茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

スパイ・ファミリーに行ってきました

2023-03-18 17:37:00 | 舞台・コンサート
今日は、ミュージカル「スパイ・ファミリー」に行ってきました♪
帝劇の2・5次元は、とても贅沢です。
生のオーケストラに、複数の盆を使った素早い場面転換、本物そっくりの映像。
アニメに忠実な脚本と耳に馴染む音楽、本格ミュージカルの機構を存分に使った舞台は、軽妙で、楽しめました。
とにかく人気で、なかなかチケットがとれず、最後のチャンスの補助席での観劇。
眺めは悪くなかったものの、お尻は一幕めですでに限界となりました。
鈴木ロイドさんは、かっこよくて、ビジュアルは申し分ありません。
歌は‥。
佐々木美玲さんは、スレンダーで天然なヨルにぴったりでした。
トイレに並んでいたら、アニメの声にそっくりだと誉めている人がいました。
原作ファンを納得させられたのならば、大成功ではないでしょうか。
福地アーニャも、ダンスが生き生きとして、明るくかわいかったです。
三人とも、カーテンコールであったかい拍手をたくさんもらっていました。

今日の舞台は、完全にいつもの帝劇とは違う客層でした。
紳士用トイレが大行列になり、子どもも結構きていました。
東宝さんも、生き残りのために、これまで帝劇に来たことのない人の掘り起こしをしているんだなと思います。
主演の二人(三人)は、正直、「いつもの帝劇」の大舞台に立つにはまだまだ早いと思うけれど、客層の違う今日の舞台では、ちゃんと務めを果たしていたと思います。
お疲れ様でした!
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あっきーの舞台です!

2023-03-11 08:53:00 | 舞台・コンサート
あっきーの夏が決まりました。
最初この画像を見て、今さら『デス・ノート』?と思ってしまいましたが、違いました。
韓流ミュージカルの『DEVIL』です。

昨日、あっきー友からのLINEで知ったのですが、よく見たら、ファンクラブからもメールも届いていました。
再演とあるのは、2021年のプレビュー・コンサートバージョンがあるからだと思いますが、あっきー以外のキャストはほとんど全とっかえみたいだし、演出も荻田さんになっているから、実質的には初演だと思います。
2021年の夏から冬にかけては、コロナだけでなく、仕事や茶々子のことで大変な時期だったので、公演は知っていましたが、配信も含め全スルーしていました。
改めて韓国版の動画をチェックしたのですが、韓流ミュージカルっぽい感じだなと思いました。
楽しみにしたいと思いますが、『ムーラン』と公演期間がかぶるんですね。
7月に入ると仕事がたてこむので、上手にスケジュールを組みたいと思います。

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心の洗濯

2023-02-26 19:57:00 | 舞台・コンサート
今日は、東京文化会館のコンサートに参加させていただきました。
あっきーは、観客がいてコンサートが成立すると言ってくれるので、あえて参加と言わせていただきます。

あっきーの歌声を存分に浴びて、たくさん刺激をもらって、明日からまたお仕事です。
ピアノの園田涼さんとの「スペイン」がすごくて、来年もまたここで聴きたいと思いました。
懐かしい曲も多く、ここでこの曲を歌うのはなぜなんだろうと、ちょっと深読みをしたくなりました。
セットリスト、どこかに出ていないかな?

園田涼さんと初めて会ったのが石井一孝さんのコンサートだったというエピソードを聞いたので、なんだかこのロビー花も、ゆかしく思われます。
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「チェーザレ〜破壊の創造者」大千穐楽

2023-02-05 16:54:00 | 舞台・コンサート
大千穐楽公演、行ってきました。
15日の公演から今日までの間にすごく深化していて、感動しました。
今日は、お父ちゃんが一緒だったので、写真も撮ってもらいました。
顔隠すんなら、アップするいみある?ですが、アップします。
大千穐楽らしい盛り上がりで、ロドリゴお父さんは、サービス精神満点で、ノリノリでした。
相変わらずベテラン勢の力強さに圧倒されましたが、キラキラの若手たちも、すごくしっかりしてきたなと思いました。
挨拶の最後で、嬉しいBlu-ray発売のお知らせもありました。
詳細発表が楽しみです。


さて、とっても綺麗でかわいかったラファエーレ丘山晴巳さん。
幟がとても綺麗に撮れたのでアップします!


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ムーラン・ルージュのキャスト発表!

