モルモンの泉

個人的に信じていること、感じていることを書いてみました。
気楽に目を通していただけるなら幸いです。

必要と欲求

2020-04-24 19:40:59 | 新約聖書
「まず神の国と神の義とを追い求めなさい」マタイ6:33

エリヤは飢饉のときにカラスが運んでくるパンと肉で生き延びました。列王上17:6
エジプトから出たイスラエルは40年間マナを食べて生き延びました。出エジプト16

「主に従うなら必要なものは与えられる」という約束が与えられているのですが、
わたしたちは生きるために最低限必要なもので満足し感謝できるでしょうか。

必要なものと欲しいものを仕分けするのは意外と難しいようです。
生きていくために最低限必要なもの
現代社会の一般的生活水準(?)を保つために必要なもの
或いは、自分の欲求を満たすために必要なもの

現代に生きている多くの人が求めているのは三番目の「自分の欲求を満たす」ことのようです。
神から与えられるものに満足し感謝できるなら「神の国と義を追い求める」こともいいのですが…
コメント

二人の主人

2020-04-24 06:12:34 | 新約聖書
「二人の主人に兼ね仕えることはできない、…神と富とに兼ね仕えることはできない」マタイ6:24

「パパとママのどっちが好き?」とは、子どもを悩ませる質問だそうです。
子どもにとっての幸せは両親が一致していることであって、パパとママはセットであり、
「どちらを選ぶか」などという選択はあり得ないからです。

ところが、両親の一致に”ほころび”が見え始めると、
「一方に親しんで他方を疎んじる」ようになります。 マタイ6:24

天父とイエス・キリスト、聖霊、預言者、教会、そして世の中が一致していれば、
誰も悩むことなく、信仰の道を歩むことができます。

教会での教えと世の中の違いが大きくなるほど、信仰への迷いが生まれやすくなり、
それは「人の集まりである教会」に影響を及ぼし易くなります。
すると教会の中にあってさえも迷いが生じるようになります。

「天父と主、聖霊、預言者が常に一致している」と信じることで預言者に従うことができます。
預言者に従うなら迷う必要はないのですが、それでも迷ってしまうのは、
「二人の主人」、神とこの世の双方を求めているからかもしれません。
コメント