アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

瞬時に勝敗が決まるので、戦争は将来できなくなる

2025-01-06 03:36:35 | 時代にFace it

◎ミサイルとドローンが主力の戦争から

 

ウクライナ戦争は、現代戦がミサイルとドローンが主力の戦争であることを世界が思い知らされた。首相官邸の屋上にドローンがしばらく落ちていたのに気がつかなかった日本は、相変わらず岩国基地や最新艦艇の上をドローンが飛び放題の能天気ぶり。

そうは言っても、根本は核戦略であり、地域限定戦術核の応酬が、直ちに全面核戦争に拡大していくメカニズムが最重要であることは変わっていない。

ところが、出口王仁三郎と同時代の朝鮮の神人姜甑山が、『今、西洋から渡って来た武器の暴威の前にはこれ迄の経験は役に立たず、瞬時に勝敗が決まるので、戦争は将来できなくなるであろう。』(回天の聖者/姜甑山先生顕彰会 P276から引用)と述べている。

 

これは、全面核戦争は始まれば全世界壊滅まで数時間しかかからないと予想されていて、預言の中には、その戦争の和平仲介もしくは、世界の主宰者を天皇がやるという話があるのは、核戦争が始まっても、『瞬時に勝敗が決まるので、戦争はすべきでない。』と双方が合意し、なんと一旦始まった核戦争を中断するようなことが起こるのではないかと思われる。

 

なお今の中国は、全土に解雇、給料不払・遅配、失業者増加が嵐のように巻き起こっており、今後全土で餓死者が増えるシーンも懸念される。デジタル通貨とデジタル監視で完璧な人民支配システムを作り上げた共産党独裁統治の真価が問われる局面だが、一発逆転を狙って中国が、台湾進攻どころか世界全面核戦争の引き金を引くことを心配しているスピリチュアリストもいる。

 

今日も冥想を。

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世界情勢とわが立居振舞

2024-11-25 03:41:57 | 時代にFace it

◎人間を生きづらくする政治は問題だが、神仏に近づかない自分の方がもっと問題

 

旧ソ連崩壊で、アメリカ独覇時代が続いて略30年。その当時には想像もつかなかった荒涼とした風景が、日常と世界に広がっている。

典型的な豊かな個人の日常生活と言えば、1950年代のアメリカ市民の暮らし。旧ソ連崩壊で、鉄のカーテンの冷戦も終わり、西側も東側も、リッチで少々ゴージャスな生活がこれからはできるのではないかと、当時は、夢想していた。

それ以前は、西側が善玉で東側が悪玉という世界の見方だったから、それも当然。

ところが、日本は中国に対し実質的な戦時賠償の意味合いも込めて、資金も人材もノウハウも技術も豪雨のように投入し、中国が世界第二位の製造大国、経済大国となることを大いにサポートし続けた。その結果、日本の政治家は、あの手この手で籠絡され、今や与野党の7、8割程度が媚中派、買弁議員となり、日本の政界は実質的に中国の属国同様になり果てたといえよう。

戦後の日本の急速な経済復興のノウハウを日本の官僚から学んだ中国は、果たして日本を上回る急速なスピードで経済成長を成し遂げた。

こうして国力を増強した中国は、ロシアと協力して米ロ中心の国際秩序を破壊して中国之夢なる中国中心の世界秩序構築の野心を表明して、現在に至る。

豈はからんや、中国GDPの3割を占める不動産業で中国は不動産バブルとなり、にわか成金が多数発生したが、いまや不動産バブルは完全に崩壊し、民間企業、地方公務員の賃金不払が多発し、スマホと監視カメラで完全に国民の思想・行動を管理しているはずが、無差別殺傷事件が連続発生するという経済麻痺と民心不安の状態に立ち至っている。

 

一方で欧米は、環境政策と移民受入れ促進、LGBTなどのリベラル政策により、産業基盤は弱体化し、伝統的な家族制度は崩壊、治安も悪化して、リベラル政策にはほとんどメリットのないことが、欧米各国の国民の反発により、明らかになりつつある。あきれたことに、米国民主党の圧力のもとに、これらリベラル政策を周回遅れで導入しようというのが日本である。

 

冷戦以前は、国際政治は西側が善玉、東側が悪玉とわりに単純だった。ソ連崩壊以後は、一時オール西側に見えたものが、いつしか中ロが叛旗を翻し、残った旧西側諸国は、なぜか自国民の利益にならないリベラル政策を重ねているように見える。

こうした状況は、私が見るところ、地球全体として人類絶滅政策に誘導しているようにも見える。

人類絶滅策と言えば、全面核戦争を思い浮かべる人が多いだろうが、婉曲に見えるが、ほとんどの人を生きづらくさせる圧政を行うのも、家族を含む人間関係がぎすぎすし、外では治安が悪化し、大局的に個人間も国家間も争いを起こしやすくなるということで、これも立派な人類絶滅策である。中国のことわざの「苛政は虎よりも猛し」は、時代を超えた真理である。

(「苛政は虎よりも猛し」:

孔子が泰山付近を通ったときに、女性が墓の前で泣いているのに出会った。女性は、舅と夫とわが子が虎に食い殺されたと言う。彼女がそれでもこの地を捨てて出てゆかないのは、税金が安く国民負担率が低いからだと答えた。:日本の国民負担率はなんと6割となった。)

 

為政者が人類絶滅政策に誘導しているなどということは、人の好い善男善女や社会の常識人には信じられないことかもしれないが、為政者が悪人であったことは、ヒトラー、スターリンを挙げるまでもなく史上いくらでも例はある。

 

ただし、旧約聖書イザヤ書にあるように人類愚民化と絶滅が神の意志であることを示す古伝承、神話もあるものだ。古事記でイザナミ命が毎日1000人ずつ殺すと言ったのに対し、イザナギ命は毎日1500人の子供が産まれるようにすると言ったのもそうした例の一つと考えられる。

政治にも期待できない中、自分ができることは、冥想により本当の自分を見つけて神仏に出会うことである。そうして初めて自分は本当に自分らしい生を生きることができる。

 

自分が神仏に出会うあるいは神仏となる体験とは言えない体験を経れば、世界は争いのない時代に向けて一歩踏みだす。自分が他人を傷つけることなど決してできやしないとわかれば、そうした人が徐々に増え、人類絶滅を回避し至福千年の新たな時代を現実化することができる。

