マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

やっと一段落

2014-03-22 23:18:51 | 日記
今日も三男の引越し関連です。
昨日、持って行き忘れたものもあったり、部屋もしっかりかたづけてなかったりで、午前中はごそごそやっていました。
洋服も何を持って行くのか捨てるのか、残しておくのか…まぁ三男ですから、のんびりといえば聞こえはいいですが、考えが甘いというか…。
何とか片づけて、午後、カーテンや足らないものを買いに行ったりしてから、引越し先まで一緒に荷物を持って行きました。
買ったものも多かったし、一人では持ちきれませんでしたから。
のんびりと言えば、就職するにあたって準備するものなどもあったりして、その準備もあったのでした。
住民票の移転や免許証の住所変更なども週明けにはしないといけませんし、仕事開始前にしておくことはたくさんあるようです。

本人は何事もない風を装っていましたが、やはり一人暮らしになる不安、仕事を始める不安はあるようで、親としては何となくそんなことも感じていました。
それでも今日はようやく気持ちが落ち着いたかな…という風に見受けられるようになり、ヤレヤレです。
引越し先の最寄駅に着くと、コーヒーとケーキをごちそうしてくれました。
ちょっと値段の高いお店でしたが、1杯700円のコーヒーはおいしかったぁ。
 

便利な時代

2014-03-22 14:14:32 | 日記
昨日は三男の引越しで、いろいろやっていると結構遅くなり、マンションに帰ると夜9時過ぎ…。
晩ごはんを食べると、寝てしまいました。
次男が車を出してくれたので、大半は積んで行けました。
三男の準備が甘いので、まだまだ片づけてないものがあり、今日も片づけてました。
昨日は、まだカーテンを買ってなかったので、引越し先に泊まるわけにいかず、一緒に車で帰ってきたのです。
帰りは、首都高速と東名を使うと40分くらいで帰れました。
引越し先は山手線の内側で、ビルや病院、大学などが周辺にあり、今住んでいるところとは全然風景が違いますね。
仕事先の寮なのですが、しばらく使ってなかったらしく、けっこう汚れがたまってる風…。
掃除道具から準備しないといけなくて、駅前まで買い物に行きました。
駅前はまぁいろいろありそうでした。
本人がそのうち探索するのでしょう。
それにしてもネットのおかげで、お店を探したり調べ物をしたりと、便利になりましたね。
次男は、どのルートで行くのが早いのかとか、着いた先で駐車場を探すとか、やってましたね。

引越しの準備

2014-03-20 23:58:23 | 日記
今朝は、思っていた通り、予定より30分早く6時半に新宿に到着しました。
バスは割りとよく寝たのですが、座席にヒーターが入っているのかやけに暑く、それで時々目が覚めてしまったかも。
3列シートで、リクライニングも結構深く、寝るのに肩がこるというのはないですね。
7時過ぎには最寄駅に着いたのですが、次男が迎えに出てくれて助かりました。
朝ご飯を食べつついろいろ話もあったりで、午前中は何となく終わってしまいましたが、送っておいた荷物も予定通り届き、午後は必要なものを買いに出たりで、明日の引越しに備えて何とか準備を進めている状況。
三男自身が自分の持ち物をしっかり整理しないといけないのですが、なんか自覚が足らないというか、引越すところが比較的近いということ、今住んでいるのが親の家ということもあって、いらないものは置いていけばいいやとか、足らなければ取りに来れば…くらいに思っているのでしょうね。
初めてのひとり暮らしで、水道やガスの開栓、電気の使用開始の連絡などをすることも自分でするわけで、まぁこれで社会生活について一つずつ賢くなっていくのでしょうね。
カーテンの長さとか測ってきていなくて、明日行ってからになりますし、まだまだ必要なものがあるようですね。

晩ごはんはさすがに気持ちここに有らずのようで、何も思い浮かばないというので、サーモンなどで。

ねぎとイカの酢みそは私の作です。


これから東京

2014-03-19 21:47:30 | 日記
コンサートが終わっても、DVD や写真の整理、後援行事実施報告書を送ったり、やることはたくさんですが、何とか最低限のことはこなし、三男の引越のための準備をしたり、この3日間はバタバタでした。
今日は荷物を発送し、夕方レッスンもしてから大慌てで準備をして今、東京行きのバスに乗り、やっとゆっくりできる…。
今日のバスは満席のようです。
真ん中の席なので、若干落ち着きませんが早いゆっくり寝れそうな予感…。

