◎人類全体の進化
人類全体が進化する時期が到来した。
人間の進化形は、大悟覚醒を経て、人が神と共に生きていく形。さりとて、人間の進化形とは、いろいろな表現の仕方がある。
1.人間が第六身体、第七身体に至るという、体験とは言えない体験を経て、神仏とともに生きる。
2.悪いことをせず、善いことだけをして、真理を以て生きる(諸悪莫作、衆善奉行)
3.人の目には涙もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。(聖書ヨハネの黙示録21章)
4.「何ものも救うことはできないし
救う必要もない
このことを頭によらずに理解したら
君は正真正銘の救世主であり
救うというマインドなしに
すべてを救うように生きている」
(ダンテス・ダイジ/アメジスト・タブレット・プロローグP21から引用)
そんな人だらけの時代。
5. 無用の用、無価値の価値に直観的に気がついて、冥想を習慣とする人ばかりで成る霊的時代。自分の微細身である霊があることは誰にとっても当たり前の感覚であり、上昇する気であるウダーナ気の原理を利用した墜落しない飛行メカニックが登場する。
6.七福神の楽遊びの時代
苦と悲嘆のない七福神の楽だけの時代にして、万人が長寿となり、悪行を行う者はいない。
労働は午前だけ3時間。天候は5日に一回風が吹き、10日に一回雨が降る温和な気候(五風十雨)。
天皇が世界の君主となり、人々は181段階の身分に組織される(トップは大神)。
現代の技術文明は破壊されほとんど残らないが、「電信」だけは残る。
人口は大幅に減り、山陽地方に十万都市が一つ、山陰地方に十万都市が一つという程度。金持ちは各地方に一人しか置かず、お金が要る場合は彼から引き出す。
全人類が進化するとは、全人類一斉に進化する構想と五月雨式に個々ばらばらに進化していく構想があるようだが、時代がここまで煮詰まってくれば、どちらになるかほとんど決まっているのではないか。ノストラダムスらが見た1999年のエポックが20年ほど延期された結果はどちらに転ぶのだろうか。
さて人類全体の視点もさることながら、人一人が今日できることはたかが知れているからには、今日も坐り、神仏を敬い、生きていく。
最後にダンテス・ダイジの詩を挙げる。人類は、愛の時代に進化するのだ。
「【オカルティックに】
この中有界タイプの世界文明は、
20世紀末に終わる。
現代文明とは、マニピュラ・チャクラとアナハタ・チャクラとのバルドのことである。
欲望満足と『愛』との上下運動のことである。
文明の終末なぞ、別にどうということはない。
この世のあらゆるものは産まれ生き死ぬ。
呼吸は、出息で死に入息へと再生する、
入息は終り出息が始まる。
そのように、あなたは死ぬのだ!
おお、限りなく愛しいマーヤよ!
六道のつじよ!
さようなら・・・・
すべては、あなたのためにあるのではない。」
(ダンテス・ダイジ/老子狂言から引用)