「はい」の意味

「はい」は
一つで「了解」
二つで「うざい」
三つで「いい加減にしろ」
の意味になる




職場での「はい」という返事は、分かりました、やります、約束します、の意味で使われます。
一般社会でも「はい」と答えておきながら行わなかったら信用を失います。
「はい」という言葉はよく使われるし簡単な返事ですが、重要な意味を含みます。

偽善

自分の偽善を疑うことがあります。
福音では「隣人のために」と教えますが、
すべての行いは自分自身のためだからです。

「天に宝を蓄える」のは誰のためでしょうか。
「救いに与かる」のは誰でしょうか。
主の愛を必要としているのは誰でしょうか。

わたしの答えは常に「自分」です。
すべては自分の救いのため、少なくともわたしはそう認識しています。
それを「利己心、偽善」と指摘されたなら、返す言葉もありません。

過ちを犯したときに人の持って生まれた弱さのせいと言い訳をし、
自分の内に闇を見るときにそれを隠そうとする。
そのような自分を知っています。

それだからいつも「わたしはこれでいいのでしょうか？」と祈ります。

接点

レストランで美味しい食事をしたとき、
どうすればこのような味が出るのだろうと考えれば、
美味しいものを食べる喜びと料理がつながります。

素敵な風景画を見て、
どうしてこのような絵が描けるのだろうか思えば、
素敵な絵の感動と芸術がつながります。

「どうすれば、どうして」と考えることが、接点を生みます。
それを思わなくても食事にも絵にも喜びはあるのですが、
考えることに利点はあのるでしょうか。

美しい花を見て主の愛を思えば、創造の業とつながります。
一日の終わりに主に感謝すれば、福音の守りとつながります。
様々な経験に「どうして」と考えれば、人生の目的とつながります。

その接点を持つことで福音への理解と信仰が育ちます。