我が家の恒例行事。
博物館に初もうで。
「ウシにひかれてトーハクまいり」に行ってきました。
今年はコロナ対策のため、事前予約制。
日時指定の前売券をとっていたので、スムーズに入館できました。
マスコットもマスクで感染予防を呼びかけています。
毎年、このあたりまで長い入館の列ができていたのですが、ご覧のようにほとんど人がいません。
コロナ感染者が増えた影響か,予定されていた太鼓や獅子舞のイベントも全て中止。
私が楽しみにしていたカレンダーの配布も中止でした。
くすん。
静かで,人も少なく,ゆっくり鑑賞できたのは,ありがたかったけど、なんだかさびしかったのも事実。
展示されていたのは,まず、駿牛図断簡(すんぎゅうずだんかん)。
「見返り美牛図」です。
鎌倉時代のものですが、ちょっと優美です。
チューギェル立像。
中国・清時代。
チベットの死神ヤマが、仏教に取り入れられて,閻魔大王みたいな神様になったようです。
踊っていますが、生首のアクセサリーが不気味です。
こちらは、ヴァジュラバイラヴァ父母仏立像。
死神ヤマにも打ち勝つ仏だとか。
父母仏というのは、チベット仏教の男女が抱き合った異形の仏像のこと。
わかりにくいのですが、妃を胸に抱いています。
こちらは、焔摩天坐像。
力強い牛は、神仏の力のシンボルなのだそうです。
牛は、聖なる動物、神仏の強大な力や仏教の悟りの象徴だったのですね。
長くなったので,とりあえず、ここまで。