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現代社会は巨大なカルトのようなもの

2024-11-24 03:33:32 | 時代にFace it

◎何か牢獄に暮らしている感じ

 

アメリカでは、ゾンビ映画やドラマが隆盛で、たまには目にすることもある。だが、ゾンビというのは、ほとんど思考力をなくした現代人のようなものだと思ってぞっとすることがある。

 

さてカルトでは、勧誘してきた若者たちを集め、彼らに信仰を注入しようとする。

同様に現代社会では、彼らに社会常識や金儲けや商品知識や異性との出会いの手ほどきなど無数の情報を入れ込もうとする。

 

カルトでは、長時間にわたって説教や講義を繰り返し、教学書や聖典の朗読のyoutubeを聞かせる。食事中も、トイレに入っている間もそれを止めない。さらに、神仏や教祖を賛美する歌を延々と歌わせたり、聖なるマントラを唱えさせたりする。しかも、これが続く間、ほとんど休みを与えず、食事や睡眠を満足にとらせないのだ。     

同様に現代社会では、テレビやスマホで長時間にわたって広告やプロパガンダを繰り返し視聴し、その間、国際情勢、政治・経済・商業に加え、宗教・道徳・金儲け・防犯から知っている他人・知らない他人の情報まで視聴する。ややもすれば、食事中も、トイレに入っている間もそれを止めない。この結果、一日の余暇時間は、このように洗脳される時間となり、しかもこれが毎日続くので自分で考えたり冥想する時間はなく、結局に食事や睡眠を満足にとらないことになる。

 

実は、これは十分に考え尽くされたやり口なのである。こういった状態が長く続くと、感覚が麻痺して くる。頭の中は空白になり、自分が今やっていること以外のことが考えられなくなっていく。

カルトでは、聖典の文句や歌が絶えず頭の中で鳴り響いている状態になってくる。そして、カルトの側の教えやメッセージをそのまま鵜呑みにしてしまうのだ。

一方社会では、政府、マスコミ、コマーシャル提供企業などからの情報や、SNSでの“らしい”言説を、無意識に受動的に信じ込み、あたかもそれが自分の考えであるように思ったりしゃべったりするに至る。

 

これが、洗脳(マインド・コントロール)の過程である。洗脳された若者や中高年者の人格は変わり、表情までややうつろになってくるので、人格は確かに改造されたことがそれでわかる。

社会的洗脳手段(マインド・コントロール/世論操作)がここまで大量・巧妙・大規模に行われていると、人はしばしば洗脳されていることに自分では気がつかない。

こうした状態を落ち着いて感じ取ってみれば、人はある牢獄にいるような気分を感じとるのではないだろうか。すなわちマスコミなど誰か知らない他人に作られた想念や思想や感情に作られた壁でこしらえられた牢獄に、自由のない自分が置かれているのではないかと。

これを脱出する方向には、本来の自分らしい生き方を見つけるという方向と、神仏を知るという方向の2種ある。ただし前者は悟りと関係がなく根本的解決ではないので、ダンテス・ダイジは、その方向は肯ぜず、すべての人が悟るべきだと考えていた。悟るとは、本来の自分に気がつくということ。

今日も冥想を。

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どうしてもロシアを核戦争に引きずり込みたい勢力

2024-11-21 06:40:01 | 時代にFace it

◎臆病者は戦いを避けさえすれば、いつまでも生きられると思っている

 

2024年11月20日、ウクライナは、英国製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を初めてロシア領に向けて発射した。前日の米国製の長距離地対地ミサイル「ATACMS」に続き、2日連続で西側諸国から提供された長距離弾を使用しロシアを攻撃。

 また北欧のバルト海で海底の通信ケーブルが切断されたり損傷したりしているのが相次いで見つかり、沿岸のスウェーデンなどの当局が捜査を始め、11月19日、ロシア将校が船長を務める中国船「イーペン3号」が、バルト海の2本の重要な海底通信ケーブルの破壊に関与したとして、デンマーク海軍の船「Y311ソーローベン」に拿捕された由。

 どうしてもトランプ就任前に、ロシアを核戦争に引きずり込みたい勢力がいるようだ。

 

荒野に火の玉が燃える』(ダンテス・ダイジの核戦争予言)

金でつぶれる世の中」(日月神示)とはいうが、実際にソ連は破産して解体済(金でつぶれる)。いままさに不動産バブル崩壊で中国は、ネット規制が厳格なのに不思議なことだが、弱い者がさらに弱い者を無差別に殺傷する『社会への報復』が同時多発。中国之夢も金でつぶれるのか。

ダライ・ラマは、存命中での中国共産党の終了を予言。

 ダンテス・ダイジは中国四分割を予言。

 

なお中国の不良債権総額は、少なく見ても1000兆円以上などと噂され、日本のバブル時のそれの10倍は超えるとも言われている。なお日本のバブル時の不良債権は約80兆円などと言われてきた。日本はバブル解消に30年かかったが、中国はその10倍か?また中国の若年失業率は実態は50%を越えるのではないかという話もある。毛沢東は、政権は銃口から生まれるといったが、政権を転覆させるのは学生だった。

 

今ホットな北欧神話からオーディンの箴言。

『王者の子たる者は、寡言と沈思をたっとべ。

戦いにのぞんでは果敢であれ。 すべて人たる者は、死を迎えるまで、明るく、快活であれ。(一五)

 

臆病者は戦いを避けさえすれば、いつまでも生きられると思っている。だが、槍先から勘弁してもらったとしても、老いから勘弁してもらうわけにはいかない。

 

食事によばれたおろか者は、目をむいて、ぶつぶつとつぶやくか、おしだまっている。だがひとたび酒がはいれば、その分別もたちどころに消えてしまう。

 

遠く旅をし多く歩いた者だけが、もしも知恵をそなえているなら、世の人々の心ばえを知るというものだ。』

(筑摩世界文学大系  10 [中世文学集]  エッダ  筑摩書房P20から引用)

今日も冥想を。

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SNSの自由と規制と虚偽報道

2024-11-19 06:46:22 | 時代にFace it

◎何が真実で何が嘘かわからなくなった末路

 

