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人の目が見えなくなると人間の社会の機能は麻痺してしまうんでしょうか。
たしかに、人間が今まで築きあげてきたものは目が見える人間が作ったもので、目が見える人の社会が主流だったわけですけれど・・・そんなに人間は弱い生き物なのかな・・・
とおもいつつ・・・でも、これだけ食品が加工されている世の中では、食料の確保だけでも大変ですね。
でも、この映画のように社会の秩序も崩れてしまうんでしょうか・・・
あと、腹立つのは、食料を価値あるもので払えとか、女を差し出せとか言い出したところです。
映画のなかのあいつらにも腹が立ったけど、こういう展開にしたつくり手にもなんか腹が立つ。
ありきたりで、人間の知恵を感じさせない。
もし、そんなこと言い出すやつがいたら、多分そこでその社会からそいつがはじかれてしまうだけのような気がします。
まあ、それでは話が続かないので、そういうやつらが出てきたとして、目の見える人の知恵はなかったのかね。
毎日、そっと近づいてその部屋の連中をひとりぶん殴って・・・それでそっと帰ってくる・・・そうやって何日か経てば、勝手に崩壊してしまう気がします。
女が、あんなことするまでもなく。意味わかんない。
それを決意させる前に闘えよ!
食料のためなら、それまでの尊厳がどうだらこうだら言ってたけど、そのまえに、事態を打開する方法をもっと考えろって感じです。すごく受身ですよね。
普通っぽい演出がすごくいやですね。
最後の見えるようになったときは、笑ってしまいました。わざとらしい・・
演技っぽくなく普通にして・・・という演出なんだろうけど、その作り手の意思がわかりすぎて恥ずかしくなってしまいました。
ああ・・・なんか、もういいや。