2023-02-02 18:01:00 | 舞台・コンサート
ずいぶん待たされましたが、やっと、キャストが発表になりました。
「ジェーン・エア」以降のスケジュールが全く出てこないので、多分、当確なんだろうなと思っていましたが、井上芳雄さん、ご出演おめでとうございます♪
はまめぐさんが出ないのにはびっくりしましたが、平原綾香さんも望海風斗さんも素敵な方だし、橋本さとしさんも出演されるので、すごく楽しみです。
でも、チケット取れるかな?
とれますように!

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King Arthur (書き直しています)

2023-01-22 07:18:00 | 舞台・コンサート
フレンチミュージカル、キング・アーサー。
なぜか記事が消えてしまったので、びっくりしています。
操作を間違えたのかな?
同じ記事は書けないので、備忘録として、新しく書き直して掲載します。

ホリプロの最速先行でチケットをゲットして、楽しみに待っていたミュージカルです。
大好きな「ロックオペラモーツァルト」と同じドーヴ・アチアさんの作品です。
フレンチミュージカルは、とにかくダンスがカッコよくて、シャウトする歌でグイグイ引っ張っていくのが魅力です。
なので、ダブルキャストは、歌える人で選びました。

私が観たのは、17日のソワレです。
初台の新国立劇場中劇場。
初日から公演中止になっていたので、この日のマチネが初日の舞台でした。
浦井健治くんは、運命に導かれ、悩みながら王として成長するアーサー王のイメージにぴったりです。
ライバルのメレアガンは伊礼彼方さんと加藤和樹さんなので、すごく迷ったのですが、あっきー繋がりのかずっきーさんを選択。
激しくシャウトするかずっきー、でした。
伊礼さんのパワフルな歌も聴きたいです。
ランスロットは、太田基裕さん。
「ジャージー・ボーイズ」ではあまり歌っていなかったので、新鮮でした。
グネビアは、小南満祐子さん。
この年代の女優さんの中では、歌も演技も安定感しているし、「王家の紋章」の再演を観た経験から、正直、宮澤さんの選択肢はありませんでした。
「王家」も、初演の時はそんなに悪くなかったので、この舞台で、ちゃんとリベンジしてくれていたらいいなと思います。
さて、この舞台を知って、見に行こうと思ったのは、トリッキーな魔術師マーリン役で石川禅さんが、魔女モルガン役で安蘭けいさんが出演されると知ったからです。
禅さん大好きです。
どんな小さな役どころでも、禅さんがいると安心するんですよね。
この作品のマーリンは、アーサーの父親がわりであり、王に導く師として存在しています。
最近の禅さんが得意とする役柄です。
トリッキーな部分は抑えてありますが、禅さんが演じると、独特のユーモアがあって、ほんと、不思議な役者さんです。

魔女のモルガン役の安蘭けいさん。
「蜘蛛女のキス」・「血の婚礼」と、全く違う役所を魅力的に演じていらしたので、今回の仇役はすごく楽しみでした。
メレアガンのような単なる仇役(に私には思えました)はではなく、アーサーの陰の部分を象徴する存在でもあり、複雑な感情を抱えたモルガンを、魅力的にパワフルに演じています。
この二人がいる舞台は、行きたい!と思ってしまいます。

客席の熱量も高く、すごく盛り上がっていました。
アーサー王物語って、いろんな伝承のつぎはぎみたいなところがあって、未だによくわからないところがあるのですが、このミュージカルはすごく分かりやすかったので、予習しなくても十分楽しめると思います。
私は2階席1列目ほぼセンターという、舞台がしっかり見える席をゲットしていたので、流石に細やかな表情は確認できませんが、ダイナミックなダンスや歌、照明なんかも存分に楽しめました。
この劇場なら、2階席も悪くないです。

リビしたいけど、繁忙期に突入したのであきらめていますが、ホリプロの舞台は映像化さらたり、CSでオンエアされることも多いので、期待したいと思います。










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チェーザレ〜破壊の創造者

2023-01-15 21:48:00 | 舞台・コンサート
明治座に行ってきました。
3年越しの「チェーザレ」です。

明治座名物、垂れ幕。
気分が盛り上がります。

「チェーザレ〜破壊の創造者」
3年前のチラシと同じ構図ですが、スクアドラロッサの4人は全とっかえです。
ジョバンニ・メディチ役だった平野良さんは、クリエで「ファースト・デイト」の主演(あっきーがやっていた役)です。
3年って、そういう時間です。
明治座名物、幟り。

これ見ると、お芝居気分が盛り上がります。

あっきー、カッコいいです!
だって、チェーザレ・ボルジアですもん。
「優雅なる冷酷」です。(作品は違います)
明治座が、新しくオケビを作ってまで世に出したかった作品です。

