チャン・グンソク主演の新作ドラマ『ミッキ(原題/coupang play)』が、韓国で好評を得ています。
OTTであるcoupang play(クーパンプレイ)で配信中のため視聴率は不明ですが、2話まで公開された時点で、同サービスの視聴数が21％も上昇したとのこと。
『ミッキ』はこの結果に大きく貢献した作品の1つだと言われています。
そんな中、特に見る者を魅了しているのがチャン・グンソクの演技。彼の熱演ぶりに満足している視聴者が多く、ファンの中には男臭さを感じ｢オスの匂いが半端じゃない｣という声も。
放送前のマスコミ向け発表会で｢自分を壊したかった｣という本人の言葉どおり、見事なまでの演技変身を遂げました。
無精ひげを生やし、劇中で刑事役として殺人事件を誰よりも執拗かつ情熱的に追うワイルドさ溢れるチャン・グンソク。
“アジアのプリンス”と呼ばれ多くの女性を魅了してきた、キラキラとした華やかな彼の姿はどこにもありません。本作の演出を務めた監督もそんな彼に対し、｢やり切った｣と称賛しています。
『スイッチ～君と世界を変える～(SBS/2018)』以来、約5年ぶりとなるドラマで、ルックスはもちろんこれまでとは180度異なるキャラクターになりきり新たな魅力を披露中です。
そんなチャン・グンソク、王子様キャラから見事“オス”に変身した裏には知られざる努力があったようで、なんと演技指導を受けて『ミッキ』に臨んだのだとか。
その理由は、撮影を控え上手く演じられるか心配になったから。
子役から活動し演技歴も長く、役者としての基本的な技術は身についているはずの彼が、ベテランのプライドを一旦置き、トレーニングを受けたという点に本作に対する本気度がうかがえます。また、｢久しぶりのカムバックだから、どんな姿をお見せしようか悩んだ｣とも明かしており、その結果従来の自身に対する世間の印象を自ら破ろうと決心したものの、無理なイメージチェンジは不自然になるだろうと懸念。
｢どうしたら違和感なく作り出すことができるのか考えた｣と、常に頭を悩ましていたそうです。
そして彼がこのような考えに至ったのは、軍服務期間を含めた5年という空白期があったのが理由の1つなのだとか。
その間の充電期間が、自身の殻を破りたいと彼に思わせ、『ミッキ』に対する意欲へと繋がったそうです。
こうして、“アジアのプリンス”から“アジアのオス”になったチャン・グンソク。
ファンにとってはキラキラした彼を見られず多少残念に感じている人もいるかもしれませんが、俳優として新たな一面を見せてくれた彼の今後の活躍からますます目が離せません。
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