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唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

金八先生

2007年10月12日 | ほか
なんか、泣きました。子ども達のあがいている姿に。それをみようとしない親や教師に怒りを感じます。今の品川の教育現場ってあんななのかもしれないと・・・

自分はいっぱい泣いたけど、金八先生は全然泣かないですね。そこが深みかも。

ネットカフェでの会話とか、親にぶつかってくれたところとか、「強くなりたい」というノートの書き込みに、「お前は強くなる」とつぶやいたところとか・・・寄り添ってますねえ・・・
詩のところもよかったです。オレは「銃殺」のところが妙にリアルでぎくっとしました。

昔の作品しか見てこなかったけど、昔よりかなり鋭い気がしたのは、いまの教育がそれほど悪くなっていることのあらわれかもしれません。

ストロベリーショートケイクス

2007年10月11日 | 映画 さ行
ストロベリーショートケイクス

ハピネット・ピクチャーズ

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音がよく聞き取れない・・・
でも、それでもいいやって思える映画です。
あがいている女の人たちはそれだけで絵になります。
心も体も傷つけて必死にあがいて生きているんですなあ・・・
最後に4人ともなんとなく吹っ切れた感じが救いです。

男ってなんなんだよって思っちゃいますね。
さあ、明日もがんばろう。


レイヴ・アン・2・ザ・イヤー 2000

2007年10月10日 | プリンス
レイヴ・アン・2・ザ・イヤー 2000

コロムビアミュージックエンタテインメント

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プリンスはやっぱりライブです。
アルバムもすごいけど、やっぱりライブ。
古い曲もどんどん進化していきます。
そのときしか味わえないそのときの曲。すばらしいです。
アルバムで刷り込まれてしまった流れなんかお構いなしにバンバンぶち壊してくれますが、つぼはちゃんと押されてるみたいな感じです。

ゲストもすごい。(みたい)
タイムなんか出てきたらあんた、(そこかい!)・・・パープルレインでモリスディは憎かったもんね。で、当時、深夜のテレビで放映してたMTVでボンジョビ(クソ)が、「根暗なプリンスなんかよりずっとこっちのがいい。プリンスより大物になるぜ」みたいなふざけたことを抜かすからよけい憎かったもんね。そんな酔っ払いのたわごとなんかどうでもいいんだけど、パープルレインで流れた2曲だけだったのは、寂しい・・・といっても、それ以外の曲やられても、全然知らないですけど。

レニ―クラビッツは太い!!太すぎ!

まあ、よく知らないけど、スライ・・・の人とか、なんとかかんとか・・・

アルバムがだめなときでもライブではいつも輝いているプリンスです。いつまでもこの輝きを・・・といっても、これだけ動くのは大変だからな。

まあ、プリンスなら、動かなくなったなりにすごいショウを見せてくれるでしょう。

そして、いつまでも、プリンスの曲は進化を遂げていく・・・



リトル ミス サンシャイン

2007年10月10日 | 好きな映画・良かった映画
リトル・ミス・サンシャイン

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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すごい面白かったです。
ずっとなんか楽しくて・・・
映像がきれいです。黄色い車に青空がばっと広がってたり、高速の立体交差点のカーブがきれいだったり、場所と時間を選んでとったのでしょうね。

それぞれのキャラが面白いし、最後に家族がまとまるところが感動します。ずっと涙をためながら最後の踊りを見てしまいました。

人間失敗したり、他にかなわなかったり、挫折することだってあるけれど、それで敗北者なんて思っちゃいけませんね。人それぞれの幸せの方を探しましょうってことですね。
型にはまった成功者なんて、くそ面白くないと思います。型からはみ出すことができなくなるんだから。

それぞれに問題を抱えている家族だけど、みていると幸せな気分にさせてくれます。

お父さんも、最初は何だこいつと思っていましたけど、途中から憎めなくなってきます。おじいちゃんもそうです。

子ども達がとてもいいです。あと、自殺未遂の人もこの手の映画っぽい顔でいいです。

家族っていいなあ・・・

サンキュースモーキング

2007年10月09日 | 映画 さ行
サンキュー・スモーキング (特別編)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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口で相手を負かす映画は基本的に面白いので、期待してました。しかも、誰が見ても悪いタバコを守る方が主人公という設定がまた面白そうで・・・・

でも、期待したほどでは無かったです。つまらなくは無いけど、なんと言うか、スカッとしないです。もうひと押しというところで討論が終わっちゃうような気がして・・・

タバコを守る方も情報操作。それをつぶす方も情報操作。国民にとってどうとかという議論でなく、自分の仕事だったり、票だったりという、根本的なところでの戦いで無いので、正義がいないというのもすっきりしないところか?

