◎人は神々を得て働き、神々は人を得て動く
(2021-04-09)
中国の経済、軍事、ITにわたる影響力は、まさに八岐大蛇の如くであり、自由主義陣営と共産主義陣営のまた裂きとなりバルカン国家化しているのは、日本だけでなく、米国や欧州もそうなってしまっている。
ネット上の噂では、中国は日本のみならず世界各国の戸籍データやマイナンバーを集めているとか、着々と世界制覇への布石を打っているだろうと想像され、そら恐ろしいことである。
『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』の予言では、一つのシナリオとして、中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出るということが書いてあるが、これはやや書き過ぎかもしれないと思う。
笹目秀和の予言集的なものとしては、「ストップ・ザ・富士大爆発」を読んだが、そこまで具体的には書いてはいない。
赤化の刧というのは、共産主義のことだが、「第二次大戦に勝者なし/ウェデマイヤー」では、第二次世界大戦で結果的に最も利益を得たのはソ連だったとか、近衛上奏文では、日本の敗戦におけるソ連の浸透ぶりが慨嘆されている。さらに「ヴェノナ/ジョン・アール・ヘインズ」では、アメリカすらも第二次世界大戦では、ソ連の意向に沿って動かされていたらしいことが描かれている。
かくして中ロ揃って赤化の刧なのだが、バック・グラウンドとしての欧州猶太も無視することはできない。西洋錬金術という冥想体系をこの2千年地下に潜らせたままにしてきた根源の力が、唯物論だからである。
その結果、このままではIT、軍事はじめ多くのテクノロジーが失われ、人口大激減を見ることになるという見解については、各国の神話、古伝承は一致した見通しを出しているとして差し支えないのではないか。
その結果を見て、ダンテス・ダイジが、「ホワイト・フォックス。俺はお前についてどんな判断もしやしない。」などと、ある意味投げやりな言葉を出している。
笹目秀和とダンテス・ダイジのリンクは大本教。笹目秀和は、「人は神々を得て働き、神々は人を得て動く」とモンゴルから西北中国、崑崙にかけてシャーマニズムを再興する使命であった彼らしい言葉を残している。その「人」が大神に立ち帰らないと、大難を小難になどと祈れはすまい。
※2024年9月2日追記:
『中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出るということが書いてあるが、これはやや書き過ぎかもしれないと思う。』と書いたが、これは中国の経済破綻が現実のものになったことで、穀物生産、食料生産が不振となれば、現実の可能性として浮上してくる。状況は変わった。