何も考えないで見れる作品です。
といいつつ・・・
わざわざ予言まで持ち出してアメリカがこれから大きくなるとか、ヨーロッパがそれを阻止するとか、余計だと思いました。
アメリカの「自由」に胡散臭さを感じているので、映画で「自由」を喜び合う大衆の姿はなんとなくわざとらしいというか、押し付けがましいというか、そこまでアメリカ=正義みたいな図式にする必要はないような気もしました。アメリカ政府の変なスパイみたいな人がいることがとりあえずちょっとした影をみせたといえばそうかもしれませんが・・・
何も考えないでみれるといいながらしょっぱなっから余計なことをうだうだ書いてしまいましたが、それはそれとして、アクションたっぷりで見どころいっぱいです。後半はもうちょっとさくさくいったほうが良かったかな?
そのお話をもっと面白くさせるのがキャサリンゼタジョーンズさんの口元のくりゅっと上がってるところです。・・・そうじゃなくて、奥さんとのちょっとした行き違いというか、かなりの行き違いというか、そこが面白いです。子どもとの関係もなかなかいいですね。(この母と子はどこに住んでいたのかよくわからなかったところもあるんですけど・・・)
アントニオさんはちょっと横に太くなったような気がしたのは気のせいでしょうか。続編では、ぜひ、中年ぶとりして体が動かなくなっても正義のためにがんばるなんていう話も面白いかもと思いました。
キャサリンさんは、きれいと一言で言っちゃうとどこか、本当にそうなのか?という引っ掛かりがどこかで出てくる感じの人ですが、魅力的な人です。・・・やっぱりきれいなのかな。さっきも言いましたが、口元がたまらないです。今年のくちびる大賞はこの人かも。
でも、この人、作品によって違う印象があります。トラフィックをみた時に・・・最初からほとんど寝てて、途中でみるのをやめて帰っちゃった映画なので、そこからの印象なんですが、なんか普通のおばさんみたいな印象があったのです。エントラップメントなんかはきれいだなあと思ってみてましたし。他の作品は知りませんが・・・
どこか太い感じもしないでもない。本当はどうなのかな・・・