テレビ、新聞、雑誌は、長年重要なテーマにおいて実質的な虚偽報道を繰り返し、自ら視聴者、購読者の信用を失い続けて来たがゆえに、今の斜陽産業となったと思う。SNS隆盛は、確かに原因の一端だが、むしろ重要なテーマや事件において、決定的な世論操作報道を繰り返していたことがマスコミ退潮の主因である。

新聞販売店が溜まった古新聞を回収する日が時々あるが、昔はほとんど全戸古新聞が出ていたのに今では体感15%といったところだろうか。これでは、全国新聞は遠からず1~2社になってしまうのではないか。

 

テレビもネットの普及で視聴者離れが言われる。テレビ番組は、精神年齢8歳から12歳向けに作られていると言われているが、洗脳効果のより強烈なスマホにマインド・コントロールの主戦場が移った結果がそれなのだろう。特にフジテレビの退潮は著しく、南米某国の生のバラエティ番組のように、同じ出演者で3、4時間、一番組一スタジオで流すような退屈な番組がある。

 

今般、トランプ・ハリスの米大統領選挙では、前回大統領選挙同様ほとんどのマスコミは、ハリス押しであった。日本では、ほとんどのマスコミは、米国民主党寄りだが、それは、ずっと昔からそうだった。日本の官僚の世界もGHQの昔から米国民主党寄りだそうだ。当然日本の政界も然り。

米国民主党と言ってもなじみのない人が多いかもしれないが、アメリカで新たに戦争を起こすのはほとんど民主党政権時であって、DSとか産軍複合体と近いのだろうと想像される。

そしてアメリカは、自国で戦争をしない外征国家と言われるが、基本的に自国領土で戦争をしないから繁栄を何十年も続けられている特殊な国家であるということ。

米国民主党とはかくも恐ろしいものだが、その強い影響下にあることが、最近はSNSの普及で日本国民にも知られることになった。

 

今後日本はSNSなど自由な言論を統制(座布団玉串を隠す)、再度の軍国主義化と進み、アメリカから再度の核ミサイル攻撃(降る雨里迦(アメリカ)の一時雨、木枯さへも加はりて)と進むのかもしれないが、それを避ける方法が、個々人が神を知るということ。

 

日本のマスコミは総じて左寄り兼反日(中国・韓国・北朝鮮)であり、左寄り兼反日の知事のことは、パワハラだ、おねだりだというような批判はまずしない(例は、リニアモーターカー工事や辺野古移設工事反対の知事)。左寄り兼反日ではない兵庫県知事のことは、大政翼賛会の如く全マスコミ一致して批判したが、出直し知事選挙の結果、左寄り兼反日ではない候補者が当選した。

 

日本国民は馬鹿ではないから、全マスコミ一致して何かを勧めてくるのは、トランプ・ヒラリー、トランプ・ハリスの大統領選挙やこの前の石破・高市の自民党総裁選挙の時の例を以って学んでいる。兵庫県知事選挙でも、全マスコミ一致して何かを勧めてくることで、県民は何かを感じたのであって、SNSだけが選挙結果を左右したのではあるまい。

 

この兵庫県知事選挙では、ある裏情報暴露がSNSにあって、それによって雪崩式に選挙の構図が変わったが、県民は自分が正しいと信じるものに従って投票した。何が正しいかわからないものについて、選挙民が判断を求められる場合、人はややもすれば信じたい方向の新情報・ヒントに飛びつきがちなものである。この性質を利用すれば巧妙に情報操作、マインド・コントロールは可能であり、選挙結果も変えられる。

 今後そんなことがさらに大量に複雑に行われれば、人は何が真実で何が嘘かわからなくなってしまう。

そうしたこの行き詰まった現代人にこそ日々の冥想は必須なのだ。

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2024MLBワールドシリーズ、ドジャースが優勝

2024-11-01 03:45:41 | 時代にFace it

◎大谷翔平の不調が、シリーズの敗因にならなかったところが、見えない力があったところ

 

2024年MLBワールドシリーズ第5戦は、想定外の大逆転でヤンキース6-7ドジャースとドジャースが優勝をさらった。全体の印象は、ドジャース・ファンには失礼かもしれないが、2011年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝を飾った日本女子代表(なでしこジャパン)の決勝の日本対アメリカ戦を思わせるものがあった。

澤穂希の奇跡のボレーのようなものはなかったが、試合の流れ全体は、目に見えないある力を受けたものであったように思う。

 

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は、プロ野球の故野村克也監督の言葉。

ヤンキースは、クリーンナップのジャッジ、チザム 、スタントンがそれぞれ本塁打を打ち、4回終了時点で5-0の五点差で、ヤンキースの圧勝を誰もが予想していた。

ところが5回の表のドジャースの攻撃は、センターのジャッジの落球、ショート・ボルペの悪送球、一塁ゴロでの投手コールのベースカバー忘れと続き、守備の乱れによって幸運にも5点を稼いだ。

この時点で勝利の女神は、最後までドジャースに向くことを決めていたようだった。

 

ワールドシリーズ全体を通して印象的だったのは、第一戦のフリーマンの逆転サヨナラ満塁ホームラン。ベッツの申告敬遠を受けての打席のフリーマンは、このホームランを呼び起こした。球場から帰る多くのドジャース・ファンの、ウォーという腹の底から出る叫びを聞いた人は多かったと思う。シリーズ勝利への飢えを呼び起こし、道筋までつけたのだ。

それとヤンキース・スタントンの走塁。第三戦4回、スタントンは、レフト前ヒットで2塁からホームに走ったが、あまりの鈍足で、本塁タッチアウト。これは、ヤンキース全体を象徴しているシーンの一つだったように思う。

第二戦の盗塁で左肩亜脱臼の大谷翔平は、打率は低調だったが、単に打線にいるだけで威圧感があるということでなく、チーム全体の勝利に向かう姿勢、モチベーションを上げるという点で、存在が大きかったのではないか。また大谷の不調が、シリーズの敗因にならなかったところが、見えない力があったところだと思う。

結果から見て、大谷翔平は、持っている男であり、野球の申し子である。ただこういうパーフェクトな選手が出てきたということは、野球全体が終わりに向かうことを、歴史の教訓は教えてくれているのではあるまいか。

