アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

夫婦別姓と中国の行動原理そして台湾侵攻

2024-10-05 03:11:21 | 時代にFace it

◎夫婦別姓の狙いは、日本の家庭破壊の促進と、外国スパイの潜入を容易にすること

 

中国の行動原理 国内潮流が決める国際関係 -益尾知佐子 著/中公新書」を読んだ。気のついた点は、以下。

  1. 日本は長子相続制だが、中国は外婚制共同体家族。これは、日本では、長男が父のすべてを相続し、次男三男は家を出され自由にやる。よって相続はもめにくい。

一方中国では、子どもは成人・結婚後も親と同居し続けるため,家族を持つ兄弟同士が一人の父親の下に暮らす巨大な家族形態が生まれる。 遺産は兄弟間で平等に分配され、父親の相続権は、兄弟全員が平等に持つので、相続争いは発生しがち。これは、下剋上、易姓革命を誘発しがち。権威主義的な親子関係と平等主義的な兄弟関係。家族全体を仕切るためには父親の権威・権力は強力でないと混乱しがち。

 

全体としてみれば、日本は、家族及びその延長としての社会全体も中国よりも安定的といえる。

 

なおもともと中国も長子相続制だったが、秦の始皇帝の時に外婚制共同体家族が始まり、漢朝がBC127年に長子相続制を禁止して以降、ずっと外婚制共同体家族だった由。外婚制共同体家族の定着は、社会、国家において無意識のうちに強力な専制あるいは独裁者の統治を期待し容認していくものだ。それは、現代の中国共産党トップの独裁に形となって実現している。

 

2.中国は古来からずっと夫婦別姓。古来中国では、原則女性に人権はなく、婚家の墓には入れてくれなかったようです。

 

以下は夫婦別姓の代表的なメリット・デメリットだが、どちらかにすべき決定的な理由はない。

よって、中国の夫婦別姓を踏まえ某政党が声高に夫婦別姓を求める理由は、第一に日本の家庭破壊の促進、第二に中国など外国スパイの潜入を容易にするのが狙いではないかと思う。

 

(1)夫婦別姓のメリット

 仕事に支障がなくなる

 プライバシーが保護される

 公的な手続きが不要になる

 結婚や離婚の際に知られにくい

(2)夫婦別姓のデメリット

 現状の制度では事実婚扱いになる

 子どもの苗字をつける際に問題になる

 相続権が認められない

 税金の控除など公的優遇を受けにくい

 

上掲書には、改めて中国人民解放軍は、国家の軍隊ではなく、中国共産党の軍隊であることを強調してあった。中国人民解放軍は、中国共産党を守るために戦う軍隊なのだ。

よって、中国全土が凶作などで全国的な食糧不足に陥った場合に、中国共産党は、国民に責任を問われる。そこで中国人民解放軍は、国民を守るために戦うのではなく、中国共産党を守るために戦う。なぜなら中国人民解放軍は、国家の軍隊ではなく、中国共産党の軍隊であるから。

 

さてここで、中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出る(出典:『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』)という予言がある。

世界戦争後の中国の国民全体の存続を考えれば、そういうことはしにくいと思うが、中国共産党の生き残りだけを考えれば、そういう可能性もあるかもしれないと思う。そしてそれは台湾侵攻と連動する可能性もある。台湾有事は、日本の南西諸島の有事であって、日本の有事。

 

なお、

ダライ・ラマは、存命中での中国共産党の終了を予言。

ダンテス・ダイジは中国四分割を予言。

出口王仁三郎は、中国の日本侵攻を幻視しているようだ。

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中国が正常だった古代と正常化の夢

2024-09-25 03:02:04 | 時代にFace it

◎中国に関する予言など

 

中国が正常だった時代は、古代聖帝の堯・舜・禹の鼓腹撃壌の時代。それは、民が日が出れば耕作し、日が沈めば休み、井戸を掘って水を飲み、田を耕して食べる。皇帝の力など民に関係ないと民が語っていた時代。

現代中国は、ITで全国民の思想、財産、居所まで管理し、歴史的に食料事情が厳しい上に、約1億人の共産党員が賄賂や投資で残りの約13億人を収奪している時代で、最近公務員給与の遅配まで報道されるようなり、暴動は多発し、鼓腹撃壌の時代は程遠い。鼓腹撃壌の時代とは、万人が善いことだけをして、悪いことはしない、そして誰もが嘘をつかず正直な時代。そういう風になれば中国にも聖人覚者が多く出てきて、ネオ鼓腹撃壌の時代が実現しようというもの。もっとも聖人覚者が多数出るには、宗教が保護され、精神的なものに価値があるという社会通念でなければならないが、宗教を阿片と位置づける共産党政権下ではそれはあり得ない。

 

1955年、毛沢東が北京を離れるダライ・ラマに別れの言葉を述べた。

『「宗教は毒だ。ひとつには僧侶や尼僧は独身でいなければならないから、人口が減る。ふたつ、宗教は物質的な進歩を拒絶する。」

この言葉で、ダライ・ラマの目からうろこが落ちたらしく、ダライ・ラマはのちに毛沢東のことをこう記している。

「結局のところ、あなたは法(ダルマ)を破壊する人なのです」』

(謀略と紛争の世紀/ピーター・ハークレロード/原書房P394から引用)

 

昭和10年、中国の南寧の紅卍会でフーチを行って占ったところ、

将来中国の人口は10万6千人に減少するという託宣が出て、皆目を疑ったという。当時でも中国の人口は5億だったからである。(出典:「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランドP240)

その生存率は、出口王仁三郎の予言する日本人生存率より全然厳しい。

 

