中学生の生徒が、ピアノのコンクールに参加して、何とか予選通過をしたという連絡が入りました。
自由曲で参加できるコンクールなので、生徒の好みと力に応じて選曲できるので、本人もやる気が起きるようです。
先日も参加したのですが、その時は未完成だったので…。
通常のレッスンでも、できるだけ模範演奏をするようにしていますすが、曲がだんだん難しくなって、さっと弾ける曲ばかりではなく、こちらも練習しないと、録音するレベルには弾けないので、大変です。
今回の曲は、バルトークの「ルーマニア民族舞曲」で、6曲の短い曲から成り、終りの2曲はテンポが速く、先生と言えども練習しないと間違えないで弾くことは難しい…。
で、先日のレッスンの時、何度も聴かせるということもあって、練習をしてから録音して持ち帰らせましたが、やっぱり勢いが足らなかったかなぁ…と。
音楽的によく歌う部分で勝負させようと、そちらには力を入れたところ、やはり生徒がもらった講評も「美しい歌がある」という記載がありましたが、勢いという部分で足らなかったようでした。
模範演奏以上にはなかなか…ということでしょうか。
今後は、本選参加を目指して、私自身が弾きこまないといけない、ということなのでしょう。
30分くらい弾いただけではねぇ…。
それにしても、ちょっと前までは、こんな曲弾けないかも…と思っていましたが、本人のやる気次第だというのを痛感しましたね。