茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

アリス・イン・ワンダーランド

2012-12-09 17:29:05 | 舞台・コンサート
あとで、と言いながら、ちゃんとした感想を書かないままでした。
少しだけ、気持ちと体に余裕ができたので、このへんで感想を仕上げたいと思います。
「アリス・イン・ワンダーランド」の主人公アリスは、仕事も家庭もぐちゃぐちゃで、その理由を「わたしのせいじゃない」と思っているキャリアウーマン。
無理ばっかり吹っかけてくる編集長や、「僕にできることがあれば」と口ばっかりの夫とか、反抗期でツンツンした娘にイライラ。
ああ、わかる、そうよそうよと、実に共感できるヒロインでした。
そんなアリスが、ウサギを追いかけて外に飛び出した娘・クロエを追いかけて不思議な国に迷い込み、冒険をする中で、自分を発見していく物語です。
何度も繰りかえされる「あなたは誰?」「なにをすべきかではなく、なにをしたいか」といった、いかにも自己啓発本的な言葉が気になりますが、ちょっとほろ苦い、大人のファンタジーです。
主演の安蘭けいさんは、このアリスを、等身大の女性として、とてもキュートに演じていらっしゃいました。
シビアなテーマのくせにコメディーっぽい作品は、安蘭さんにぴったりです。
ちょっと「スカーレット・ピンパーネル」っぽい気がしたのは、2幕目の戦いのシーンのせいだけじゃないと思います。
歌も芝居もダンスも殺陣もの、なんでもありのこの作品。
なんでも器用にこなせて、サービス精神旺盛な安蘭さんならでは、という気がしました。
嫉妬や怒りといった、アリスの負の感情を人格化した帽子屋役は濱田めぐみさん。
この人の歌声と存在感はすごいです。
パワフルに歌い上げる「イカれた帽子屋」や「勝利者は私だ」はとてもカッコイイです。
聞いていて、すごく気持ちがいい声だと思いました。
さて、このお話の中で、私が一番好きな男優は、石川禅さんです。
もともと禅さんの独特の、誠実そうに見えて、どこかとぼけた味が好きでした。
今回は、口ばっかりの頼りにならない夫と白のジャック役です。
白のジャックは、アリスの頭の中の夫のイメージなのですが、本当にお馬鹿で残念なひとです。
でも、決して悪人ではなく、アリスのことも、愛しているんですよね。
ジャックの歌う「君のヒーロー」は、80年代のアイドルっぽくてすごく面白い。
若手では、田代万里夫くんの白ウサギ(アリスの繊細さや臆病さ)がすごくかわいかったです。
柿澤勇人くんのエル・ガト(アリスの好奇心)やJOYの芋虫(アリスの誠実さ)など、それぞれ、すごくはまっていたように思います。
渡辺美里のハートの女王(アリスのバランス感覚?)もおもしろかったです。
原作とは違い、全然わがままでもおこりんぼうでもない女王様で、むしろ、太陽のようなイメージでした。
負の感情は、すべて帽子屋が受け持っているからなのかな?
派手な衣装をすごくチャーミングに着こなしていました。
ミュージカルシーンは、どれもすごく楽しいショーになっていて、楽しめました。
9名の振り付け師による競演は、個性的で見応えがありました。
なんでも、再演が決定したらしいですね。
今回、1回しか見に行けなかったので、ちょっとうれしいです。
でも、安蘭さんなら本当は「CHESS」の再演の方がいいなだけどなあ。
まだ、だめなのかなあ。
以上!
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ちゃちゃちゃの茶々子

2012-12-09 13:31:02 | 茶々
茶々子でーす。
昨日、遅くまでフィギュアスケートを見ていて、我が家は全員おねぼうしました。
それでも、7時起き。
世間的なレベルでは、十分な早起きかも。
ママは、今日は「家事の日」だそうで、午前中、台所でゴソゴソやっていました。
どうせなら、茶々子にも、なにか美味しいもの、作ってくれないかなあ。
そうそう、今日は「大安」とかいう、スッゴくいい日なんだって。
おひさまもぴかぴかで、確かにいい感じよね。
きょうは、絶好の惰眠ング日和。
これからも「惰眠ング日和」、まちがえた、「茶々日和」をよろしくね!?
(茶々子)
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