最近の中国関連予言で気になるものは、

1..ダライ・ラマは、存命中での中国共産党の終了を予言。

2.ダンテス・ダイジは中国四分割を予言。

3.台湾有事と同時に『中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出る』(『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』の予言)

 

特に3については、日本人は、台湾有事は、日・韓・ベトナム・アメリカだけの問題と考えている人が多いのだろうが、中国が台湾有事を一挙に世界全面核戦争の引き金にする可能性まで考えている人は多くはないのではないか。

それが、石屋さんの読み筋どおりかどうかは知らないが、積年の西側の中国支援の総決算がそうなる可能性はぬぐえない。

昭和の大宗教家出口王仁三郎も中国からの日本空襲を幻視している。空襲といっても最近は、ドローンもミサイルも核も空襲のうち。

中国の反日思想は、中国共産党の正統性証明である歴史教育に組込まれて一体である。中国共産党ある限り、反日教育、反日洗脳は続き、第3の児童襲撃を生む。

笹目秀和は、日本のカルマを負った男と言われたが、それは尽くしても尽くしても裏切られるというようなカルマだった。日本は戦後、長年にわたり、中国に資金援助、借款の他、技術協力を続けてきたが、中国の反日教育、反日洗脳は続き、中国機領空侵犯、福島第一の処理水放出では、日本産水産物禁輸の他、中国から日本の各社、家庭に中国から直接いやがらせ電話がかかってきた。ああ、尽くしても尽くしても裏切られるカルマ。その日本の様をダンテス・ダイジは、お人よしと評していたが、要するに平和ぼけであると思う。

 

こういった状況では、とかく軍事、政治ばかり気になるものだが、まず日々の冥想を。実際の戦場では神も仏もないかもしれないが、人は切羽詰まれば誰でも神仏の救いを願うもの。

 

我もなく うつし世もなく ただひとり

神の御前に ひれ伏しおろがむ

出口王仁三郎

中国茫々(中国なスピリチュアル)
中国渺々(鼓腹撃壌という地上天国の時代もあった)
中国怏怏(おうおう)(牢獄に入れられて博打をする)

令和の黒船ならぬ赤船到来(太平の眠りを覚ます中国からの電話たった一本で夜も眠れず)
 

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主食として芋を食べる話

2024-09-17 06:08:19 | 時代にFace it

◎飢饉の予言

 

キリスト到来以前は、世界にパンはなかった。ドイツ人も最初じゃがいもを食べなかった。

フィリポによる福音書から。

『キリストが到来する以前には、世界にパンは存在しなかった。アダムがいた楽園と同じように、そこ(世界)にはたくさんの木々があったが、動物たちの食べ物としてであった。そこには人間の食べ物としての小麦は存在しなかった。人間は動物たちと同じようにして自分たちを養っていたのである。

だが、キリスト、とはすなわち完全なる人間が到来したとき、彼は天からパンをもたらした。それは人間が人間のための食物によって自らを養うためであった。』

 (ナグ・ハマディ文書 2 福音書/荒井献/〔ほか〕訳/岩波書店P60から引用)

 

これは単純に主食の変化による肉体の変化を言っているのだろうが、イエスキリスト在世当時の人に理解できたのだろうか。

 

さらに、じゃがいも食べ始め。

18世紀プロイセンの領主の1人であるフリードリヒ2 世は、パンが足りなくなったときに炭水化物の代用品があれば、飢餓の恐れが減ると考え、じゃがいもを領民に食べさせようとした。

ところが領民は、じゃがいもは聖書に載っていないからと異議を唱えたり、犬も食わないものをなぜ人間が食べなければならないのかと抗議したり、一向にじゃがいもを食べなかった。

そこでフリードリヒ2 世は、宮殿の敷地内に王室のじゃがいも畑を作り、これは王室用の野菜で、王室の一員 か、王室が許可を与えた者しか食べられないと宣言した。さらにじゃがいもを守るためにじゃがいも畑のまわりに 衛兵を配備したが、警備をゆるくして、わざと領民がじゃがいもを盗めるようにした。

こうしてドイツでは、じゃがいもが無意識のうちに、人気の穀物として定着した。フリードリヒ2 世のじゃがいもブランド化戦略が成功したのである。

(参照:欲望の錬金術/ローリー・サザーランド/東洋経済新報社P205-208)

 

エミー賞作品賞『SHOGUN 将軍』でも按針が、イギリスは6年に1回の飢饉があるという発言があってぎょっとした。だから海外に出たのですね。冷涼な欧州中北部では、飢餓対策は、近代に至っても課題だったのだ。それでも主食を変えるのは容易ではない。

17世紀ドイツで薔薇十字団ができたのも主食の不安が解消する以前だったが、冥想は食べるのに不安のない階層から起こるが、本当に打ち込めば働くことができなくなる段階もある。

 

昔ダンテス・ダイジは、日本でも飢饉によりゴルフ場に芋を植える時期があると予言。それは、『中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出る』(『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』)という予言とも連動し、気になることである。

 

人類の苦難は、大地震、巨大台風、洪水だけでなく、大飢饉、疫病(パンデミック)、全面核戦争がある。風水火と飢病戦。

今日も冥想を

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ネット詐欺横行と強欲な人-3

2024-09-12 06:15:16 | 時代にFace it

◎実は人間は人に騙され続けている

 

出口王仁三郎は、だまされる被害者は心の中に悪と欲と利己心が充満していると指摘した。

もう一つの見方がある。『人間は人に騙され続けている』のが自分ということと、誰にも騙されない自分があるということが両方とも存在するというもの。

 

