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吼えよペンを読んで、羽海野チカさんの存在を初めて知って、興味が出たので買ってしまいました。
まず、作者の名前がどう読むのかわからなかったです。「はうみの?」「はかいや?」「はみの?」って感じでしたから。
どんな作品を書いているのか知らなかったし、たまたまコンビニで見つけたので買っちゃったんですが、思っていた以上に面白くて、だんだんみんながどういう風に生きてきたのかが、少しずつ肉づけされていく感じで・・・
人の出会いってこんな感じかもしれませんね。
ページの中のごちゃごちゃ感がとてもいい味を出していて、これも、人の生活って、同時にみんながいろいろ考えているんだよなあ…って思わせてくれて…
生き物の言葉が出てくるところがまたいいです。生き物も考えていて、しかも、人間になついてくる本質を突いている気がして…(そんな深いことじゃないとは思いますが…)
なんか、さらっとそういう、いろんな「なるほど!」と思わせてくれることを、さりげなく見せちゃってる感じがとてもすごいと思います。
3人姉妹がとても素敵で、自称ライバルの子も表面上とても明るく元気な感じだけど、背負って生きてきたものの重みがなんかすごそうで…
お姉さんのことはまだ語られていませんが、かなり重い過去がありそう…している仕事と、信じられないぐらいのやさしさがそう思わせます。
いろんなことがまだまだこれからです。
これからの話の流れはどうなるのでしょうか。過去のことがどんどん浮き彫りになっていき、また、そういう過去を持った人たちがこれからどう生きていくのか、とても楽しみですね。