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夫婦別姓と中国の行動原理そして台湾侵攻

2024-10-05 03:11:21 | 時代にFace it

◎夫婦別姓の狙いは、日本の家庭破壊の促進と、外国スパイの潜入を容易にすること

 

中国の行動原理 国内潮流が決める国際関係 -益尾知佐子 著/中公新書」を読んだ。気のついた点は、以下。

 

1.日本は長子相続制だが、中国は外婚制共同体家族。これは、日本では、長男が父のすべてを相続し、次男三男は家を出され自由にやる。よって相続はもめにくい。

一方中国では、子どもは成人・結婚後も親と同居し続けるため,家族を持つ兄弟同士が一人の父親の下に暮らす巨大な家族形態が生まれる。 遺産は兄弟間で平等に分配され、父親の相続権は、兄弟全員が平等に持つので、相続争いは発生しがち。これは、下剋上、易姓革命を誘発しがち。権威主義的な親子関係と平等主義的な兄弟関係。家族全体を仕切るためには父親の権威・権力は強力でないと混乱しがち。

 

全体としてみれば、日本は、家族及びその延長としての社会全体も中国よりも安定的といえる。

 

なおもともと中国も長子相続制だったが、秦の始皇帝の時に外婚制共同体家族が始まり、漢朝がBC127年に長子相続制を禁止して以降、ずっと外婚制共同体家族だった由。外婚制共同体家族の定着は、社会、国家において無意識のうちに強力な専制あるいは独裁者の統治を期待し容認していくものだ。それは、現代の中国共産党トップの独裁に形となって実現している。

 

2.外婚制共同体家族では、女性に父権の相続権はなく、事実上女性に人権は認められて来なかった。共産中国になってから女性の人権を認めた。そもそも苦力とか奴婢の国だったので男性の人権も薄かった。中国は古来からずっと夫婦別姓。古来中国では、原則女性に人権はなく、婚家の墓には入れてくれなかったようです。中国では歴史的に男性の君子以上が実質的に人権を有していた。中国では夫婦別姓と言っても、そもそも女性の人権の扱いが日本より厳しかったので、日本と同列には論じられない。

 

以下は夫婦別姓の代表的なメリット・デメリットだが、どちらかにすべき決定的な理由はない。

よって、中国の夫婦別姓を踏まえ某政党が声高に夫婦別姓を求める理由は、第一に日本の家庭破壊の促進、第二に中国など外国スパイの潜入を容易にするのが狙いではないかと思う。媚中派の影が差している。

 

(1)夫婦別姓のメリット

 仕事に支障がなくなる

 プライバシーが保護される

 公的な手続きが不要になる

 結婚や離婚の際に知られにくい

(2)夫婦別姓のデメリット

 現状の制度では事実婚扱いになる

 子どもの苗字をつける際に問題になる

 相続権が認められない

 税金の控除など公的優遇を受けにくい

 

3.中国共産党を守るために戦う軍隊としての中国人民解放軍

上掲書には、改めて中国人民解放軍は、国家の軍隊ではなく、中国共産党の軍隊であることを強調してあった。中国人民解放軍は、中国共産党を守るために戦う軍隊なのだ。

よって、中国全土が凶作などで全国的な食糧不足に陥った場合に、中国共産党は、国民に責任を問われる。そこで中国人民解放軍は、国民を守るために戦うのではなく、中国共産党を守るために戦う。なぜなら中国人民解放軍は、国家の軍隊ではなく、中国共産党の軍隊であるから。

 

さてここで、中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出る(出典:『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』)という予言がある。

世界戦争後の中国の国民全体の存続を考えれば、そういうことはしにくいと思うが、中国共産党の生き残りだけを考えれば、そういう可能性もあるかもしれないと思う。そしてそれは台湾侵攻と連動する可能性もある。台湾有事は、日本の南西諸島の有事であって、日本の有事。

※天安門事件では、中国人民解放軍は、実際に国民に発砲した前例がある。

 

なお、

ダライ・ラマは、存命中での中国共産党の終了を予言。

ダンテス・ダイジは中国四分割を予言。

出口王仁三郎は、中国の日本侵攻幻視しているようだ。

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中国が正常だった古代と正常化の夢

2024-09-25 03:02:04 | 時代にFace it

◎中国に関する予言など

 

中国が正常だった時代は、古代聖帝の堯・舜・禹の鼓腹撃壌の時代。それは、民が日が出れば耕作し、日が沈めば休み、井戸を掘って水を飲み、田を耕して食べる。皇帝の力など民に関係ないと民が語っていた時代。

現代中国は、ITで全国民の思想、財産、居所まで管理し、歴史的に食料事情が厳しい上に、約1億人の共産党員が賄賂や投資で残りの約13億人を収奪している時代で、最近公務員給与の遅配まで報道されるようなり、暴動は多発し、鼓腹撃壌の時代は程遠い。鼓腹撃壌の時代とは、万人が善いことだけをして、悪いことはしない、そして誰もが嘘をつかず正直な時代。そういう風になれば中国にも聖人覚者が多く出てきて、ネオ鼓腹撃壌の時代が実現しようというもの。もっとも聖人覚者が多数出るには、宗教が保護され、精神的なものに価値があるという社会通念でなければならないが、宗教を阿片と位置づける共産党政権下ではそれはあり得ない。

 

1955年、毛沢東が北京を離れるダライ・ラマに別れの言葉を述べた。

『「宗教は毒だ。ひとつには僧侶や尼僧は独身でいなければならないから、人口が減る。ふたつ、宗教は物質的な進歩を拒絶する。」

この言葉で、ダライ・ラマの目からうろこが落ちたらしく、ダライ・ラマはのちに毛沢東のことをこう記している。

「結局のところ、あなたは法(ダルマ)を破壊する人なのです」』

(謀略と紛争の世紀/ピーター・ハークレロード/原書房P394から引用)

 

昭和10年、中国の南寧の紅卍会でフーチを行って占ったところ、

将来中国の人口は10万6千人に減少するという託宣が出て、皆目を疑ったという。当時でも中国の人口は5億だったからである。(出典:「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランドP240)

その生存率は、出口王仁三郎の予言する日本人生存率より全然厳しい。

 

