唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

スター・トレック

2011年05月08日 | スタートレック
ひさしぶりのスタートレック。
おもしろく見ちゃいました。
ひねりはあまり感じられないものの、前作のファンが根強いだけに、その人たちをとりこもうとする工夫がいろいろされてます。今までのファンをはなさないように、同時に新しいスタートレックをつくりだす。
「工夫でしょうか?いいえ、あがきに見えます。」

なんにしても、今後のスタートレックは、この物語がベースになります。
それは、それまでのスタートレックとの決別を意味するのかもしれません。
キャラの性格付けも変えていいし、ウーフラさんがスリムでも、それはもう一つの歴史の話。
前の話は幻になってしまうのでしょうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スタートレックは、物語の中に出てくる、いろんな「考え方」のところで、とても心に入ってくる作品だけに、そこのところがどうなってしまうのか…とても不安だったわけです。ただの友情物語ではないし、宇宙戦争がテーマではないし…自分の中のスタートレックの大きなテーマは「異文化との共存」だったわけです。

新しいスタートレックを見るうえで、さいしょに、挑発的なカークの写真を見て、すごく不安になって、予告編でも、カークの「現代風」な感じに、すごい嫌な予感がしていました。

でも、そうはいっても、スタートレックですから、見ないわけにはいかないと…

観終わって思ったのは、スタートレックの登場人物の個性なんかも生かして・・・ピピッとかいう音もそうですね。スタートレックのつながりを楽しむという点でのおもしろみがあったのは確かです。

でも、やっぱり、これがスタートレックなのかな?と感じたところもあって・・・なんだろう…テレビから出てきた話だけに、映像のスピード感とかテンポがゆったりしている印象が強くて、(アクションも年齢のせいかゆったりしていた印象が…)それがスタートレックのスピード感だったわけだけれども、そこは現代のハリウッド映画っぽくシャッキっとしていて・・・よくなったのか、悪くなったのかはわかりませんが・・・

あとは、話ですね。
心というか、理性に働きかけるようなものがなかった感じがちょっと残念かな?ただたんに、友情とかいうんじゃ、この物語の場合、物足りないのです。友情も、ただ目があって、にやっとするだけではだめで、なにか、そこに深い絆を感じるような決断が必要で…

・・・とはいえ、出会ったばかりの人たちに、それがあるわけないか。

人間が、未来の人っぽくないところがやっぱり嫌だ。

2009-11-15 22:56:45

スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

このアイテムの詳細を見る

地紋彫り 花菱模様

2011年05月03日 | ほか
地紋彫りが仏像彫りの基礎を学ぶのに良いらしいので、早速、1コマだけやってみました。

小刀だけでほりすすめるのですが、面を使って削っていくのではなく、刃先で彫り出すみたいです。その辺にあった木っ端を使ったので、木目のすじが引っかかってやりらい。表面も筋張って荒いので線も引きづらい。

一応、作ってみたのがこの写真です。本のようにきれいにはなりません。
たぶん、材木と彫刻刀のせいです。

見れば見るほど残念なしあがりです。
まあ、最初だから、この辺で良いでしょう。
次はいきなり、仏像にチャレンジ!




ビンラディン殺害

2011年05月03日 | ほか
パキスタンの隠れ家で米特殊部隊が殺害(読売新聞) - goo ニュース

ビンラディン殺害のことは、テレビで見ました。
ビンラディンの殺害が、今後、どのような意味を持ってくるのでしょうか。

アメリカにとっては、それを口実にビンラディンを探していたんだから、やっと9.11テロへの報復戦争の目的が達成されたということなのかもしれませんが、テレビで見ていても、誰もこれでテロがなくなるとは思っていないし、むしろ、報復を恐れてさらに警戒を強めているということですよね。

しかし、信じられないのは、国内でなくても、こういう作戦が堂々と展開できるということです。


テロを無くすには、テロを支持する人をなくしていくしかないわけで、こういう武力で排除しようとする行動は、結局新たな憎しみを生みテロをうみだす土壌になると思います。

こうなったら、トモダチ作戦でいこう!

強固な反米主義・財産…ビンラーディンとは(読売新聞) - goo ニュース

アンストッパブル

2011年05月03日 | 映画 あ行
アンストッパブル ブルーレイ&DVDセット〔初回生産限定〕 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


貨物列車が無人で暴走しちゃって、それを止めるという話です。

整備不良、運転手の判断ミス、そんなことが重なって、取り返しのつかないことに。さらに会社の利益、なるべく損害を少なくしたいという意思が、結果的に傷口を広げてしまい、もうどうにもとまらない状態!救うのは誰だ!?クビを宣告されたベテランと、コネで入ってきた若造が立ち向かった!

自分も後ろから引っ張れば良いのに!と、素人感覚で思ってましたが、単純に引っ張ったからって、止まらないんですね。最後までどうなっちゃうのか、どきどきしながら見ました。
でも、あの、最終版の歓声は、ハリウッド的でいやでした。