疑い

「どうして疑うことができるのですか」1ニーファイ4：3

「わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」マタイ27：46
十字架上でのイエスの言葉は疑いでしょうか。

その判断はそれぞれにお任せしますが、
イエスでさえもこのように口にしたということです。

「自分の不完全さによって主に従うことができない」と感じることもありますが、
その思いに対して「主を信じるなら従えるはず」と言われることもあります。

「信じる、疑う」とは”二択”ではなく、”どの程度”といった問題であり、
どの程度信じて、どの程度の疑いがあるかということです。

「疑いが全くない」としたら、その人の信仰を疑ってしまいます。
すべての人は信仰においても不完全だからです。

信仰生活とは「疑いとの戦い」であり、
少なくともそれはこの世で生きている限り続きます。