水平の悟りにあっては、何者にも騙されない自分と人に騙され続けている自分を両方もって生きている。その片側を指して『実は人間は人に騙され続けている』と云う。一方、何者にも騙されない自分とは、鎌倉円覚寺の開山無学祖元やスーフィの聖者ホセイン・マンスール・ハッラージのように、首をちょん切ると脅しても譲らないで、ああ切るなら切れ、これが真実だと言う場合。

 

無学祖元は、鎌倉円覚寺の開山。中国の温州(浙江省)の能仁寺に住していたとき、南宋攻略で、モンゴル兵が寺に侵入し白刃をかざして迫ったが、無学は泰然として,

〈乾坤孤笻(こきよう)を卓するに地無し

喜び得たり人空法亦空

珍重す大元三尺の剣

電光影裏に春風を斬る

 

大意:

(元軍の侵攻で)天地には一本の竹棹を立てる余地もない。

ただ喜ばしいことは、人は空であり、法も亦空である。

珍重すべきは、元兵が持つ三尺の剣である。

その剣を振るったとしても稲妻のように瞬間に、春風を斬るようなものである。(斬られる自分などない)〉

と偈を呈し,難を免れた。

 

モンゴル兵が結局大剣を振り下ろさなかったのは、モンゴル兵にこの偈を聞いてそれを感じる感性があったからである。

 一方ホセイン・マンスール・ハッラージの場合は、イエス・キリストと同様に大衆の要望で殺害されてしまった。ただし殺されようが殺されるまいが、それを問題にしない自分があるというのが眼目。

 

最近の世の中は、悪人と悪人同士の騙し合いであって、より進んだ知識を持ってどうそこを切り抜けるのかという発想が当たり前のように考えられている。これは、奥底に自分が善人であって、他人が悪人であるという考えが見えるが、高みから見れば、悪人と悪人同士のやりあいの姿ではないか?これを地獄の相という。

これをさらに複雑にしているのは、金を相手からもらったりもらおうとする借りやシステムや仕組や法規制があれば、相手が悪事を要求してきても拒みにくいというようなこと。ホワイト・フォックス、白狐、金運の神の法則。

これがいわば、地獄的様相を拡大、固定化している原因の一つでもある。

こういうのを見ても。出口王仁三郎がいう『最後は神と学との戦い』とは、神対人間の狡知と科学の戦いのことだと感じさせられる。

 

中国不動産バブルの処方箋は、ソフト・ランディングなら中国政府が公的資金を不動産業界や金融業界に注入して、責任者の中国共産党員を次々に処罰するということなのだろう。ところが、それができそうもないから、台湾有事と同時に『中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出る』(『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』の予言)可能性は、無視できないように思う。

 

9月中旬なのに朝の最低気温が28度と異常な高温で、そういうことを感じさせられる季節の変わり目である。

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ネット詐欺横行と強欲な人-2

2024-09-10 03:16:59 | 時代にFace it

◎人にだまされる者は、心の中に悪と欲と利己心が充満している

 

出口王仁三郎は、ネット詐欺にだまされる人は、心の中に悪と欲と利己心が充満していると、厳しく指弾している。最近ではほとんど誰もそのようなことは思いつきもしなくなった。

出口王仁三郎は、まず人間の想念及び情動は、発する声音に現はれ、皮膚に現はれるものであるとする。

よって、心に悪なく欲なく、善の徳に充たされた人は、相手の一言一語で腹のドン底まで見抜けるので、だまされることはない。

一方、心に悪と欲と利己心が充満している人は、情動は鈍り智性は衰え、意思は狂い、容易に相手の心中を見透かす事はできないので、だまされるのだと説明している。

 

これは、(詐欺で)だまされた被害者側の問題点を挙げているので、ほとんどの日本人から見れば、非常識で極端な説に見えるかもしれない。

だが神の側から見た人間の善悪の判断基準は、常識的社会人の考えるそれよりはるかに厳しいのだ。

引用文末には、欲深い利己的な人間はシンクロの法則によって貪欲な悪人にだまされ、取返しのつかない失敗を招くものである、とダメ押しをしている。

 

※神格に充されたる天人即ち本守護神:悟っている人間のこと。

『大本神諭の各言句の中に、人をして内的証覚に進むべき事項を含蓄せしめある所以は、神格に充されたる天人即ち本守護神の言語は情動と相一致し、一々其言語は概念と一致するものである。又天人の語字は其(その)想念中に包含する事物の直接如何によつて無窮に転変するものである。

尚又内辺の天人は言者の音声及び云ふ所の僅少なる語字によつて其人の一生を洞察し知悉し得るのである。何となれば、天人は其語字の中に含蓄する諸概念に依つて、音声の各種各様に変化する状態を察し、これに依つて、其人の主とする所の愛と信及び智慧証覚の如何なるものなるかを知るものである。

現界の人間でも少しく智慧あり証覚あり公平無私なる者に至つては、其籍を生きながら天人の団体においてゐるものであるから、対者の一言一句の中に包める意義によつて其人の一生の運命を識別し得るものである。

人間の想念及び情動は其声音に現はれ、皮膚に現はれ、如何にしても霊的智者賢者の前には之を秘する事が出来ないものである。此一言は愛を含むとか、此一句は親なりとか、彼の一句は勇とか、此一句は智とか、凡て一言一句の際にも顕現出没して、如何なる聖者といへども賢人といへども、心中の思ひを智慧証覚者の前には隠す事は出来ない、之即ち神権の如何にしても掩ふべからざる所以である。

心に悪なく欲なく、善の徳に充されたものは従つて智性も発達し情動の変化も非常に活溌なるが故に、対者の腹のドン底まで透見し知悉し得るは容易なれども、若し心に欲あり、悪を包み利己心ある時は其情動は鈍り智性は衰へ、意思は狂ひ、容易に対者の心中を透見する事は出来ない。