私は惣領冬実さんの原作漫画の大ファンです。
原作ものって、微妙になることが多いのですが、全12巻のエッセンスをギュギュッと2時間半に詰め込んでいて、お見事でした。
また、衣装も本当に素敵でした。
近くに寄って、じっくり眺めてみたいです。
写真じゃ分かりにくい質感みたいなもの?を確かめてみたい気分になりました。
それから、回舞台を存分に使った素早い場面転換も、原作のイメージ通りでした。
もちろん、原作や背景を知らなくても、青春時代のエピソードとして楽しむこともできるし、over40sのおじさんたち、別所哲也・岡幸二郎・今拓哉・藤岡正樹、みんな「レミゼ」の主要キャスト経験者ですよね。
声量はすごいし、ミサ曲は情感豊か。
こういう重鎮たちが脇を締めているなんて、すごく贅沢です。
横山だいすけお兄さんも、役柄にハマっている感じがしました。
あっきーはね、あっきーでした。
EXILEの人は、動きがすごくカッコよくて、流石ダンサー!
台詞回しなんかもうまくて、ミゲルっぽくてよかったです。
正直不安いっぱいだったのですが、満足して帰ってきました。
これで、明日からまた頑張れます。

撮った写真をいくつかご紹介。

惣領冬実さんの直筆イラスト。
立派な胡蝶蘭。

ロビーに翻る家紋のペナント。
ボルジア家は、赤い牛です。

途中の和菓子屋さんに、ポスターが貼ってありました。
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しびれ雲 本多劇場

2022-11-27 16:59:00 | 舞台・コンサート
下北沢の本多劇場で、「しびれ雲」を観てきました。

ケラさんの舞台は、WOWOWで「陥没」を観たことがありますが、実際に劇場で観るのは始めてです。

劇場は下北沢駅からすぐ。
あっきーの「赤い壁の家?」で来たことがありますが、多分、それ以来です。
ストレート・プレイなので、会場はいつもとは違った雰囲気。
年配の男性が多かったです。

この舞台があったから、芳雄さんは「エリザベート」の東京公演に出なかったのだと思うと残念なのですが、でも、とても素晴らしい舞台でした。
たくさん笑い、ほろっとさせられ、笑いながら涙を流してるのに気づく。
あったかくて、優しい、年末に見るのにふさわしい舞台だなと思いました。

私が子供の頃、土曜日の昼下がりに吉本新喜劇の舞台をテレビで流していました。
たくさん笑って、ほろりとさせられて、さあ、明日は日曜日だ!と、元気をもらっていました。
「しびれ雲」も、そんな舞台です。
関西弁ではなく、独特な方言で綴られる人情劇。
懐かしくて、ほっこりしました。

出演者は豪華で、私の大好きなともさかりえさんに、緒川たまきさん、松尾諭さん、三宅弘城さん、富田望生ちゃんと、人気も実力も兼ね備えたキャストが勢揃いしていました。

春の「奇蹟」、夏の「血の婚礼」、そして冬の「しびれ雲」。
今年は、ミュージカルじゃない舞台にも結構通いました。
舞台装置の動かし方や、ステージングなど、ミュージカルではあまり気にならない部分の緻密さや面白さに気付かされることも多く、楽しい一年でした。
今年の私の観劇は今日で最後ですが、なかなか実り多い一年だったと思います。
来年も、いっぱい行くぞ!
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エリザベート・コンサートin シェーン・ブルン公園

2022-11-06 08:54:00 | 舞台・コンサート
WOWOWに加入していてよかった^_^
最近、あまり見たいものがなく、そろそろやめようかと思っていたのですが、ひさびさにテレビにかじりつきました。
今年の夏に開催されたイベントです!
コンサート版とはいえ、台詞もあるし、衣装や振り付けもほぼ、本公演に近い。
階段の中程にある鏡の額縁が唯一の舞台装置といえるのですが、この階段と額縁もなかなかいい仕事をします。
また、二幕のはじめには、本物の馬車も登場します。
そして、まだ明るい時間に始まり、夕暮れの結婚式の場面は、まさしく夕暮れの中、結婚と共に夕闇が濃くなり、まさしく「闇は広が」り、藍色の空へ。
二幕めは、漆黒の空のもとです。
野外コンサートならではの、自然の演出もあいまって、物語にひきこまれました。
キャストたちの力強い大迫力の歌声もすばらしくて、本当に感動しました。