ここ数日暖かくなって、庭のさくらんぼの花が咲きました。

球根で植えておいた水仙も少しずつ咲き始めました。

やっぱり花があるのはいいですね。

消費税値上げの前に

2014-03-18 23:53:58 | 日記
昨日は、駅周辺で、今日は家の近所で、いろいろと買い溜め…。
何か消費税が上がると思うと買っておかないと…という気分で、いつもは1個しか買わないものを2個買ったり。
そんなに変わらないと思いますけどね、消費量が多くないから。
三男の引越しで必要になるものも、タオルとかシーツとかも。
「しまむら」がありますからお安いので、行くときに送料をかけて荷物を送っても、向こうで交通費使って買いに行くより、多分安上がりだし便利なのです。
我が家の周りは、歩いて行ける範囲でたいていの物が買えますから、とても便利です。
明日は荷物の準備もして、仕事もしてから出かけないといけないから、慌ただしい…。
その前にやっておくべき用事もあるし、ネットで注文しておくものもあるし、忘れないようにしないと。

終わるとさらに忙しい

2014-03-17 23:53:29 | 日記
昨日は、コンサートが終わってみんなでランチをしてから、帰りにお義母さんのところに寄りました。
何かと用事が出来てしまいます。
先日アマゾンで注文しておいたお義母さんの部屋のカーテンが、手違い…と言うか、完全に販売者の不注意で…私の方に届いて、それも届けないといけなくなったし、まぁいろいろです。
話も聞いてあげないといけないし、途中で疲労感が強くなり、さすがに帰ってコーヒーを飲みましたけど。
その後は、プロムナードのWEBサイトアップに向けてビデオのチェックや写真の切出し等々…。

今日は、フランス語だったので、昨夜のうちに何とかプリントの準備や問題の解答を作ったりしましたけど。
天気も良く、暖かかったので、自転車は途中で暑くなってきました。
今日の会場は、労働会館でしたが、やけに人が多いなぁ…と見ると、確定申告の締切日で、駆け込み相談か申告か、すごい行列でした。
ネットで申告書作って、郵送すれば簡単なのに…と思いましたが、まぁできない人もいるのでしょうね。
地方はまだまだアナログ…ですね。
フランス語は、私にとっては易しい部分をやっていますが、基礎の確認と頭のの体操には役立っています。

ランチは、近くの「ステーキのどん」へ。
ここでは、いつも和風ハンバーグ。
スープの飲み放題とパン、またはごはんのお替り自由がついています。
 
ひとしきりたわいもない話をして解散。
その後は、また銀行に行ったり、他の用事でウロウロ…。
帰りの自転車をこぐ足は、やっぱり重かった…。

第29回プロムナード・コンサート終了です

2014-03-16 23:45:33 | ラ・プロムナード・ミュジカル
コンサート、終わりました。
今回もたくさんご来場いただき、ありがとうございました。
いつもよりは疲労が少なかったかも…です。
12月は、直前に根を詰めて練習をしてしまい、当日首は痛いわ腕はだるいわで、最悪のコンディションになってしまったので、今回は心がけてストレッチをしたり睡眠不足にならないようにしたりしましたからでしょうか。
ベートーヴェンも大変とは言え、そこはやはり古典派ですから、ラフマニノフとは違いますしィ…。
ベートーヴェンの演奏の出来としては7割くらいでしょうか…。
2楽章を弾いているとき、どなたかの携帯電話が鳴ったのは驚きましたが、若干集中力を乱されてしまいました。
次回からは、開始時に注意事項を述べたいと思います。
途中で出入りしている…だろう気配もありましたし…。
とは言え、自分自身は緊張することもなくソコソコ楽しく演奏しました。
秋山さんの歌も深みがあってよかったし、春本さんもいい音色で演奏していて、全体に充実したコンサートになったように感じました。

今回のドレスは、リサイタルの連弾で着たスカートの、上の部分を完成させました。
前半のソロの時は続いて歌の伴奏があるのであまり派手になるのも…と思って、上だけを着て下は黒のスカートにし、ベートーヴェンの時に上下揃いにしました。
 

毎回、開演前の準備で走り回ってしまいますが、以前はそうしんどいとも思わなかったのが、この頃は何かしんどい…よく考えてみると、ホールが広くなったからかも…です。
地下のアートホールの時は動き回る部分が少ないですからね。
そんなことも関係あるか…と気が付いたわけです。
とても自分たちで準備する余裕がなくなって、最近はもっぱらうちの生徒さんにお願いしてしまっていますが、次回からはボランティアでお手伝いしてくださる方がいらっしゃったら…と思い、コンサートの最後にお願いをしましたところ、数人の方が協力しますと声をかけてくださって、ありがたいことです。
また次回に向けて、準備を始めねば…。




モーツァルトのトルコ行進曲

2014-03-15 20:45:46 | ラ・プロムナード・ミュジカル
明日のコンサートの最初に弾くのは、モーツァルトのトルコ行進曲です。
1月のリサイタルのアンコールでも弾きましたが、その時は繰り返しをせず、でしたから、今回は全部繰返しをして弾きます。
繰返しをする練習をしておかないと、うっかり1回で次に行ってしまいますから、ここ数日はその練習。
ここ数日は録音をとって練習していますが、演奏時間は毎回全く同じです。
古典派ですから必要以上にルバートもしませんし、長年弾いて身に付いてしまっているからでしょうか、同じテンポで弾いているということですね。
曲名は、通称で「トルコ行進曲」と言われていますが、正式には「ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331 第3楽章トルコ風」です。
このピアノ・ソナタは、「ソナタ」と言うのに、ソナタ形式楽章がないという、不思議な曲です。
トルコ風というのは、当時流行っていたトルコの軍楽隊の音型を取り入れたことによります。
ベートーヴェンもトルコ行進曲を作っていますが、趣は全然違いますね。
ベートーヴェンの方はけっこう弾きにくいです。

