山田監督と松たか子が出ているので、Amazonプライムでクリック。前作の「たそがれ清兵衛」が良かったので、まだ見ていないこの作品を鑑賞したかったのでした。
あらすじとか
人気時代小説作家、藤沢周平の剣豪小説「隠し剣」シリーズの「隠し剣鬼の爪」と、人情時代小説「雪明かり」を原作に、「たそがれ清兵衛」の山田洋次監督が映画化。
幕末の東北の小藩。秘剣を身につけた下級武士、片桐宗蔵は、かつて好意を抱いていた奉公人きえが病に倒れたと知って引き取り、心を通わせていくが、藩の江戸屋敷で謀反が発覚し、お家騒動に巻き込まれる。共演は高島礼子、小林稔侍、田中邦衛、倍償千恵子ら。
2004年製作/131分/日本
配給:松竹
配給:松竹
ふぅむ。山田監督の作品って、一見関係の薄そうなストーリー(恋愛・武士社会・練兵・友情等)が同時展開して、最後にはそれが収斂するハズなんだけど、この作品はちょっとバラバラなイメージ。
幕末の練兵とかは、時代背景としては必要だと思うがちょっとくどかった。ていうか、斜対歩と側対歩とかにめっちゃ興味のある私としては、兵隊の歩き方の変化に注意が向いてしまって、ストーリーがあまり頭に入ってこないんだよね。
長瀬のじっくりと抑えた演技や松のしっとりとした愛情表現、緒方の憎々しさ。小林の中間管理職的態度。小沢の鬼気迫る演技、剣の師匠・田中泯の迫力。みんないいんだけどなぁ。
それにしても当時の仁義礼智信を守って、武士として暮らすのはなかなかに大変です。それに当時の農家の娘にしては、松たか子は、なんたらめんけんだべ(^^;
この映画を食べ物に例えるとおでんかな。
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