最近の中国関連予言で気になるものは、

1..ダライ・ラマは、存命中での中国共産党の終了を予言。

2.ダンテス・ダイジは中国四分割を予言。

3.台湾有事と同時に『中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出る』(『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』の予言)

 

特に3については、日本人は、台湾有事は、日・韓・ベトナム・アメリカだけの問題と考えている人が多いのだろうが、中国が台湾有事を一挙に世界全面核戦争の引き金にする可能性まで考えている人は多くはないのではないか。

それが、石屋さんの読み筋どおりかどうかは知らないが、積年の西側の中国支援の総決算がそうなる可能性はぬぐえない。

昭和の大宗教家出口王仁三郎も中国からの日本空襲を幻視している。空襲といっても最近は、ドローンもミサイルも核も空襲のうち。

中国の反日思想は、中国共産党の正統性証明である歴史教育に組込まれて一体である。中国共産党ある限り、反日教育、反日洗脳は続き、第3の児童襲撃を生む。

笹目秀和は、日本のカルマを負った男と言われたが、それは尽くしても尽くしても裏切られるというようなカルマだった。日本は戦後、長年にわたり、中国に資金援助、借款の他、技術協力を続けてきたが、中国の反日教育、反日洗脳は続き、中国機領空侵犯、福島第一の処理水放出では、日本産水産物禁輸の他、中国から日本の各社、家庭に中国から直接いやがらせ電話がかかってきた。ああ、尽くしても尽くしても裏切られるカルマ。その日本の様をダンテス・ダイジは、お人よしと評していたが、要するに平和ぼけであると思う。

 

こういった状況では、とかく軍事、政治ばかり気になるものだが、まず日々の冥想を。実際の戦場では神も仏もないかもしれないが、人は切羽詰まれば誰でも神仏の救いを願うもの。

 

我もなく うつし世もなく ただひとり

神の御前に ひれ伏しおろがむ

出口王仁三郎

中国茫々(中国なスピリチュアル)
中国渺々(鼓腹撃壌という地上天国の時代もあった)
中国怏怏(おうおう)(牢獄に入れられて博打をする)

令和の黒船ならぬ赤船到来(太平の眠りを覚ます中国からの電話たった一本で夜も眠れず)
 

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主食として芋を食べる話

2024-09-17 06:08:19 | 時代にFace it

◎飢饉の予言

 

キリスト到来以前は、世界にパンはなかった。ドイツ人も最初じゃがいもを食べなかった。

フィリポによる福音書から。

『キリストが到来する以前には、世界にパンは存在しなかった。アダムがいた楽園と同じように、そこ(世界)にはたくさんの木々があったが、動物たちの食べ物としてであった。そこには人間の食べ物としての小麦は存在しなかった。人間は動物たちと同じようにして自分たちを養っていたのである。

だが、キリスト、とはすなわち完全なる人間が到来したとき、彼は天からパンをもたらした。それは人間が人間のための食物によって自らを養うためであった。』

 (ナグ・ハマディ文書 2 福音書/荒井献/〔ほか〕訳/岩波書店P60から引用)

 

これは単純に主食の変化による肉体の変化を言っているのだろうが、イエスキリスト在世当時の人に理解できたのだろうか。

 

さらに、じゃがいも食べ始め。

18世紀プロイセンの領主の1人であるフリードリヒ2 世は、パンが足りなくなったときに炭水化物の代用品があれば、飢餓の恐れが減ると考え、じゃがいもを領民に食べさせようとした。

ところが領民は、じゃがいもは聖書に載っていないからと異議を唱えたり、犬も食わないものをなぜ人間が食べなければならないのかと抗議したり、一向にじゃがいもを食べなかった。

そこでフリードリヒ2 世は、宮殿の敷地内に王室のじゃがいも畑を作り、これは王室用の野菜で、王室の一員 か、王室が許可を与えた者しか食べられないと宣言した。さらにじゃがいもを守るためにじゃがいも畑のまわりに 衛兵を配備したが、警備をゆるくして、わざと領民がじゃがいもを盗めるようにした。

こうしてドイツでは、じゃがいもが無意識のうちに、人気の穀物として定着した。フリードリヒ2 世のじゃがいもブランド化戦略が成功したのである。

(参照:欲望の錬金術/ローリー・サザーランド/東洋経済新報社P205-208)

 

エミー賞作品賞『SHOGUN 将軍』でも按針が、イギリスは6年に1回の飢饉があるという発言があってぎょっとした。だから海外に出たのですね。冷涼な欧州中北部では、飢餓対策は、近代に至っても課題だったのだ。それでも主食を変えるのは容易ではない。

17世紀ドイツで薔薇十字団ができたのも主食の不安が解消する以前だったが、冥想は食べるのに不安のない階層から起こるが、本当に打ち込めば働くことができなくなる段階もある。

 

昔ダンテス・ダイジは、日本でも飢饉によりゴルフ場に芋を植える時期があると予言。それは、『中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出る』(『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』)という予言とも連動し、気になることである。

 

人類の苦難は、大地震、巨大台風、洪水だけでなく、大飢饉、疫病(パンデミック)、全面核戦争がある。風水火と飢病戦。

今日も冥想を

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ネット詐欺横行と強欲な人-3

2024-09-12 06:15:16 | 時代にFace it

◎実は人間は人に騙され続けている

 

出口王仁三郎は、だまされる被害者は心の中に悪と欲と利己心が充満していると指摘した。

もう一つの見方がある。『人間は人に騙され続けている』のが自分ということと、誰にも騙されない自分があるということが両方とも存在するというもの。

 

水平の悟りにあっては、何者にも騙されない自分と人に騙され続けている自分を両方もって生きている。その片側を指して『実は人間は人に騙され続けている』と云う。一方、何者にも騙されない自分とは、鎌倉円覚寺の開山無学祖元やスーフィの聖者ホセイン・マンスール・ハッラージのように、首をちょん切ると脅しても譲らないで、ああ切るなら切れ、これが真実だと言う場合。

 

無学祖元は、鎌倉円覚寺の開山。中国の温州(浙江省)の能仁寺に住していたとき、南宋攻略で、モンゴル兵が寺に侵入し白刃をかざして迫ったが、無学は泰然として,

〈乾坤孤笻(こきよう)を卓するに地無し

喜び得たり人空法亦空

珍重す大元三尺の剣

電光影裏に春風を斬る

 

