唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ヴィーナス

2008年06月10日 | 映画 あ行
ヴィーナス 特別版

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エロおじいさんと女の子の不思議な関係・・・求めていながら、故意に落ちるとか、熱い感情とか、そういう風にかんたんには話を持っていかないで。

若い女の子は当然若い男の子と仲良くなって・・・彼に夢中なのかもよくわからないし、エロおじいさんに見せ付けたいのかもよくわからないし・・・

手を触らせるとか、肩にキスをしていいとか、自分のことを大切に思ってのことと思いきや、若い彼に対してはもう「そこ」まで行ってて・・・そうなるとあのエロおじいさんにあれだけじらすのは、何なんだろうとも考えるけれども、それはエロおじいさんをもてあそぶとかではなく、そこにはやっぱり信頼があるのです。

むしろ、そこで「ストップ」といえる信頼があるのかもしれませんが。

ヴィーナスにすっぽかされた後、自分の奥さんとのシーンがよくて、もう長く生きられないおたがいの体を寄せ合って、寂しさを埋め合わせしてるような感じがとても印象的です。

そして、死を迎えてお葬式・・・なわけですけど、一番よかったのは、最後のおじさんとの和解のシーンでした。
魚料理を一緒につくろう・・・いい話じゃないですか。

でも、この映画はこういう映画だ!というのはよくわかりません。そういう中間的な・・・輪郭が見えないような・・・でも、中途半端ではっきりしないということではなく、そういうもんなんだろうとも思えます。

・・・いってることよくわからないか・・・