故に人に欺かるるものは皆其心に悪と欲と自利心が充満してゐる故である。決して愛善の徳に充され信真の光に充ちた聖人君子は、自然界の体欲に迷ひ悪人に欺かるるものでない。

要するに欲深き吾よしの人間が相応の理によつて貪欲な悪人に欺瞞され、取返しのならぬ失敗を招くものである。』

(霊界物語 第48巻第9章 罪人橋から引用)

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ネット詐欺横行と強欲な人-1

2024-09-09 03:30:38 | 時代にFace it

◎出口王仁三郎の罪人橋

 

最近ネット詐欺など、人に騙される話が多い。ところがその被害者は一般に善人であるという前提に立っているが、被害者が詐欺にあったことで、逆恨みし、神も仏もあったものかと神仏を離れ、地獄への道を進む者がいると、出口王仁三郎は注意している。

そうした被害者でもそんな悪の道に入ると、その地獄から娑婆に戻るには、大きな川にかかっている細い長い橋を無事に渡らねばならない。この橋を罪人橋という。

出口王仁三郎は、罪人橋を渡らねばならぬ人は、そもそも自分の強欲と不注意によって損害をこうむったのだが、それを棚に上げて、神仏を逆恨みすることがあるという。

 

最近は、何も悪いことをしていなくても、システムや法律、手続の不備をついて、詐欺を行う人間が出てきている。そうした犯罪に遇う人間には何の罪もないのではないかと思う人も多いと思うが、出口王仁三郎は、そこは厳しく、悪を行わず善だけを行う人間にはそういうことはないと主張する。

出口王仁三郎のその見方は牧歌的なのか、それともあくまで人間のカルマの真相を突いているのだろうか。

現代は、強欲は違法でも道義的責任もないとされるのだろうが、だから地獄がほとんど現界に移ってきているのだ。不注意はあり得るが、できる限りは人事を尽くす。

 

『自分の迂愚不明から悪人に欺かれ自ら窮地に陥り、遂には其人間を仇敵の如く怨み且(かつ)罵り、遂には自分の悪欲心より出でたる事を平然として口角に束ねながら、其竹篦(そのしっぺい)は遂に神の御上にまで及ぼすものである。

彼等は茲に至つて天道は是か非か、神は果して此世にあるものか、果して神が此世に儼存するものならば、何故斯の如き悪人に苦しめられ居るのも憐れみ給はず傍観的態度を執らるるや、吾々は斯の如き悪事災難を免れ家運長久を朝夕祈り立派にお給仕をして信仰を励んで居つたのに何の事だ。

神には目がないのか、耳がないのか等と云つて、恨言を百万陀羅並べ立て、遂には信仰より離れ自暴自棄に陥り、益々深く地獄の底に陥落するものである。』

(霊界物語 第48巻第9章 罪人橋から引用)

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中国軍機の日本空襲の予兆

2024-08-28 03:44:09 | 時代にFace it

◎出口ナオ、出口王仁三郎の予言

 

2024年8月26日午前、中国軍のY9情報収集機が、長崎県五島市の男女群島沖で日本領空を侵犯した。中国軍機の領空侵犯は、史上初で、完全に日中関係は新たな戦争への時代に入った。

 これまで日本軍機が中国を飛行することはあってもその逆はなかったのだから。

 

今後中国軍機の日本空襲があり得ることは、既に100年前から出口ナオ、出口王仁三郎の次のような予言に出ている。

 また聖徳太子未来記には、『西鳥来たり東魚を食う』という思わせぶりな一節もある。

 

まず唐土(中国)の鳥が生物化学兵器を投下する予言。

なづな七草

 

昔から「なづな七草唐土の鳥が渡らぬさきに云々」と云ふ歌がある。これは唐土の鳥即ち外国の飛行機から毒瓦斯(ガス)を投下するその時に、なづな七草を食べて居れば毒瓦斯(ガス)にあたらぬと云ふ予言警告である。

 なづなと云ふのは冬青々としたもので、松葉でも葱でも皆薬となるものである。七草は七種の意である。』

(玉鏡/出口王仁三郎から引用)

 

唐土(中国)の空襲以前に日本人は改心して神を知るようにならねばならない。

『唐土の鳥の渡らん先きに、神は還りて経綸を致せども、聴く人民無き故に、残念なれど唐土の鳥が今に日本へ渡りて来るぞよ。毒を空から降らして、日本の人民を絶やす経綸を、昔から致して居る事が、能く神には判りて居るから、永らく知らしたので在りたぞよ。早く改心致さぬと改心の間が無いぞよ。神は気を附けた上にも気が附けてあるぞよ。』

(大本神諭 大正6年旧11月23日から引用)

なお唐土は、中国と限定せず、外国一般を指す場合もある。

 

次の予言詩では、「カラ国」が以前は味方だったが裏切って攻撃してくる次第が書かれてある。

『聯合の国の味方と今迄は、成て竭せしカラ国の、悪魔邪神が九分九厘、モウ一厘の瀬戸際に、旗を反すと白露の、其振舞の非義非道、凡ての計画を狂はせて、勝つ可き戦争の負け始め、永びき渡る西の空、黒雲晴るる暇も無く、独り気儘の仕放題、印度の海も掠め取り、茲にも深き経綸為し。次いて浦塩日本海、我物顔に跳梁し、卜ン卜ン拍子に乗り出して、神の御国を脅迫し、モウ一ト息と鳴戸灘、渦巻き猛る荒浪に、大艦小船残り無く、底の藻屑と亡ぶるも、綾の高天に最と高く、空に聳えし言霊閣、天火水地と結びたる、五重の殿に駆け登り、力の限り声限り、鳴る言霊の勲功に、醜の鳥船軍艦、水底潜る仇艇も、皆夫れぞれに亡び失せ、影をも止めぬ惨状に、曲津軍も慄のきて、従ひ仕へ来る世を、松と梅との大本に、世界を救ふ艮の、神の稜威ぞ尊とけれ。』

