唐茄子はカボチャ

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大決戦!超ウルトラ8兄弟

2009年08月12日 | 怪獣映画 ウルトラマン
大決戦!超ウルトラ8兄弟 (通常版) [DVD]

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こんな子どもだましの映画・・・
・・・と思いつつ…セブンを全部見ちゃった流れで、ウルトラセブンが出るって言うんで・・・しかも、ダンとアンヌが…いやいや、それだけではないです。昔あこがれた面々が・・・あまり記憶にないけど、歴代の役者さんも勢ぞろい。なぜかエースまでですが…

面影を少し残しながら、時の流れを感じさせます。

それでお話は…

子どもだましの映画…というよりは、大人だましの映画というか…
親子だましの映画…いや、だましてないよ。

・・・なんか、わけわからないですけど…

結構楽しんでみちゃいました。
それで、けっこう、ジーンときちゃったりして・・・

だけど、いい映画というにはやっぱり抵抗があって…

そこでまた子どもだましという話に戻っちゃうんだけど、どこかで素直に認めてはいけない・・・という思いがあって・・・

実は昨日、ウルトラマンを見て、「こ・・・これは・・・お粗末だ…」と思ったんですけど、同時に、どこか期待していて…
ちょうどこの映画にも登場するゲスラ・・・だったっけ?・・・が登場して、なんか、顔が怖くて、すごいデザインだなあ・・・なんて新しい発見もしたりして・・・

なんか、文章がつながってない気がしますが・・・

こんなのを楽しんでいたのかと思う反面、心の中に何かふつふつとしたものがこみあげてきて…

あれ?ウルトラマンの話になってますね。

映画に出てきたウルトラマンもブツブツしてて、もしかしてそれはコダワリ?なんて思ったりもして…

やっぱり一番気になってしまうのはダンとアンヌとセブンでした。新マンの人が若い時よりかっこよくなっているのはちょっと驚き出した。

アンヌがダンに「あなたはいつも命がけで私たちを守ってくれたわ」とかなんとか、話すシーンは、涙が出てしまいました。あの物語の続きを見ている気がしたからです。

それだけでなく、結構泣きどころがあって・・・

ウルトラマンを信じなくなってしまった私たちに、もう一度、夢を持っていたあの時を思い出して、あきらめないで頑張ろうよ!という、子ども向けの形をとりながら、実は親の世代もターゲットにしていて・・・あの時を思い出してというメッセージは、実は、あの時おもちゃほしかったでしょう?お金がある今、子どものためにいっぱいおもちゃを買ってあげなさいよ!いや、子どものためでなく、あなたも大人買いしていいんですよ!というメッセージなのかもしれませんね。

ミクラスと、ナースのソフビのおもちゃをこの前買ってしまった私は・・・すでに取り込まれてしまっていますが…

なんか、まとまらない文章を長々書き続けてすいません。

そういうわけで、この複雑な気持ちは見た人にしかわかりません。

こうやってウルトラシリーズを見続けていたら、そのうち、スペシウム光線を出してしまうかもしれません。
やばいです。この歳でそれはまずいでしょう…

でも、こういう作品を作っているのは、大人たちなんです。
大人の努力の結晶が・・・その気持ちが・・・子どもたちに伝わっていくのかなあ…おもちゃを買ってと…ちがう!

どうも、素直になれない私…

さっき、ウルトラマンがお粗末と書きましたが、セブンのアクションもお粗末ですよね。そういうのが、時代の流れの中で、かなり洗練されているんですね。
はっきり言ってアクションはかっこいいです。
ウルトラマンの体系もかっこよくなっているし・・・スーツのたるみもないし…
空もきれいに飛ぶし…空でアクションもしちゃうし…

でも、ウルトラマンのなかでCGを見ちゃうと、逆に手抜きに見えてしまうから不思議です。

ミニチュアの飛行機を作って、ピアノ線で飛ばなければいけない気がしちゃうし・・・ウルトラマンだってそうです。絵のウルトラマンは見たくないです。あ・・・昔、アニメもありましたよね。

ウルトラマンが活躍する世界を、一生懸命作ってきた職人魂をセブンで感じたので、それがCGになってしまうと、何となく薄っぺらな感じがしちゃうんですよね。

なんか、ぐちゃぐちゃ書いてる割に、止まらないですね。

もうやめます。

ダンとアンヌが見れて、とてもよかったです。