見て信じる

「イスラエルは…主が…行われた…業を見…、主と…モーセとを信じた」出エジプト14：31

奇跡的な出来事を見て信じることも最初のきっかけとしては良いことかも知れませんが、
それは「きっかけ」でしかなく、「永続的な信じる力」にはならないように思えます。

エジプトから導き出されたイスラエルの民は主の業を見る度にへりくだりましたが、
しばらくするとその感動を忘れ、不信仰に戻ることを幾度となく繰り返しました。

イエスの時にも人々は業を見て信じましたが、言葉につまづきました。
業を見て信じるのと、言葉を信じるのにはどのような違いがあるのでしょうか。

ほとんどの場合、業を見て信じるのは不思議や奇跡を見たときの感動によって信じ、
言葉を信じるのは、自分で考え、理解して、行動した結果によって信じるに至ります。