
お茶会から1ヶ月。
「アリス・イン・ワンダーランド」をやっと見に来ました。
ロビーはとてもかわいらしく飾り付けられていますが、内容は、意外にハードです。
童話の登場人物は出てくるけど「不思議の国のアリス」というよりは、この間見た「ウィズ」に近いかも。
(あの報道で、お兄ちゃんは今、大変に悲しんでいます。)
ストーリーは、ありがちといえばありがちで、仕事も家庭もボロボロだった中年作家アリスが、夢の中で自分を発見する物語。
発見するけど、問題は何も解決していないのが現実的です。
この終わり方って、どうなのかな?
ちょこっとはぐらかされた気分になります。
おとぎ話のようにすっきり解決して、力業で観客を納得させても良かったのでは?と、悩みを抱える中年女は思ったのでした。
さて、ものすごくキャッチーな歌ばかりで、ダンスも含めて、ショー的な部分はすごく楽しいです。
セットも映像に頼らないでちゃんと工作してありました。
この点、私的には高評価です。
そして、指揮者は塩田さん。
もう、すごいノリノリで棒振ってました。
跳ねたり踊ったり、拍手をあおったり。
「楽しまなきゃもったいないよ!」みたいな感じでした。
全体的には、悪くはないけど、ちょっとどうかな?という感じ?
一人一人のキャストさんについては、家に着いてから、ゆっくり書くことにします。