1/11に三岐鉄道三岐線 丹生川駅に隣接する貨物鉄道博物館に展示されている旧巴川製紙所DB101、旧国鉄のタンク車のタ2000形、ガソリン専用のタンク車タム500形、塩酸及びアミノ酸専用のタンク車タム5000形、過酸化水素専用のタンク車タム8000形を撮りました。
1枚目は、鉄道貨物博物館の南側の展示線には旧巴川製紙所DB101を先頭に2軸タンク車が4両連結されて展示されています。
2枚目は、旧巴川製紙所DB101をボンネットの側から撮りました。
3枚目は、DB101を運転台の側から撮りました。
4枚目は、旧国鉄のタンク車タ2000形 タ2001です。
5枚目は、旧国鉄のガソリン専用のタンク車タム500形 タム2920です。
6枚目は、旧国鉄の塩酸専用のタンク車タム5000形 タム6263です。
7枚目は、旧国鉄の過酸化水素専用のタンク車タム8000形 タム8000です。
DB101は、1957(昭和32)年に巴川製紙所の工場内の入換用ディーゼル機関車として登場しています。
1986(昭和61)年に引退して名古屋市内で保存された後、2004年に貨物鉄道博物館に寄贈されています。
タ2000形は、1941(昭和16)年にタム200形タム273、274が専用種別変更(二硫化炭素→アルコール)が行われてタ2000、2001に改番されて登場しています。
タム200形は、1932(昭和7)年~1962年(昭和37)年に二硫化炭素専用の二軸タンク貨車として登場しています。
タム274は1939年(昭和14)年に登場して、1941年(昭和16)年に専用種別変更されてタ2001に改番されています。
当初の所有者は日本曹達でしたが、1961(昭和36)年に日本アルコール販売へ移籍し、1995(平成7)年に引退しています。
タム500形は、1931(昭和6)年~1961(昭和36)年にガソリン専用の二軸タンク貨車として登場しています。
タム2920は1958(昭和33)年に登場し、日本石油輸送が所有していましたが、2000(平成12)年に引退しています。
タム5000形は、1938(昭和13)年~1968(昭和43)年に塩酸専用の二軸タンク貨車として登場しています。
塩酸は金属を腐食するためタンク体内側全面に貨車として初めてゴムライニングコーティングが施されています。
また、専用種別には後にアミノ酸が追加されています。
タム6263は1968(昭和43)年にタム5000形として最終増備されており、東北東ソー化学が所有していました。
タム8000形は、1962(昭和37)年~1965(昭和40)年に過酸化水素専用の二軸タンク貨車として登場しています。
過酸化水素が分解するのを抑制させるため、タンク体は純アルミニウム製となっています。
タム8000は1962(昭和37)年に登場し、当初は江戸川化学工業の所有でしたが、後に会社名称変更、合併などにより三菱江戸川化学から三菱瓦斯化学へ所有車が変わって2003(平成15)年に引退しています。
1枚目は、鉄道貨物博物館の南側の展示線には旧巴川製紙所DB101を先頭に2軸タンク車が4両連結されて展示されています。
2枚目は、旧巴川製紙所DB101をボンネットの側から撮りました。
3枚目は、DB101を運転台の側から撮りました。
4枚目は、旧国鉄のタンク車タ2000形 タ2001です。
5枚目は、旧国鉄のガソリン専用のタンク車タム500形 タム2920です。
6枚目は、旧国鉄の塩酸専用のタンク車タム5000形 タム6263です。
7枚目は、旧国鉄の過酸化水素専用のタンク車タム8000形 タム8000です。
DB101は、1957(昭和32)年に巴川製紙所の工場内の入換用ディーゼル機関車として登場しています。
1986(昭和61)年に引退して名古屋市内で保存された後、2004年に貨物鉄道博物館に寄贈されています。
タ2000形は、1941(昭和16)年にタム200形タム273、274が専用種別変更(二硫化炭素→アルコール)が行われてタ2000、2001に改番されて登場しています。
タム200形は、1932(昭和7)年~1962年(昭和37)年に二硫化炭素専用の二軸タンク貨車として登場しています。
タム274は1939年(昭和14)年に登場して、1941年(昭和16)年に専用種別変更されてタ2001に改番されています。
当初の所有者は日本曹達でしたが、1961(昭和36)年に日本アルコール販売へ移籍し、1995(平成7)年に引退しています。
タム500形は、1931(昭和6)年~1961(昭和36)年にガソリン専用の二軸タンク貨車として登場しています。
タム2920は1958(昭和33)年に登場し、日本石油輸送が所有していましたが、2000(平成12)年に引退しています。
タム5000形は、1938(昭和13)年~1968(昭和43)年に塩酸専用の二軸タンク貨車として登場しています。
塩酸は金属を腐食するためタンク体内側全面に貨車として初めてゴムライニングコーティングが施されています。
また、専用種別には後にアミノ酸が追加されています。
タム6263は1968(昭和43)年にタム5000形として最終増備されており、東北東ソー化学が所有していました。
タム8000形は、1962(昭和37)年~1965(昭和40)年に過酸化水素専用の二軸タンク貨車として登場しています。
過酸化水素が分解するのを抑制させるため、タンク体は純アルミニウム製となっています。
タム8000は1962(昭和37)年に登場し、当初は江戸川化学工業の所有でしたが、後に会社名称変更、合併などにより三菱江戸川化学から三菱瓦斯化学へ所有車が変わって2003(平成15)年に引退しています。