９月のミス・サイゴン

初の別所エンジニア（市村さんしか見たことなかったんですが）でした。
市村さんの印象が強すぎて、まず、やたらでかいのが気になりました。
こぎたない格好だとジャンバルジャンみたいに見えて、違和感。
歌だって全然悪くないんだけど、慣れです。
知念ちゃんのキムも、玲奈ちゃんや新妻ちゃんに負けていません。
ソニンちゃんはみてないけど、キムについては当たり外れはない気がします。
泉見くんのトゥイも鬼気迫る感じがしました。

今日はＡ列、つまり最前列。
今まで気づかなかった生の声や、細かな演技や表情、知念ちゃんの太ももの虫に刺された跡までしっかり見えたけど、反対に視野が狭いから、舞台全体は把握できません。
２幕冒頭のブイドイは、モニターが上過ぎて見にくかったし、サイゴン陥落の場面は、少し引いたところから見た方が絶対いい。
最前列は嬉しいけど、そこがベストかと言われたらむずかしいかな？
今日の客席は空席も多く、ちょっと淋しい感じでした。
でも、週末でもなけりゃ、普通はこんなもんなんだろうなあ。
ロングランだからって、そうそう何度も通えないし、なじみのない新キャストだと、ちょっと博打みたいなとこがあるから、帝劇みたいにチケット代が高いのはちょっと。
当日券は窓口でハーフチケットにするとか、思い切ってセカンドは割り引くとかしたらいいのにね。
井上君以外のクリスも見たいけど、お財布が風邪ひきそうだから、やっぱり井上君の楽で最後です。
博多座には、いくらなんでもいけないから、帝劇の楽は入り待ち出待ちするぞ～と決意して、今日はおとなしく帰ります。

スカーレット・ピンパーネル

新聞の劇評も良かったので、かなり期待していたのですが、素敵な舞台でした。
安蘭けいさんは、１月のエル・アルコンでみせたダークヒーローの魅力から、お笑いもこなす正統派ヒーローに変身！
完全に私のツボにはまりました。
コーラスと群集に弱いんですね、私。
ちまちましたミュージカルがダメって言うんじゃないけど、舞台からおっこちそうなやつが好み。
宝塚は、もしかして私のツボそのもの？
ちょっと休憩して、帝劇に移動します。