撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

広島電鉄 十日市町(2019.7.30) 3103編成 0系統 広電本社前行き

2019年08月24日 21時37分16秒 | 路面電車
7/30に、広島電鉄本線 十日市町電停で0系統広電本社前きの旧宮島線直通運用の3100形を撮りました。
3100形は、1961~64年に2500形として2両連接車×5編成が登場しました。
宮島線で必要な高速性能と、市内線で必要な高加減速性能の両面を満足させた高性能車両として、直通運転の主力として活躍しました。
1966年には増備車として、旧大阪市電1600形の車体を流用し、主要機器を2500形と同一仕様に換装した2編成も登場しています。

その後、直通運転用車両の標準仕様が3両連接車に移行したことに伴い、2500形も1985~86年に3100形として3両連接車×3編成に改造されました。
前面は前照灯が撤去されてシールドビーム式の前照灯が腰板部に新設され、前面幕板中央部へ大型の電動行先表示器が新設されるなど大きく変化しました。
なお、2両連接車の余剰の1両と、旧大阪市電の2編成は1984~85年に引退しました。

1988年、95年には伝統のオリエントピーチの地色にライトベネチアンレッドの帯という宮島線直通色から現行のぐりーんらいなー塗装に変更されています。
3000形のように市内線に転属していませんが、現在では朝ラッシュ時間帯やイベント時の運用が主体です。
この日は朝ラッシュの0系統 宮島線内→広電西広島→紙屋町西→広電本社前と折返しの3系統 広電西広島行きに運用されていました。
なお、0系統は出入庫系統、臨時系統、訓練車などなどで運用される場合の系統です。

1枚目は、土橋電停から十日町電停に向かう3103Aの0系統 広電本社前行きです。
3103Aは旧2509です。



2枚目は後追いで、交差点の手前で信号待ちの3103Bです。
3103Bは旧2510です。



3枚目も後追いで、信号が変わり、交差点をカーブに差し掛かる3103Bです。