「これがあれば、短時間でトロトロのシチューや角煮ができる!」と、お父ちゃんに猛アピールして、マイコン電気圧力鍋をゲットしました。
前から圧力鍋には興味があったのですが、火加減や圧力調整が面倒そうだし、煮物なら、ストーブ君という頼もしい味方がいるし、台所にこれ以上調理器具を置くのもどうかと躊躇していました。
でも、マイコン電気圧力鍋なら、ボタンを押せば、あとは放ったらかしでも大丈夫、と聞いて、冬のボーナスが入ったら、絶対欲しい!と思ったのです。
正直、圧力鍋だからと言って、ものすごく時短になったわけではありません。
たとえば、「シチューなら15分」と書いてあっても、圧がかかるまでに5分、減圧には20分くらいかかります。
だから、調理時間そのものはそんなに変わらないのですが、コンロのそばから離れてもいいというのは、それだけでものすごい利点です。
たとえるなら、ニ槽式洗濯機から全自動洗濯機になった時、洗濯時間そのものは長くなったけど、洗濯物を移し替える手間隙がなくなったあの便利さです。
もちろん、ボタンひとつでお任せというわけではなく、美味しく作るには、食材の下拵えや調味料をあらかじめ混ぜておくとかの準備は必要です。
でも、それさえやれば面倒な火加減もいらず、外出していようが昼寝していようが、ちゃんと一品出来上がっているというわけです。
さっそく作ったスネ肉のシチューです。
肉と野菜はあらかじめバターで炒めてから鍋に入れ、デミグラスソース以外の調味料と水を入れて圧力4で15分セット。
デミグラスソースは、減圧が終わったあとに蓋を取って入れるので、すぐに食べるより、少し寝かせてからの方が味も落ち着いて美味しくなります。
1時間弱でトロトロお肉のシチューができあがりました。
今日は、豚の角煮に挑戦しました。
角煮ボタンがあって、レシピ例では、そのまま水や調味料を入れるだけとありましたが、それでは脂でギトギトすると思い、軽く肉の表面を焼き、ネギの青い部分と生姜を入れて軽く煮てから鍋に入れました。
また、少し時間を置いて味を染み込ませることで、大満足の角煮ができました。
今年はおせちに角煮が仲間入り出来そうです。
明日は、牛スジでスジカレーを作る予定です。