タバコは嫌いなので、本当だったらなくす方の立場なんだろうけど・・・政治を変えたくて民主党に投票しちゃった国民みたいなもんか。

しかし、パッケージにどくろのマークをつけるというのもばかばかしい気がします。本当にそんな議論があるんでしょうか。でも、そういう話が出たら、それを逆に利用して、かっこいいどくろのマークのパッケージにデザインを変えちゃうのもいいかも。

コンビニのドアの前に自転車をおく女

2007年10月08日 | ほか
ちょっと前の話。

彼氏に「モラル的にどうかと思うよ」と静かに注意されていたが、どこ吹く風といった感じでした。そんな彼女と付き合っちゃった彼はかわいそうです。でも、彼も、もっと「何やってんの!」と、ブライトさんのようにしかってあげてもよかったのに。

まあ、普通みられない馬鹿っぷりを見せてもらったので、得した気分だ。

虹の女神

2007年10月06日 | 好きな映画・良かった映画
切ないですね。
泣けちゃいますね。
なんか、書くのもいやになる終わり方ですね。

途中付き合った人とはあんなに簡単に付き合いが始まっちゃうのに、これだけ通じ合ってる関係に見える2人がそうならないのが非常につらいです。

なんか、こんなのさみしすぎです。

「地球最後の日」の映画と重なるところもよかったです。

しかし、こんな結末、悲しいだけみたいになっちゃうのはなんかね。
アメリカではどんなだったのか。生き生きやってたのかどうなのか。最後まで寂しいで終わっちゃうのはねえ・・・

それに好きな人に対して他人との恋愛の後押しをできちゃうところもいやだなあ・・・だって、そんな性格つらすぎですよ。

ほんと、2人はバカだね。

なんか、動きたくない・・

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10/7 
1日たった今も虹の女神をひきずってます。

今日もつらい気分です。違う理由もありますが・・・

あの、独りで死ぬなんて嫌だ!と咳き込むシーンありますが、飛行機できっとそう思ったのかもしれないし、虹の写真とメッセージをきいて、すこし気持ちが和らいだかもしれないし・・・
最後まで孤独感の中であがいたまま死んでしまったのなら悲しすぎるし・・・

で、結局、男には愛はなかったのか?
やっぱり許せないのは男の態度だ。で、いまさら泣いたって・・・
女と別れて、その寂しさを埋めるためにまた利用しようとしただけじゃんって感じですよ。で、落ち着いたらまた違う女をあさるのかよ!まったく。

何で恋愛に発展しないのかが解せない。結局、男のほうが、そういう意味で好きじゃなかったってことなだけか。あの涙は、それでもお前を女と思えなくてすまんという涙だったと思いたい。あれで、本当の愛に気づいたなんて言わさない!そんなことになったら、32歳の女の子との同棲は何だったの?ってなっちゃうしね。

だから、この場合の悲劇は、やっぱり女だけだったということか。なんだ。地下鉄に乗ってみたいなもんか?男のいいかげんさに振り回された女の悲劇ということですね。

虹の女神 Rainbow Song

アミューズソフトエンタテインメント

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マドンナ

2007年10月06日 | 音楽
Like a Prayer
Madonna
Sire

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マドンナなんてだいっきらいだ!と思っていたんですけど・・・
さいきん、なんか、あの声が気になって・・・

このアルバムはプリンスがいっしょにやってるのも入ってるんです。プリンスらしい曲で、プリンすらしすぎて、マドンナらしさはちょっと・・・アルバムの中でちょっと異質な感じがします。

ライクアプレイヤーがかなり印象に残ります。

最近では(最近か?)オースティンパワーズの曲がいいなあと思うようになりました。

なんか、心境の変化があるのかな?

KTタンストール

2007年10月06日 | 音楽
アイ・トゥ・ザ・テレスコープ
ケイティー・タンストール
EMIミュージック・ジャパン

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ドラスティック・ファンタスティック
ケイティー・タンストール
EMIミュージック・ジャパン

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こんなの買っちゃいました。
横顔が雰囲気ある人ですね。
両方ジャケットがいいです。いわゆるジャケ買いってやつですか?
こうやって並べてるとなんか・・・いいねえ・・・
曲は・・・やっぱり時々照れてしまいます。
かっこよさもありますが・・・
コーラスとか、かわいいと思っちゃうところもあります。

30年ぐらい後のアルバムはかなり味があるものを出すかもしれませんね。
いや、今でも味がありますが・・

ライヴ・フロム・レディオ・ミュージック・シティ・ホール/ヘヴン・アンド・ヘル

2007年10月05日 | 音楽
ライヴ・フロム・レディオ・ミュージック・シティ・ホール
ヘヴン・アンド・ヘル
ビクターエンタテインメント

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ブラックサバスであってブラックサバスでない。いや、ブラックサバスなんだけど・・ヘヴンアンドヘルです。
ジャケットを見てもブラックサバスの名前は出てきません。でも、よくみると、やっぱりブラックサバス。この時点でもう、マジックにかかってしまいました。ジャケットだけで「おれは今、伝説を手にしている・・・」と思い込まされるわけです。
で、買ってしまうわけですが、レジでちょっと高いのにびっくりしちゃったりして・・・いや、2枚組みならあたりまえか・・・レジにもっていく前にちゃんと値段は確認しようね。

あ!そういえば、あの黒ウーロン茶とかいう商品。値段を気にせず普通にコンビニでナンドも買っていたんですが・・・なんか最近思ったより金使うな・・・なんて思っていたら、あの商品、1リットル450円するんですね。まったく!ぼったクリもいいとこだよ。2本買ったら900円だぞオイ!