瑞能神歌 大本神歌から引用)

 

そもそも明治時代中期に、出口ナオと出口王仁三郎がそれぞれ別々に、奇しくも、中国からの空襲で京都の寺社がまる焼けになるという同じ幻視を見たのが、大本教を立てる機縁になったことも忘れるべきではないだろう。

予言の実現内容は、時と共に変わるものではある。またネガティブ予言は、それが実現しないように人間に警告を与えるために出されているものではある。

一日も早く神を知り、善いことをして悪いことをしないように。

 

ジェイド・タブレット

 《7.天国まで》  

 人はまず天国的なものを希求するが、肝心の神仏は、天国にはなく、天国の先にあるけれど、天国の側を窮めることだけが神仏への道。

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中国不動産バブルと末路

2024-08-26 03:17:35 | 時代にFace it

◎全人民スマホ管理の結末

 

直前決算で中国事業で大赤字を出した複数の企業が、普段TVCMなど流さないのに、にわかに有名タレントを使ってTVCMを流すので、そういえば、中国関係で損失を出したのだなとかえって思い出されるこの頃。

 

『中国不動産バブル (文春新書)/柯隆』を読んだ。柯隆さんは、好漢である。

 中国不動産バブルに関して、特に日本人にあまり理解されていない事がいくつか書いてあり、読書メモがてら、感じたことも書いてみる。

  1. 中国は三権分立ではない。三権を超える絶対的権力を中国共産党が保有している。
  2. 腐敗というのは賄賂とインサイダー取引のこと。
  3. 中国のサラリーマンの賃金水準は一般に日本より低いので、中国富裕層の収入は、賄賂とインサイダー取引と不動産投資で構成されているのだろう。中国富裕層は悪銭の人々か。
  4. 10年前で賄賂1千万円というのはチップ程度の扱い。本格的な賄賂は10億円単位なのだろうが、その規模だと案件そのものの採算にも影響大。昔、女優ファンビンビンが、上海の有名占い師に見料1件3千5百万円払ったと聞いて驚いたが、その金額は実は相場だったのか。
  1. 不動産開発で、賄賂のもらい手は中央および地方の共産党幹部と政府の幹部、銀行幹部。わいろは社会の潤滑油と呼ぶそうだが、この高額では、潤滑油どころではない。わいろの出し手は、直接的にはデベロッパーなどだが、もともとの金の出所は住宅ローンを借りている庶民。
  2. 中国と中国人は、契約を守るという慣習がない由。契約を一方的に破棄しても罪に問われないからの由。法律はあるが執行がダメな由。中国は、礼と道徳の国だと考えていたがそうではなかった。始皇帝の時代から韓非子の法家が重きをなしていたのは、約束や契約を守らないのが当たり前みたいな考え方だったのですね。国家間でも合意はするが履行しない例はいくつもあった。
  1. 中国では、最低限の私有財産権も、共産党の意向で踏みにじられることがある。それは、文化大革命とコロナ禍の地域隔離時に顕著だった。コロナ禍の地域隔離時には、官憲が個人の家に勝手に侵入し、ベッドの上に消毒剤をまき、犬猫などペットを殺してまわった由。法律の上に存在する共産党。
  2. 中国は、スマホにより全国民の思想、所在、住居、金銭の管理を現実化した。これは、ジョージ・オーウェルの小説1984年を上回る最先端の管理社会を、人類史上初めて実現したもの。その中で「人間」はやっていけるのだろうか。共産主義洗脳は、1940年代から日々繰り返し行われているが、その末路はどうなるのだろうか。
  3. 不動産バブルの崩壊は、不動産業、金融、行政、共産党の一党支配を脅かすかも。中国は、富が権力側に偏って集中していて、共産党指導者を中心とした特権社会であって、一体これが社会主義体制なのかと考えさせられる構造である。
  1. 中国共産党員は、約98百万人(2022年末)もいて、その賃金は膨大。日本の公務員数は、約3百万人で、その30倍。
  2. 中国では、軍事費より社会治安維持費用の方が大きい由。政府と国家は、人民の信用を失っているかららしい。
  3. 日本もバブルが終わってから20年経っても、それでも今後株価は戦後最高値をつけると信じている人が結構いた。いわんや中国人がにわかに不動産価格が下がるなどとは、頭でわかっていても、受け入れられないだろう。中国人は総じて強気の投資判断なのだろう。
  4. 不動産バブルの崩壊は、政権の致命傷となりかねないので、なんとかして不動産バブルを崩壊させまいとするのだろうが、手はあるのだろうか。1976年の文化大革命終了時も中国経済は破綻していたらしいが、それを改革開放で乗り切った。中国特有の、庶民の人権を軽視するという切り札があるので、何でもできると思っているのだろうか。恐ろしいことではある。上海のコロナでの地域隔離時に食料は途絶し、病院医療も崩壊した事例がある由。
  5. Win Winという言葉は、最近は普通に使われるが、元は中国から最近来た言葉と思う。日本には、三方一両損という美しい言葉がある。
  6. 中国農家のエンゲル係数は50%以上で、都市部住民の平均エンゲル係数は40%以上。庶民は、搾取され絞りつくされている。
  7. 中国の低所得層は、金がなければ、最低限の生活の権利を守ってくれる制度もないという恐るべき状態にある由。
  8. 絶対的権力は絶対的に腐敗する。

 

