恩恵

女の子が「見て見て」と言いながら、人差し指の先にダンゴムシを乗せて来ました。
ダンゴムシはかわいいけれど、ナメクジとムカデはダメだそうです。
理由は「何のために存在しているのか分からないし、恩恵を感じない」とか。

ダンゴムシに何の恩恵があるのかはよく分かりませんが、
見て喜べるのだから、それが恩恵なのでしょうか。
わたしにはどうしてダンゴムシで喜べるのか、よく分からないのですが。

それと同様に、どうしてイエス・キリストへの信仰で喜べるのか、
周りで見ている人にはよく分からないそうです。
信仰の始まりはダンゴムシで喜んでいる女の子とあまり変わらないのかも。

「初めて福音を聞いたときに喜びを感じた」と多くの人が話します。
そのときには「なぜ喜びがあるのか」ほとんどの人には理解できません。
喜びを感じたことさえ、後になって思い出したときに分ることが多いのです。

御霊の喜び＝恩恵とはそのようなものです。

一日の益

その日一日の益を見出すことができるなら
有益な人生を送ることができる

その日一日の益を見出せないなら
無益な人生を送ることになる