撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪神 岩屋踏切(2020.3.7) 近鉄 9830F 快速急行 奈良行き

2020年03月18日 22時44分46秒 | 近鉄
3/7に、阪神 西灘~岩屋駅間の岩屋踏切で近鉄シリーズ21の9820系を撮りました。
1枚目は、岩屋踏切に向かうク9330の快速急行 奈良行きです。



2枚目は後追いで、西灘駅に向かうク9730です。



3/14でダイヤ改正で、土休日に阪神線内を6両編成で運行している近鉄直通の快速急行は8両編成に増結されています。
阪神線内を運用する近鉄の6両編成は、平日には見られるものの土休日に見る機会が減ることになりました。

近鉄のシリーズ21は、次世代一般車両(通勤形電車)で、「人に優しい、地球に優しい」と「コストダウン」をコンセプトに開発されています。
2000年に、奈良線、京都線、橿原線などの他、直通運転を行う京都市営地下鉄烏丸線乗入用として3220系が初登場しました。
同じく2000年に、奈良線用のL/Cカー・デュアルシート採用車の6両編成として5820系、ロングシートの2両編成として9020系が登場しました。
さらに、2001年にはロングシートの6両編成として9820系が登場しました。
後に5820系、9020系には大阪線用も登場しています。
奈良線用車両は2007年までに阪神線直通運転対応工事が行われ、2009年の直通運転開始後には阪神線内でも見ることができます。

シリーズ21の車体塗装は、上部がアースブラウン、下部がクリスタルホワイトのツートンカラーです。
しかし、近鉄の通勤車両の標準塗装であるシルキーホワイトにマルーンレッドのツートンカラーと異なりすぎていて、未だに近鉄の車両らしくない感じがします。