コンサートは明日、本番でボケないように、今日こそは早く寝たいものですが…。


気温の変化

2014-03-13 23:50:41 | 日記
ここ数日、暖かくなったり寒くなったり…ですね。
明日明後日は寒くなるとか、でも、コンサートの日曜日は暖かくなるようで、やれやれです。
今日も灯油販売車が来ましたが、買わず…。
まだ一缶あるし、来週は三男の引越しの為に東京へ行くので、その間に少しは暖かくなるだろうし、ということで、やめました。
灯油も結構値が張りますから、まぁ寒かってもこの時期ならエアコンで大丈夫でしょう…ということにしました。
昨年はこの時期、サクランボの花が咲き始めていたようですから、それに比べると春の訪れは遅いですね。

今日は、モーツァルトのトルコ行進曲について書こうと思っていましたが、一日中断続的にレッスンをしていたので、時間に余裕がなく、明日にします。
本番の時間帯にしっかり覚醒しているように、ここ最近は早寝早起き…早寝がなかなかですが…しているので、早く寝ないと…。

ベートーヴェン:熱情ソナタ

2014-03-13 00:02:23 | ラ・プロムナード・ミュジカル
コンサートまであとわずか、ベートーヴェンの難しさを日々感じています。
起伏の激しい熱情ソナタに、どこまで気持ちがついて行くか…がポイントでしょうか。
熱情ソナタは、ベートーヴェン中期の大傑作のひとつで、1805年ごろに完成されたとみられています。
同じ頃、あの有名な「運命」交響曲も作られていて、この時期の特徴なのか、ベートーヴェンの作品の中でも特に激しい音楽となっています。
1楽章、3楽章では情熱が熱風のように吹きまくり、その間には安らぎの2楽章が深い音楽を奏でる…そんなところでしょう。
嵐のような音楽が、圧倒的は迫力で迫ってくるところから、後にハンブルクの出版屋クランツによって「熱情」と名付けられ、今に至ります。
音楽的には非常に激しいですが、曲の構成は実に冷静にうまく作られています。
演奏は高度な技術が必要で、気持ちの上でも緊張が緩むことがなく、ホントに難しい曲です。

1楽章はヘ短調で、第1主題の後、第2主題がソナタ形式の定説通り平行長調の変イ長調で出てきますが、第2主題部が長くなっていて、変イ短調の第3の主題をはさんでいる…という形になっています。
第2主題部ニ短調部分を入れるという形は、ベートーヴェンより古く、ハイドンがやっていたことです。
ベートーヴェンは、ソナタ形式の調の関係について、いろいろと定説から外れる斬新なことをしています。
再現部では、第1主題はもちろん主調のヘ短調ですが、第2主題がヘ長調になるという、基本から外れる転調をしています。
本来なら主調であるべきですが…。
ちょっとややこしい話になりましたが、ソナタ形式で重要なのは調性ですからね。
そしてこの曲の特徴の一つは、運命のモティーフが使われていることです。
「タタタタン」という同音反復のモティーフです。
アチコチに出てきますし、伴奏にも使われています。
「運命」と同じ頃の作曲ですから、きっとこの音型が気に入っていたのでしょう…と、勝手な想像をしてみる…。
ピアノで同じ音が延々と続くのは、弾きにくいですね。

2楽章は打って変わって非常に静かで、心穏やかな曲になっています。
コラールとでもいう感じですね。
変奏形式になっていて、だんだん音が細かくなっていきます。
これが何とも言えず、いいのですよ。

そして3楽章はまた激しさが戻ってきます。
これも嵐…でしょうね。
変則的なソナタ形式で、第1主題はピアニシモの分散和音で始まりますが、同じ分散和音でも、21番のワルトシュタインとは趣が全く異なります。
私はワルトシュタインの方が好きですが、もちろん、この曲もいい曲です。
ワルトシュタインは、熱情よりちょっと前に作られていますから、ベートーヴェンは同じ時期には同じ楽想をよく使ったということでしょう。
でも、これだけ大きく雰囲気の違う曲が作れるのですから、やはりベートーヴェンはすごい!!

ひところ話題になった、偽ベートーヴェンとはわけが違います。
歴史の中で残ってきた曲はやはり重みが違いますね。
風貌や身体的特徴が似ているからと言って、歴史上の偉大な人物の名を利用して言うのは、どうかと思いますね。

お勧めCD
ルドルフ・ゼルキン ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
ダニエル・バレンボイム ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」
ウラディミール・アシュケナージ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ<悲愴><月光><熱情>