話を戻します。

こうなったいきさつとかは知りませんが、ディオ時代の曲をそのときのメンバーが生演奏するという、伝説を実体験できる不思議なアルバムです。しかも、このメンバーで日本でも演奏してくれるそうで、これはファンならもう行くしかないでしょう!でも、おれは行かない。

ブラックサバスじゃないところがみそです。その名前に縛られると、オジー時代の名曲もやらなければならないので、このヘヴンアンドヘルという名前でこのメンバーとなれば、思い切ってその時代の曲をやれるわけだから。そういう、制約をつけたことで制約を取っ払ったというか・・・あるいみ、ブラックサバスのディオ時代にはできない試みだと思いますもん。いくら、ヘヴンアンドヘルが名アルバムとはいえ、オジ―時代の大きな功績を考慮に入れないわけにはいきませんもんね。

4人のメンバーが自由に楽しそうにやっている気がします。本当のところは知りませんが。でも、そういうマジックを感じます。

自分的にはコンピューターゴッドがよかったです。なぜでしょう。

ジャケットを見てKTタンストールを一緒に買ってしまった(2枚も!)軟弱なおれに渇を入れてくれました。(軟弱か?)

ブラックダリア

2007年10月04日 | 映画 は行
ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組

東宝

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う・・・よくわかんない。なんかいろいろ最後につながっちゃって・・・でも、どうつながったのか、よくわからない。なんかエロっぽい金持ちの女の人に釘付けになっただけです。前置きが長いし、集中力が切れていたからか、いつのまにか事件が起きてるし、行動も、なんか感覚的だけど迷うことなくって感じで・・・
いやあ・・・名前と顔が一致しない状況で最後まで見ちゃったもんだからさっぱりです。感覚的にはなんとなくそうなっちゃったんだ・・・って思えるけど、そうか!そうだったんだ!これでつながった!って感じじゃなくて・・・混沌としてるのは俺の頭の中だけか?

で、ちょっと、抱き合うシーンがあまりにも激しすぎて、ちょっとそこまで興奮しなくても・・・と思っちゃいました。せっかくの食事がもったいないし、かたづけも大変だろうに・・・あのテーブルクロスを引き剥がした瞬間、女の人が「ちょっと何てことするの!!片付ける方の身にもなってよ!!」とか怒ったら面白かったかも。

ミリキタニの猫

2007年10月02日 | 好きな映画・良かった映画
アメリカで生まれた日系人、広島に移って(柿の絵が印象的です)、絵を書くためにアメリカに戻り・・・でも、戦争のために強制収容所に送られ、広島は原爆で焼かれ、ミリキタニさんにとってアメリカは、自分の人生を奪い去った敵なわけで、最初のころのミリキタニさんからは本当にアメリカへの怒りが出ています。敵の施しは受けねえといわんばかりに老人施設への入所を断ったり・・・ホームレスではあるんですけど、ただ恵んでもらうようなことはしなくて、絵を買ってもらって生きているわけで、画家としてのプライドも高いわけです。

9.11が起きた後に、粉塵とか煙とかのせいなんでしょうか。ホームレス生活もできない状況の中でこの監督さん、家に住まわせるわけです。女性なのに。ホームレスを!!そこが驚きですけど、9.11はアメリカ人にとって、本当に大きな転換になってしまったんですね。そうさせたのも9.11がきっかけだったようです。

でも、この2人の生活は、2人にとって本当に大きな転換点になったように思います。特にミリキタニさんの変わりようったら・・・収容所へのツアーのバスの中で、「怒っていない。過去は過ぎ行くだけだ」と、つぶやくように言ったミリキタニさんの表情は穏やかでした。

収容所で別れ別れになったお姉さんの消息がわかって、電話で会話するシーンがあるんですけど、電話が終わったあとも、ずっと日本語で話してました。その気持ちが日本語としてあらわれてしまうところになんか、年月の長さと、ミリキタニさんの思いの深さが出て、泣けてしまいました。

収容所で亡くなった猫好きの少年の話もつらいです。その少年を亡くした傷をミリキタニさんはずっと抱えていたんですね。

映画の撮影自体が人生を変えてしまう・・・その変化を映像で見れるって、すごいドキュメントだと思いました。

絵は、細い円の線と、強烈な色が印象的で、猫の目がとてもかわいい。目が何かを訴えています。

ミリキタニさんの先祖は由緒正しい(?)武士だそうです。どんな字を書くのかと思ったら、絵の端っこに出ていました。「三力谷」と書くようです。はじめてこの映画を知ったときは、谷ミリキさんだとおもったのに・・・