とはいえ、宝塚・東宝の「エリザベート」しか見たことのない人には、驚きも大きかったのではないでしょうか?
革命家のいないカフェ、エーヤンどこに行った?
なにより、エリザベートの過剰すぎるまでの自己愛。
宝塚・東宝のエリザに慣れていると、エゴむき出しのエリザには恐怖を覚えます。
私は、2007年に梅田コマ劇場での来日公演を見ています。
その時にウィーン版のDVDも買ったのですが、字幕がないのとやっばり違和感が強くてほとんど見ていません。
でも、また引っ張り出して観てみようかと思います。

今回、エリザベート役はマヤ・ハクフォートさんですが、若い頃のエリザベート役は別の女優さんでした。
初演からエリザベートをつとめたマヤさんは、若い頃の美貌の皇后役は確かに厳しかったと思います。
一幕最後の「私だけに」の時、なんだかエゴ剥き出しの怪物のように見えて震えました。
迫力がありすぎました。
皇太子役は、来日公演にも来ていたラカス・ペルマン!
確かに、年はとったけど、まだ、かっこよくて嬉しかったです。

今日は一日のんびり、エリザのDVDでも観て過ごそうかな?
 

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JERSEY BOYS Black 東京千穐楽公演

2022-10-29 13:10:03 | 舞台・コンサート

「JERSEY BOYS」チームBlackの東京千穐楽公演に参加してきました。

開幕直後の舞台はなんとなく流れが悪くて、少し残念な思いがありました。

いろんなことがあったから、やっぱり影響していたんだと思います。

でも、きっと公演を重ねるごとに、キラキラしたあっきーに会えると信じてもいました。

昨日の千穐楽公演は、とてもあたたかな公演でした。

そして、なにより明るい笑顔のあっきーに会えて、すごく嬉しかったです。

お約束のアンコールタイムは、今回は1階席だったので、思いっきりライトを振って、盛り上がりました。

素敵なハーモニーをありがとう!

遠征は無理なので、残念ですが、今回の私の「JERSEY BOYS」はこれでおしまいです。

挨拶の中で、あっきーが、再演を重ねられる幸福について語っていました。

それを聞いていて、帝劇での再演を、ちょっと期待しています。

今回、大好きだった海宝直人・太田基裕のWボブがいなくなったように、メンバーは入れ替わっていくのだと思うけど、あっきーにはもう少しだけ、16歳のフランキーを演じて欲しいです。

日生劇場のミラーボールの光の海も素敵でしたが、帝劇のミラーボールの下で、歌うあっきーに会いたいです。

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ジャージー・ボーイズ 2022.10.09

2022-10-09 22:20:00 | 舞台・コンサート

ずっと待っていた公演ですが、今日の舞台はなんとなく重たくて、弾まない感じがしました。

もしかしたら、それは演出の変更なのかもしれないし、演者側の本読みが深まったからなのかもしれない。
箱が変わって、クリエのぎゅっと詰まった空間から、日生劇場の豪華な空間になったからかもしれないし、これまでなじんだキャストではなくなったからかもしれない。
何度か台詞の流れが止まるような場面があって、集中力が途切れる時がありました。
昨日が初日で、まだ舞台が温まっていないということもあるのかもしれません。
それから、音のバランスも、なんとなく気になりました。
だから、今ひとつ舞台に入り込めない感じでした。
少し、期待値が高すぎたのかもしれません。
 
ところで、今回はじめて中2階のグランドサークル席に座りました。
「ジャージー・ボーイズ」のセットは背が高いから、とても見やすくてよかったです。
 
何だか辛口ですが、このあと、どんなふうに変わるのか、楽しみにしたいと思います。
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ジャージー・ボーイズ

2022-10-09 17:37:00 | 舞台・コンサート
「ジャージー・ボーイズ」にやってきました。
4年ぶり?

