります。

→ 天皇陛下の即位を披露するパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」


のんびり行ったので、手荷検査場に辿り着いたのもギリギリ。

ほぼ天皇皇后両陛下の姿は見えなかったんだけど、
行って良かったと心から思うし、大満足です。


で。

現場で、耳からの情報がほぼ入ってこないことを改めて痛感。

やっぱり私は情報弱者なんだなと思った件が多々ありました。


まず、手荷物検査場の列の件。

警察官が拡声器(メガホン)で色々な説明をしてくれているんだけど、
人でごった返している雑音に重なっての機械を通しての音声だからかほぼ聞き取れず。

すぐそばで説明してくれているのに聞き取れない。

健聴者ならこの拡声器での説明をかなり離れた場所からも聞き取れる感じだった。

現にうちの夫は全部の説明を把握していた。

1人で行ってたらわざわざ警察官に個別で聞かないと、
どこに並べば良いのかわからなかった。


手荷物検査場まで長蛇の列に並んでいる間も、
色んな所で警察官が拡声器で色々な注意事項などを説明してくれているんだけど、
全く聞き取れない。

いつもそうなんだけど、
注意事項などを説明してくれていても聞き取れていないから、
間違ったことをしてしまっているんじゃないかとビクビクしてしまう。


やっと手荷物検査場に辿り着いて、順番がやって来た。

バッグの中身を念入りにチェックされたあと、
検査をしてくれる男性警察官が私のバッグの中からペットボトルを取り出して、
笑顔で何か言っている。

しかし、何と言っているか聞き取れず。

人が多い所の聞き取りの悪いことを改めて実感。

隣にいた夫が通訳してくれたからわかったんだけど、
「ペットボトルの中身を少し飲んでください」とのことだった。

耳が悪いことを言ったけれど、それを言う前から笑顔で優しく対応してくれる警察官で良かった。

聞き取れていない時、ムッとする人は多いからね。

人の話しを聞いてない人に認定されるというか。(悲)

表情変えてなくても、この人、馬鹿なのかなとか、日本語通じない外国人なのかな、
みたいな表情に一瞬なるから。

その警察官は一瞬のそういう表情になることはなかったな。

色んな人に接する仕事をしているだけのことはあると思った。


その他の場所でも近くにいる警察官の話してくれてることが全然聞き取れなかった。

聞き取れていれば会話できるのに。


駅や電車の細かいアナウンスも、
夫が「〇番線だって」とか「〇〇で乗り換えだって」とか、
適当にしていても耳に入ってくるんだなと。

私は聞き取るぞモードにしないと難しいし、
そこまで気合入れても聞き取れていないことも多い。

今は目から入る情報が多くなったので、本当に助かっている。

でもやっぱり耳から入る情報の方が多いのが現実。

情報弱者の世界で生きていく。

受け入れる。



今、地元では市議会議員の演説合戦中なんだけど、ほぼ聞き取れていない。

情報弱者を痛感する日々です。