ダライ・ラマは、存命中での中国共産党の終了を予言。

 ダンテス・ダイジは中国四分割を予言。

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世界的な海水面の上昇と大都市の放棄

2024-08-25 03:47:05 | 時代にFace it

◎埋立地は海に還る

世界的に徐々に海水面が上昇し、やがて世界の相当数の大都市群は、海水中に没し、人類はそれまでに主に集中的に低地に投資が蓄積されたことを嘆くだろうというのは、ダンテス・ダイジ予言の一節。原因が地球温暖化だったとはね。世界的な海水面の上昇は、火力文明の帰結である。

またこれを見越したのか、出口王仁三郎は、『日本は艮の金神様のご神体だから、埋立地などはいかぬ。元の通りになる。
(昭和19年12月12日)』
(新月の光 下巻/木庭次守/八幡書店P243から引用。)と述べている。

ダンテス・ダイジは、そもそも土地は神のものであり、土地売買は神にそむく行為であるというニュアンスのことを言っている。土地売買は合法だが、本来神が許し給わぬのだ。この延長線上に上記の出口王仁三郎予言がある。
合法だが神が許し給わぬ行為というのは、他にもある。そういう視点は、核戦力を支配力の源泉とする現今の国際政治や国家群にはない。

20年ほど前の冬の夕方、六甲の山から神戸を眺めたことがあったのだが、埋立地は盛大に広がっており、想像以上に日本の埋立地の規模は大きいものだなと感じさせられた。この時上述2本の予言が脳裏をよぎり、ぞっとしたことは言うまでもない。

バブル時代の地上げの弊害が大きかったことなどから、最近は高層タワーを立てる開発が中心となったようだが、ウォーター・フロントの名で埋立地の利用は、依然着実に増加している。30年50年の採算を考えるのであれば、海水面の長期的上昇も踏まえ立地場所の選定はよくよく考えねばならない時期になっているのではないか。

そもそも何が神の許し給う生業で、何が神の許し給わぬ生業かというのも冥想してみるべきだろう。

現代は、善と悪、真と偽、嘘とホントが複雑に入り混じり過ぎて、何が正しくて何が正しくないかほとんどわからない時代になってしまった。

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意志力と餓鬼

2024-08-08 06:50:17 | 時代にFace it

 ◎女子レスリングのビネシュ計量失敗

 

レスリング女子50キロ級絶対女王須崎優衣を破り、決勝に進んでいたビネシュ(29歳=インド)が計量失敗で失格した。何でも前日に2,3キロの食事をとって、その後すぐに減量を開始、血を抜き、サウナで水を抜き、髪を切るという窮極の技を繰り出したが、150グラムオーバーしたらしい。

 

レスリングでもボクシングでも柔道でも試合前の減量のつらさのことはさらりと触れられるが、あまり詳述されることはないが、飢えというものがいかに恐ろしいものか痛感させられるシーンなのだろう。

 

昔、知り合いの二人が名古屋の方にあるという断食道場に行ったが、断食道場終了後に外に出た途端、甘いものやら、炭水化物ものやら食べまくり、餓鬼道に堕ちたと口をそろえて語っていたことがあった。ビネシュ選手も餓鬼道に一瞬落ちたのだろう。

 

身近な餓鬼と言えば、地域猫、野良猫。これは、本当に食べないと死ぬので餌をあさって、最近ではなくなったが、生ゴミの日は猫が餌をあさる姿が定番だった時期もあった。しろちゃん亡きあとも何匹か野良猫がえさにやってくる。ホンチャンの餓鬼はこちらの方である。

子供食堂の拡大は、親の貧困が原因。この25年株価だけが上がったが、親の所得は伸びないという政策をとってきた結果である。最近は夏冬のボーナス支給額が大きなニュースにならないが、非正規などそもそもボーナスが出ない人の割合が多いことにマスコミも気づいたか。

 

禅では、食事の際、食前に3粒程度のご飯粒を餓鬼道に落ちた餓鬼に施す。人は自分の髪の毛一本白くも黒くもできないように自分で自分の食欲をどうすることもできないこともある。いわんや餓鬼をや。モーセが泉を打ち出した奇跡もその伝。

 

実は、自分の食べ物写真をネットに上げるのも似たようなものである。ネット経由で時空を超えて存在する餓鬼が食するのだろう。

出口王仁三郎は、こうして上げた食べ物は、不味いと指摘している。

 

ともあれ須崎優衣さん銅メダル獲得おめでとう。パリ五輪は、選手村の食事、コロナ?の蔓延、審判の問題など課題満載である。

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第二次大本教事件と日本の将来

2024-07-30 03:42:51 | 時代にFace it

◎日本の立替は外国の手による

 

昭和11年3月十日綾部署は二代教主出口すみを連行し、教団の綾部の土地処分の委任状に捺印をせまった。「土地は神のもの信者のもの、大本には一切を清算しなければならぬような悪事のおぼえはない」とつっぱね、出口すみは一貫して「大本は日本のひな型、大本でおこったことは必ず日本に、世界に写る。この神苑を手渡すことは、やがて日本が外国に奪(と)られる型になると神さまがいわれますのや。それでも(土地売却委任状に)捺印せいというのなら、私を殺してからにしなはれ」と抵抗した。

ところが、結局教団の土地は、二束三文で綾部町、亀岡町にそれぞれ2万数千坪が売却されてしまい。日本が外国に奪(と)られる型を作ってしまった。

(参照:出口なお・王仁三郎の予言・確言/出口和明/みいず舎P265)

 

