無意識の行い

「あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな」マタイ6：3

「右の手のしていることを左の手に知らせない方法」は無意識の行いです。
意識して善を行うのは良いことであり、大切なことですが、
それが習慣となり人格となれば、意識しなくてもそれを行うことができるようになります。

人は完全な改心を遂げるまでは、罪を犯さないように常に意識して、
善を行うためにも意識する必要があります。

その訓練を繰り返すことで、徐々に意識しなくてもそれを行うことができる、
つまり完全な改心に近づくことができます。

わたしの場合、善いことを行ったときにそのことを振り返り、
自己満足に浸ってしまうことが問題です。

これが「右の手のしたことを左の手に知らせる行為」ではないでしょうか。
それは悪ではないと思いますが、無意識の行いになれば、さらに主に近くなれると思えます。