大意:

(元軍の侵攻で)天地には一本の竹棹を立てる余地もない。

ただ喜ばしいことは、人は空であり、法も亦空である。

珍重すべきは、元兵が持つ三尺の剣である。

その剣を振るったとしても稲妻のように瞬間に、春風を斬るようなものである。(斬られる自分などない)〉

と偈を呈し,難を免れた。

 

モンゴル兵が結局大剣を振り下ろさなかったのは、モンゴル兵にこの偈を聞いてそれを感じる感性があったからである。

 一方ホセイン・マンスール・ハッラージの場合は、イエス・キリストと同様に大衆の要望で殺害されてしまった。ただし殺されようが殺されるまいが、それを問題にしない自分があるというのが眼目。

 

最近の世の中は、悪人と悪人同士の騙し合いであって、より進んだ知識を持ってどうそこを切り抜けるのかという発想が当たり前のように考えられている。これは、奥底に自分が善人であって、他人が悪人であるという考えが見えるが、高みから見れば、悪人と悪人同士のやりあいの姿ではないか?これを地獄の相という。

これをさらに複雑にしているのは、金を相手からもらったりもらおうとする借りやシステムや仕組や法規制があれば、相手が悪事を要求してきても拒みにくいというようなこと。ホワイト・フォックス、白狐、金運の神の法則。

これがいわば、地獄的様相を拡大、固定化している原因の一つでもある。

こういうのを見ても。出口王仁三郎がいう『最後は神と学との戦い』とは、神対人間の狡知と科学の戦いのことだと感じさせられる。

 

中国不動産バブルの処方箋は、ソフト・ランディングなら中国政府が公的資金を不動産業界や金融業界に注入して、責任者の中国共産党員を次々に処罰するということなのだろう。ところが、それができそうもないから、台湾有事と同時に『中国で大規模な飢餓が発生し、それをきっかけに中国が世界戦争に打って出る』(『「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド』の予言)可能性は、無視できないように思う。

 

9月中旬なのに朝の最低気温が28度と異常な高温で、そういうことを感じさせられる季節の変わり目である。

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ネット詐欺横行と強欲な人-2

2024-09-10 03:16:59 | 時代にFace it

◎人にだまされる者は、心の中に悪と欲と利己心が充満している

 

出口王仁三郎は、ネット詐欺にだまされる人は、心の中に悪と欲と利己心が充満していると、厳しく指弾している。最近ではほとんど誰もそのようなことは思いつきもしなくなった。

出口王仁三郎は、まず人間の想念及び情動は、発する声音に現はれ、皮膚に現はれるものであるとする。

よって、心に悪なく欲なく、善の徳に充たされた人は、相手の一言一語で腹のドン底まで見抜けるので、だまされることはない。

一方、心に悪と欲と利己心が充満している人は、情動は鈍り智性は衰え、意思は狂い、容易に相手の心中を見透かす事はできないので、だまされるのだと説明している。

 

これは、(詐欺で)だまされた被害者側の問題点を挙げているので、ほとんどの日本人から見れば、非常識で極端な説に見えるかもしれない。

だが神の側から見た人間の善悪の判断基準は、常識的社会人の考えるそれよりはるかに厳しいのだ。

引用文末には、欲深い利己的な人間はシンクロの法則によって貪欲な悪人にだまされ、取返しのつかない失敗を招くものである、とダメ押しをしている。

 

※神格に充されたる天人即ち本守護神:悟っている人間のこと。

『大本神諭の各言句の中に、人をして内的証覚に進むべき事項を含蓄せしめある所以は、神格に充されたる天人即ち本守護神の言語は情動と相一致し、一々其言語は概念と一致するものである。又天人の語字は其(その)想念中に包含する事物の直接如何によつて無窮に転変するものである。

尚又内辺の天人は言者の音声及び云ふ所の僅少なる語字によつて其人の一生を洞察し知悉し得るのである。何となれば、天人は其語字の中に含蓄する諸概念に依つて、音声の各種各様に変化する状態を察し、これに依つて、其人の主とする所の愛と信及び智慧証覚の如何なるものなるかを知るものである。

現界の人間でも少しく智慧あり証覚あり公平無私なる者に至つては、其籍を生きながら天人の団体においてゐるものであるから、対者の一言一句の中に包める意義によつて其人の一生の運命を識別し得るものである。

人間の想念及び情動は其声音に現はれ、皮膚に現はれ、如何にしても霊的智者賢者の前には之を秘する事が出来ないものである。此一言は愛を含むとか、此一句は親なりとか、彼の一句は勇とか、此一句は智とか、凡て一言一句の際にも顕現出没して、如何なる聖者といへども賢人といへども、心中の思ひを智慧証覚者の前には隠す事は出来ない、之即ち神権の如何にしても掩ふべからざる所以である。

心に悪なく欲なく、善の徳に充されたものは従つて智性も発達し情動の変化も非常に活溌なるが故に、対者の腹のドン底まで透見し知悉し得るは容易なれども、若し心に欲あり、悪を包み利己心ある時は其情動は鈍り智性は衰へ、意思は狂ひ、容易に対者の心中を透見する事は出来ない。

故に人に欺かるるものは皆其心に悪と欲と自利心が充満してゐる故である。決して愛善の徳に充され信真の光に充ちた聖人君子は、自然界の体欲に迷ひ悪人に欺かるるものでない。

要するに欲深き吾よしの人間が相応の理によつて貪欲な悪人に欺瞞され、取返しのならぬ失敗を招くものである。』

(霊界物語 第48巻第9章 罪人橋から引用)

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ネット詐欺横行と強欲な人-1

2024-09-09 03:30:38 | 時代にFace it

◎出口王仁三郎の罪人橋

 

最近ネット詐欺など、人に騙される話が多い。ところがその被害者は一般に善人であるという前提に立っているが、被害者が詐欺にあったことで、逆恨みし、神も仏もあったものかと神仏を離れ、地獄への道を進む者がいると、出口王仁三郎は注意している。