大本教への二度の弾圧は雛型経綸であって、やがて日本の行く末に反映していくとされる。

最初の弾圧は、第一次大本教事件であって、大正十年に指導者出口王仁三郎らが逮捕収監された事件。これが日本の姿で言えば最初の敗戦である太平洋戦争での敗戦に当たる。戦後はA級戦犯が東京裁判にかけられ戦敗国の悲哀をなめ、国民も貧困と飢餓に苦しんだが、たまたま朝鮮戦争が勃発したことにより日本は、西側の東アジアにおける要石として未曽有の経済発展を遂げることができた。

第一次大本教事件で、教勢的には一時大打撃を受けたが、大本教はそれをバネとして逆に教団の規模を急拡大していき、昭和十年には全国で8百万人とも言われる信者数を誇っていた。

二度目の大本教への弾圧は第二次大本教事件であって、昭和十年十二月八日聖師出口王仁三郎が、逮捕収監され、信者3千人が検挙された他、教団資産の接収、教団建築物のダイナマイトによる破壊など、地上の上から教団の痕跡をなくしてしまおうというほどの破壊が行われた。

大本側でもこれを予期した動きがあり、昭和十年十二月の弾圧前夜、道士笹目秀和が教団のご神体を崑崙山中に返還することを出口王仁三郎らに託され、ここにスピリチュアルな大本教の使命は終わったとされる。

出口王仁三郎の収監期間は6年8か月の長きに及んだ。

 

これが日本の姿で言えば二度目の敗戦にあたるはずだが、それはまだ日本には起きていないものの、戦前の日本国官憲は、日本が外国に奪(と)られる型を作ってしまった。

それやこれやで、日本の立替は外国の手によるなどという、予言が出てくるわけである。日本は、第二次世界大戦で“負ッカサー”れた、と嘯いたのは出口王仁三郎だった。

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中国の水害2024夏、三国志の故地たち

2024-07-20 07:04:44 | 時代にFace it

◎報道規制、食料不足、民の怨嗟

 

去年の今頃は、三国志の劉備玄徳の故郷である北京近郊の涿州の水害で、実は被災者百万人とも言われ、中国の水害対策の無慈悲に啞然としたものだ。

今年は三国志の故地たちが次々と水害に見舞われている。最初は洞庭湖の堤防決壊による華容県の水害。ここは、赤壁の戦いの後曹操と若干の残党が落ち延びてきてここで関羽が尾羽打ち枯らした曹操と相まみえる。ところが関羽は、あろうことか武士の情けで曹操の逃亡を見逃したのだった。

そして、関羽が太守を務めていた荊州、そして諸葛孔明の三顧の礼などのゆかりの襄陽、南陽だが、ここも洪水の動画が上がっている。

 

他にも宜昌、夷陵、さらには蜀の国では、綿陽、剣閣なども水害に見舞われている。三国志とは関係ないが、観光地九寨溝も洪水の動画が上がっている。

また重慶市の水害は、沢山動画が上がっているが、市自体のエリアが広すぎてどこのことかわからない。

また全体に日付も地名もない洪水動画が多いので、注意すべきではある。

 

今年の水害は、河南、湖北、湖南、重慶市、四川と被災エリアが膨大であるわりに中国当局のまとめ報道もなく、その結果三峡ダムにまつわる不安までいたずらに搔き立てる仕儀となっている。

 

中学の時に吉川英治三国志をむさぼるように読んだだけに、今般の大水害はひとしお心配なことだ。中国では犠牲者は官憲が極少で報道するとか、重要都市を守るためには周辺は犠牲にするとか言われているのも不安の種。日中戦争の昔、国民党が黄河の堤防を爆破して数百万人が犠牲になった故事もあった。

 

過去40年繁栄と発展の希望と贅沢な生活を謳歌してきた中国。ところがいまや中国のGDPを上回る不動産関連不良債権に苦しむので、本来国家的耐乏生活が求められるわけだが、そんな気持ちの準備ができるものだろうか。一度いい目を見れば、忘れられないのが人情。

いよいよこの大水害を以って、台湾侵攻や、日本に中国人移民が大量に来襲するかもしれないなどと不安に思う。

 

苛政は虎よりも怖し。

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海底のレアアース

2024-07-14 03:53:27 | 時代にFace it

◎世の中のものは、すべてが人間が好き勝手にできるものでなく、神様のものがある

 

中国の海洋調査船が目的も説明せず2024年6月、沖ノ鳥島周辺の日本の大陸棚に位置する公海上の海域にブイを設置し、日本政府はこれに対し遺憾を表明した。

 

霊界物語に海底のレアアースという宝が恐るべきものであることが描かれている。

欲得で海底のレアアースを取りに行くとその後が良くないという。

 

『船頭は舳に立ちて唄ふ。

『ここは竜宮の大海原よ、可惜宝は海の底』と海上の風に慣れたる声を張り上げて繰り返し繰り返し唄ふ。

 

日の出神は、『オイ船頭、今お前の唄つた歌は、あたら宝は海の底といつたなあ、それや又どういふ訳か聞かして呉れないか』

『ハイ左様でございます。この頃のやうな春の海では判りませぬが、やがて秋が来ると海の底がハツキリと見えます。それはそれは綺麗な金や銀が海の底一面に山のやうになつて居ます。恰度この下辺りは最も多い処です』

 

『お前たちはその綺麗な宝をどうして採らぬのか』

『エイ滅相もない。この海の底には結構な宝も沢山ありますが、恐いものも沢山ゐます。太い太い竜神さまが、金や銀の鱗をぴかぴかさして誰れも採らないやうに守つてゐらつしやる。この海の底に居るものは、鯛でも、蝦でも、蛸でも皆金や銀の色をしてゐます。蝦一匹でも釣つたが最後、竜宮様が怒つてそれはそれは豪いこと海が荒れます。それで誰も雑魚一匹この辺では捕りませぬ。