さっそく、プログラムとアンコール用の軍配型のペンライトを購入。
コンサートの時に買ったのとは、今回は色が違うので、必要経費です。

あっきーはチーム・ブラックなので、イメージ・カラーはパープル。
ところが、写真を撮ったら、あら不思議、こんな風に青くなっちゃいました。
光の悪戯ですね。

こちらは、ピンクだったのですが、パープルっぽい色になりました。

本当は、帝劇のセンターに立つあっきーに会いたかったけど、この日生劇場は、「モーツァルト」で私があっきーに初めて出会った劇場でもあります。
あれも、10月でした。

いろんな思いが混じりあって、何だか、もう泣きそうです。


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なんか、泣きそう

2022-10-09 17:13:00 | 舞台・コンサート
日比谷駅を出たら、こんな大きな看板がお出迎え。

もう、泣きそうなんですけど。

日生劇場。
もうすぐ会場時間です。

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血の婚礼

2022-09-18 21:11:00 | 舞台・コンサート
8月にイベントに参加した「血の婚礼」の舞台を観てきました。
イベント後、岩波文庫でしっかり予習をして、どんな舞台になるのか、楽しみにしていました。
「血の婚礼」というタイトルですが、舞台上に血は流れません。
もちろん、バトルシーンはありますか、洗練されたダンスのようで美しいです。
この「血」は、「血筋」とか「血縁」という意味合いで、「血みどろ」という意味ではなく、因襲的な古い田舎を表しているようです。

結婚式当日に花嫁を略奪するレオナルド役は、木村達成さん。
最近、いくつかの舞台で拝見して、気になっている一人です。
今回は、ワイルドなレオナルド役。
激情のまま、滅亡に向かって疾走するヒリヒリするような熱い危険な男を体現しています。
彼が登場すると、舞台の上に緊張が走ります。
かっこいいです。
今回の戯曲では、登場人物が整理されていて、その分、物語がシンプルでわかりやすくなっていました。
また、ロルカの戯曲では「3幕7場の悲劇」となっているのですが、今回は1幕が90分、2幕が45分の2幕ものになっています。
1幕で花嫁の略奪まで一気に物語が進み、2幕は、ちょっと不思議な詩的とも言えるシーンの後、激しいバトルと、よくわからないラストへと流れ込んでいきます。

珍しく、開演前と終演後は、劇場内での撮影もOKでした。
物語はこのシンプルな白い壁に囲まれた家から始まります。
舞台の脇も塞がれていて、イメージとしては、大きな棺桶でしょうか?
どこから登場するのかと思っていたら、客席からでした。
すぐ横を母親役の安蘭けいさんが通り過ぎていって、びっくり。
コロナで封印されていた演出も戻ってきましたね!
この閉塞感溢れるセットですが、演者が触ると壁の一部が壊れて、ドアや窓になります。
窓やドアになることによって外の世界とつながったり、風景が覗けるようになり、象徴的で面白い舞台装置だと思いました。
1幕が終わるとこの壁がなくなり、一面、茶色い山肌に変わります。
(幕間の休憩時間に、山肌の整備が行われていました)
そして、終演後の風害がこれ!

白い枠は、ラストシーンの部屋を暗示するための窓枠であり、ドアです。
男たちが死んで、残された女たちの心象風景みたいでした。
 
今回、面白い演出がたくさんあって、久々に演劇見たぞって思いました。
ストップモーションやスロー・モーションが効果的に使われ、白い壁も、レオナルドの家では照明で赤く染められ、また、月があんな形で(ナイショ)登場するなんて思いもしませんでした。
不思議だけど、なんか楽しい幻想的?なシーン。
あれは、やっぱり安蘭けいさんだからこその演出だと思います。
「蜘蛛女」のワンシーンみたいでした。

ドキッとするようなイメージですが、いやらしさは全く感じない舞台です。
もっとドロドロしたものを期待していた人には物足りないかもしれませんが、私はこういうの、好きです。
 
久々に長い記事になりました。
おやすみなさい。
 
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ダディ・ロング・レッグズ

2022-08-15 16:40:42 | 舞台・コンサート



シアター1010で、昨日幕が開いたばかりの「ダディー」を観てきました。
すごく大好きな作品が、上白石萌音さんという新しいジルーシャを迎えて、ますます素敵になっていました。
昨日が初日だと思うのですが、びっくりするくらいの完成度です。
坂本真綾さんのジルーシャが刷り込まれているので,ネットやTVのニュースを観て、「ちょっと違う?」と思っていたのですが、一曲目の「一番年上のみなしご」が終わった時にはすっかり心を掴まれていました。
萌音さんのジルーシャはとても魅力的で愛らしく、少女から大人の女性へと成長するジルーシャそのものです。
時にコミカルに、時にシリアスに、変幻自在の演技力と情感溢れる歌声。
そして、彼女は芳雄さんとの相性がものすごくいいんですよね。
歌声の相性はもちろんですが、年齢差や身長差も絶妙で、物語に説得力が増したように感じました。
物語の優しさと萌音ジルーシャに癒され、劇場を出たら、萌音さんからプレゼントが用意してありました。


ミルキーです。
わあ、癒されます。
ありがとうございました^_^



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