そうした被害者でもそんな悪の道に入ると、その地獄から娑婆に戻るには、大きな川にかかっている細い長い橋を無事に渡らねばならない。この橋を罪人橋という。

出口王仁三郎は、罪人橋を渡らねばならぬ人は、そもそも自分の強欲と不注意によって損害をこうむったのだが、それを棚に上げて、神仏を逆恨みすることがあるという。

 

最近は、何も悪いことをしていなくても、システムや法律、手続の不備をついて、詐欺を行う人間が出てきている。そうした犯罪に遇う人間には何の罪もないのではないかと思う人も多いと思うが、出口王仁三郎は、そこは厳しく、悪を行わず善だけを行う人間にはそういうことはないと主張する。

出口王仁三郎のその見方は牧歌的なのか、それともあくまで人間のカルマの真相を突いているのだろうか。

現代は、強欲は違法でも道義的責任もないとされるのだろうが、だから地獄がほとんど現界に移ってきているのだ。不注意はあり得るが、できる限りは人事を尽くす。

 

『自分の迂愚不明から悪人に欺かれ自ら窮地に陥り、遂には其人間を仇敵の如く怨み且(かつ)罵り、遂には自分の悪欲心より出でたる事を平然として口角に束ねながら、其竹篦(そのしっぺい)は遂に神の御上にまで及ぼすものである。

彼等は茲に至つて天道は是か非か、神は果して此世にあるものか、果して神が此世に儼存するものならば、何故斯の如き悪人に苦しめられ居るのも憐れみ給はず傍観的態度を執らるるや、吾々は斯の如き悪事災難を免れ家運長久を朝夕祈り立派にお給仕をして信仰を励んで居つたのに何の事だ。

神には目がないのか、耳がないのか等と云つて、恨言を百万陀羅並べ立て、遂には信仰より離れ自暴自棄に陥り、益々深く地獄の底に陥落するものである。』

(霊界物語 第48巻第9章 罪人橋から引用)

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中国軍機の日本空襲の予兆

2024-08-28 03:44:09 | 時代にFace it

◎出口ナオ、出口王仁三郎の予言

 

2024年8月26日午前、中国軍のY9情報収集機が、長崎県五島市の男女群島沖で日本領空を侵犯した。中国軍機の領空侵犯は、史上初で、完全に日中関係は新たな戦争への時代に入った。

 これまで日本軍機が中国を飛行することはあってもその逆はなかったのだから。

 

今後中国軍機の日本空襲があり得ることは、既に100年前から出口ナオ、出口王仁三郎の次のような予言に出ている。

 また聖徳太子未来記には、『西鳥来たり東魚を食う』という思わせぶりな一節もある。

 

まず唐土(中国)の鳥が生物化学兵器を投下する予言。

なづな七草

 

昔から「なづな七草唐土の鳥が渡らぬさきに云々」と云ふ歌がある。これは唐土の鳥即ち外国の飛行機から毒瓦斯(ガス)を投下するその時に、なづな七草を食べて居れば毒瓦斯(ガス)にあたらぬと云ふ予言警告である。

 なづなと云ふのは冬青々としたもので、松葉でも葱でも皆薬となるものである。七草は七種の意である。』

(玉鏡/出口王仁三郎から引用)

 

唐土(中国)の空襲以前に日本人は改心して神を知るようにならねばならない。

『唐土の鳥の渡らん先きに、神は還りて経綸を致せども、聴く人民無き故に、残念なれど唐土の鳥が今に日本へ渡りて来るぞよ。毒を空から降らして、日本の人民を絶やす経綸を、昔から致して居る事が、能く神には判りて居るから、永らく知らしたので在りたぞよ。早く改心致さぬと改心の間が無いぞよ。神は気を附けた上にも気が附けてあるぞよ。』

(大本神諭 大正6年旧11月23日から引用)

なお唐土は、中国と限定せず、外国一般を指す場合もある。

 

次の予言詩では、「カラ国」が以前は味方だったが裏切って攻撃してくる次第が書かれてある。

『聯合の国の味方と今迄は、成て竭せしカラ国の、悪魔邪神が九分九厘、モウ一厘の瀬戸際に、旗を反すと白露の、其振舞の非義非道、凡ての計画を狂はせて、勝つ可き戦争の負け始め、永びき渡る西の空、黒雲晴るる暇も無く、独り気儘の仕放題、印度の海も掠め取り、茲にも深き経綸為し。次いて浦塩日本海、我物顔に跳梁し、卜ン卜ン拍子に乗り出して、神の御国を脅迫し、モウ一ト息と鳴戸灘、渦巻き猛る荒浪に、大艦小船残り無く、底の藻屑と亡ぶるも、綾の高天に最と高く、空に聳えし言霊閣、天火水地と結びたる、五重の殿に駆け登り、力の限り声限り、鳴る言霊の勲功に、醜の鳥船軍艦、水底潜る仇艇も、皆夫れぞれに亡び失せ、影をも止めぬ惨状に、曲津軍も慄のきて、従ひ仕へ来る世を、松と梅との大本に、世界を救ふ艮の、神の稜威ぞ尊とけれ。』

瑞能神歌 大本神歌から引用)

 

そもそも明治時代中期に、出口ナオと出口王仁三郎がそれぞれ別々に、奇しくも、中国からの空襲で京都の寺社がまる焼けになるという同じ幻視を見たのが、大本教を立てる機縁になったことも忘れるべきではないだろう。

予言の実現内容は、時と共に変わるものではある。またネガティブ予言は、それが実現しないように人間に警告を与えるために出されているものではある。

一日も早く神を知り、善いことをして悪いことをしないように。

 

ジェイド・タブレット

 《7.天国まで》  

 人はまず天国的なものを希求するが、肝心の神仏は、天国にはなく、天国の先にあるけれど、天国の側を窮めることだけが神仏への道。

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中国不動産バブルと末路

2024-08-26 03:17:35 | 時代にFace it

◎全人民スマホ管理の結末

 

直前決算で中国事業で大赤字を出した複数の企業が、普段TVCMなど流さないのに、にわかに有名タレントを使ってTVCMを流すので、そういえば、中国関係で損失を出したのだなとかえって思い出されるこの頃。

 