 

大きな声で物いつても此処では竜宮様に怒られます。竜宮さまの好きなのは只歌ばかりです。歌ならどんな大きな声で唄つても構やせぬが、妙な話をしたり、欲な話でもしやうものなら、それはそれは恐ろしい目に遭はされます』』

(霊界物語 第7巻 第22章 竜宮の宝から引用)

 

役行者の全国の金鉱の地図は、奈良の大仏を鋳つぶした後でないと出ない。物事には時節がある。

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米欧ロ核戦争の噂

2024-06-25 06:43:09 | 時代にFace it

◎かいなき終わり世の終わり

 

2024年6月4日米紙ニューヨーク・タイムズは4日、米国製の武器を使って、ウクライナ軍がロシア国内を初めて攻撃したと報じた。

米国製武器をウクライナがロシア領攻撃に使用するのは、核兵器を保有するロシアと米国の直接戦闘につながると懸念されていたが、これでNATOの欧州とアメリカ対ロシアの核戦争の可能性がぐっと高まった。実際に各紙や専門家の論調は、数か月以内の欧米とロシア間での核戦争を予想するものが増えている。なぜ数か月以内かというと2024年11月の米大統領選挙以前での開戦の可能性を予想しているからである。

 

NEWSWEEK日本版“ 【動画】米ロ全面核戦争シミュレーション”2022年9月15日(木)19時07分では、米ロ核戦争がエスカレーションして、両国とも全滅する核戦争が上がっている。

【動画】米ロ全面核戦争シミュレーション|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

 

これは、プリンストン大学のシミュレーションであって、最初は、ロシアとNATOが警告と報復で放った一発づつの戦術核の応酬ではじまるが、4時間半後には、全面核戦争になり終了し、米ロ合計犠牲者9150万人(うち死者3610万人)であり、両国とも復興できない状況になることを予想している。

国連の中核である五大国の軍事コントロールがロ中により効かなくなっている現在、それは非現実的な夢物語とは言えない段階まできている。

 

ネットニュースでは、日本の大手メディアでは、そうしたのっぴきならない情報はヘッドラインには上がらず、人々はそれを知らないままで、日々野球やサッカーやゲームや芸能やどうでもよい動画やロ中筋の流した煙幕情報に踊る。これをマインド・コントロールと言わないのだろうか。

 

出口王仁三郎予言などでは、人類の生存率三分の一を唱えるが、このシミュレーションの犠牲者1億人弱は、世界人口80億に比べたらいかにも少ない。

それよりも、このように自国の経済も文化も日々の生活もすべて壊滅せしめるような政策をとっている人物たちが国際政治の実権を持ち続けている異様さに驚愕せざるを得ない。

 

仏教は日本以外ではほぼ壊滅。欧米のキリスト教バックボーンの社会は、思想信教の自由の旗の下に実質無神論に転化。そして大規模移民により先進国の文化・伝統は内から蝕まれ、風前の灯となっている。

 

これを反転させるには、一人一人が冥想により意識の限界状況を通過して神を知り、本当の愛を知ることしかない。そう考えている人はとても少ないが。

 

※かいなき終わり世の終わり:

『れん合の国の軍は強くとも、心は割れて四ツ五ツ、いつか勝負の果も無く、力は既にイングリス、艮に以太利て雨リカの、フランス跡に地固めの、望みもつきてカイゼルの、甲斐なき終り世の終り、金も兵糧も尽き果てて、互に臍を噛みながら、猶ほ懲りづまに向きを替ヘ、良き支那物を奪はんと、命限りに寄せ来る、其時こそは面白き、茲に仁義の神の国、豊葦原の足に掛け、蹴え放ららかし息の根を、絶ちて悪魔を絶滅し、世界一つに統べ守り、祭政一致の神政を、天地と共に楽しまむ。』

(瑞能神歌 いろは歌/出口王仁三郎より引用)

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旧約聖書 滅亡の街の真実 - フロンティア/NHK

2024-04-10 13:12:04 | 時代にFace it

◎破壊された街ソドム

 

主は硫黄と火とを主のもとすなわち天からソドムとゴモラの上に降らせ、これらの町と、低地一帯と、その町々のすべての住民と、地の草木を、ことごとく滅ぼされた。 ロトの妻はうしろを振り向いたので塩の柱になった。

その朝アブラハムは早く起きて、さきに主と対面した所に行って、ソドムとゴモラの方、および低地一帯をながめると、その地の煙が、かまどの煙のように立ちのぼっていた。

(旧約聖書創世記)

 

ヨルダンのソドムと思われる遺跡が、上空で超高温で爆破されたことを考古学者らが確認したが、旧約聖書の時代に原爆はなかったから隕石爆発が原因であるとした番組。

 

だが、西洋錬金術の古代7金属の時代から千年で原爆が開発された事実を見れば、ソドムの崩壊の原因は、原爆だと思う。

 

古代7金属から千年で、核爆弾が製造可能になった歴史を見れば、「どんな原始時代からでも千年あれば、原爆製造可能になる」の法則があるのではないかと思う。

インドの叙事詩マハーバーラタに核戦争の記載があったり、モヘンジョ=ダロ遺跡にも核爆発後を思わせるガラス化した石があることも知られている。

 

なお無差別殺戮兵器は、あまりの悲惨さからか歴史上何度も消えている痕跡がうかがえるということもある。核兵器は使われた後、人類の智恵によって廃絶されるということを繰り返してきたのではないか。

 

ロトの妻が塩の柱になったのを、ダンテス・ダイジは放射線障害と評している。

アブラハムはどういう気持でソドムとゴモラの煙を見たのだろうか。

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