『中国不動産バブル (文春新書)/柯隆』を読んだ。柯隆さんは、好漢である。

 中国不動産バブルに関して、特に日本人にあまり理解されていない事がいくつか書いてあり、読書メモがてら、感じたことも書いてみる。

  1. 中国は三権分立ではない。三権を超える絶対的権力を中国共産党が保有している。
  2. 腐敗というのは賄賂とインサイダー取引のこと。
  3. 中国のサラリーマンの賃金水準は一般に日本より低いので、中国富裕層の収入は、賄賂とインサイダー取引と不動産投資で構成されているのだろう。中国富裕層は悪銭の人々か。
  4. 10年前で賄賂1千万円というのはチップ程度の扱い。本格的な賄賂は10億円単位なのだろうが、その規模だと案件そのものの採算にも影響大。昔、女優ファンビンビンが、上海の有名占い師に見料1件3千5百万円払ったと聞いて驚いたが、その金額は実は相場だったのか。
  1. 不動産開発で、賄賂のもらい手は中央および地方の共産党幹部と政府の幹部、銀行幹部。わいろは社会の潤滑油と呼ぶそうだが、この高額では、潤滑油どころではない。わいろの出し手は、直接的にはデベロッパーなどだが、もともとの金の出所は住宅ローンを借りている庶民。
  2. 中国と中国人は、契約を守るという慣習がない由。契約を一方的に破棄しても罪に問われないからの由。法律はあるが執行がダメな由。中国は、礼と道徳の国だと考えていたがそうではなかった。始皇帝の時代から韓非子の法家が重きをなしていたのは、約束や契約を守らないのが当たり前みたいな考え方だったのですね。国家間でも合意はするが履行しない例はいくつもあった。
  1. 中国では、最低限の私有財産権も、共産党の意向で踏みにじられることがある。それは、文化大革命とコロナ禍の地域隔離時に顕著だった。コロナ禍の地域隔離時には、官憲が個人の家に勝手に侵入し、ベッドの上に消毒剤をまき、犬猫などペットを殺してまわった由。法律の上に存在する共産党。
  2. 中国は、スマホにより全国民の思想、所在、住居、金銭の管理を現実化した。これは、ジョージ・オーウェルの小説1984年を上回る最先端の管理社会を、人類史上初めて実現したもの。その中で「人間」はやっていけるのだろうか。共産主義洗脳は、1940年代から日々繰り返し行われているが、その末路はどうなるのだろうか。
  3. 不動産バブルの崩壊は、不動産業、金融、行政、共産党の一党支配を脅かすかも。中国は、富が権力側に偏って集中していて、共産党指導者を中心とした特権社会であって、一体これが社会主義体制なのかと考えさせられる構造である。
  1. 中国共産党員は、約98百万人(2022年末)もいて、その賃金は膨大。日本の公務員数は、約3百万人で、その30倍。
  2. 中国では、軍事費より社会治安維持費用の方が大きい由。政府と国家は、人民の信用を失っているかららしい。
  3. 日本もバブルが終わってから20年経っても、それでも今後株価は戦後最高値をつけると信じている人が結構いた。いわんや中国人がにわかに不動産価格が下がるなどとは、頭でわかっていても、受け入れられないだろう。中国人は総じて強気の投資判断なのだろう。
  4. 不動産バブルの崩壊は、政権の致命傷となりかねないので、なんとかして不動産バブルを崩壊させまいとするのだろうが、手はあるのだろうか。1976年の文化大革命終了時も中国経済は破綻していたらしいが、それを改革開放で乗り切った。中国特有の、庶民の人権を軽視するという切り札があるので、何でもできると思っているのだろうか。恐ろしいことではある。上海のコロナでの地域隔離時に食料は途絶し、病院医療も崩壊した事例がある由。
  5. Win Winという言葉は、最近は普通に使われるが、元は中国から最近来た言葉と思う。日本には、三方一両損という美しい言葉がある。
  6. 中国農家のエンゲル係数は50%以上で、都市部住民の平均エンゲル係数は40%以上。庶民は、搾取され絞りつくされている。
  7. 中国の低所得層は、金がなければ、最低限の生活の権利を守ってくれる制度もないという恐るべき状態にある由。
  8. 絶対的権力は絶対的に腐敗する。

 

ダライ・ラマは、存命中での中国共産党の終了を予言。

 ダンテス・ダイジは中国四分割を予言。

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世界的な海水面の上昇と大都市の放棄

2024-08-25 03:47:05 | 時代にFace it

◎埋立地は海に還る

世界的に徐々に海水面が上昇し、やがて世界の相当数の大都市群は、海水中に没し、人類はそれまでに主に集中的に低地に投資が蓄積されたことを嘆くだろうというのは、ダンテス・ダイジ予言の一節。原因が地球温暖化だったとはね。世界的な海水面の上昇は、火力文明の帰結である。

またこれを見越したのか、出口王仁三郎は、『日本は艮の金神様のご神体だから、埋立地などはいかぬ。元の通りになる。
(昭和19年12月12日)』
(新月の光 下巻/木庭次守/八幡書店P243から引用。)と述べている。

ダンテス・ダイジは、そもそも土地は神のものであり、土地売買は神にそむく行為であるというニュアンスのことを言っている。土地売買は合法だが、本来神が許し給わぬのだ。この延長線上に上記の出口王仁三郎予言がある。
合法だが神が許し給わぬ行為というのは、他にもある。そういう視点は、核戦力を支配力の源泉とする現今の国際政治や国家群にはない。

20年ほど前の冬の夕方、六甲の山から神戸を眺めたことがあったのだが、埋立地は盛大に広がっており、想像以上に日本の埋立地の規模は大きいものだなと感じさせられた。この時上述2本の予言が脳裏をよぎり、ぞっとしたことは言うまでもない。

バブル時代の地上げの弊害が大きかったことなどから、最近は高層タワーを立てる開発が中心となったようだが、ウォーター・フロントの名で埋立地の利用は、依然着実に増加している。30年50年の採算を考えるのであれば、海水面の長期的上昇も踏まえ立地場所の選定はよくよく考えねばならない時期になっているのではないか。

そもそも何が神の許し給う生業で、何が神の許し給わぬ生業かというのも冥想してみるべきだろう。

現代は、善と悪、真と偽、嘘とホントが複雑に入り混じり過ぎて、何が正しくて何が正しくないかほとんどわからない時代になってしまった。

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