「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国映画「藁にもすがる獣たち」あらすじと感想、日本の犯罪小説を映画化

2022-11-28 | 韓国映画、ま~わ行


日本の犯罪小説を韓国最強のスタッフ&キャスト陣で映画化した 「藁にもすがる獣たち」。
原作は曽根圭介による犯罪小説「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)。
金に取り憑かれ、欲望をむき出しにした人々が激しくぶつかり合う様を描いた本作を、チョン・ドヨン、チョン・ウソン、ペ・ソンウ、チョン・マンシク、チン・ギョンらが集結!
恋人の借金を抱えた男、過去を清算しようとする女、事業に失敗した男、借金のために体を売る女、などそれぞれ訳ありの登場人物たちが大金を前に、それぞれを陥れようとする様が描かれ、殺人、放火、色仕掛け、強盗、などあらゆる手段を駆使して徐々に強欲な獣と化していく刺激的な物語となっている。果たして最後に笑うのは誰なのか!?
<あらすじ>
失踪した恋人ヨンヒ(チョン・ドヨン)が残した多額の借金を抱えて金融業者ドゥマンからの取り立てに追われる出入国審査官のテヨン(チョン・ウソン)、暗い過去を精算して新たな人生を歩もうとするヨンヒ、家業を廃業してアルバイトで必死に生計を立てているジュンマン(ペ・ソンウ)、株式投資の失敗で借金ができ家庭が崩壊したミラン(シン・ヒョンビン)。ある日、ジュンマンが勤め先のロッカーの中に忘れ物のバッグを発見する。その中には10億ウォンもの大金が入っていた。地獄から抜け出すために藁にもすがりたい、欲望に駆られた獣たちの運命は……。果たして最後に笑うのは誰だ!?   (kstyle)



10億ウォンを巡っていろいろなワケありの人物たちが次々と連鎖的に関わっていく物語ですが、タイトルの「藁にもすがる獣たち」という重い韓国ノアールは感じられず、意外と簡素で分かりやすい物語になっていました。
欲望をむき出しにした獣たちが大金を手にするために自分中心にあらゆる手段を使って操作していくのですが、結局、最後には善良な人の元に大金が届くと言うオチがある、世の中に神様っているんだなぁ~というラストでした(笑)  さて、誰のもとに・・・?
やはり、人間は小さな善行を積むことが大切なんだということを学ぶ映画でした・・・(笑)
本作のチョン・ウソンさんは弱気な平凡すぎる出入国審査官のテヨンを演じていて、カッコよさはありません(笑)
またそのチョン・ウソンさんを裏切る恋人を演じるチョン・ドヨンさんの貫禄ある演技は圧倒的な存在感があり、いつもながら妖艶で鮮やかできらびやかでした!






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韓国映画「ラブ・アゲイン」あらすじと感想、大人のラブコメディ

2022-11-17 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「ラブ・アゲイン~2度目のプロポーズ」あらすじと感想。クォン・サンウ主演映画。
生涯初の離婚式を皮切りに、結婚と離婚というコインの裏表ともいえる題材を描いた同作。
「“結婚さえすれば幸せか? かといって離婚すれば幸せになれるのか? ”この2つの難問についてコミカルに答えを出してみたかった」というパク・ヨンジプ監督の言葉のように、誰もが共感できる結婚と離婚、そして恋愛についての問いをリアルに解きほぐしていきながら新鮮な面白みも感じさせる、笑いと愛に満ちた大人のラブコメディだ。
また、2008年に女優のソン・テヨンと結婚し、愛妻家としても知られるクォン・サンウは本作について「実際に妻との結婚生活があったからこそうまく表現できるシーンもあった」と明かしており、彼自信の結婚生活が投影され、見る者の共感を呼ぶこと間違いなしだ。
【ストーリー】
赤っ恥覚悟で敢行した離婚式を経て、夢みたシングルライフを満喫することになったヒョヌ(クォン・サンウ)。
自由を取り戻したのもつかの間、6ヶ月ぶりに元妻ソニョンが現れたことで状況が一転する。
二度と会うことはないと思っていたソニョン(イ・ジョンヒョン)と第二の結婚生活のような、なじみがありながらも危険な生活が始まっただけでなく、偶然に再会した旧友であり恋愛音痴のサンチョル(イ・ジョンヒョク)に相談された恋愛相手がまさかのソニョンだったのだ。
あの日の離婚式以来、それぞれのシングルライフを送ることになった男女3人のもつれた三角関係の行く末はいかに……。 (kstyle)



バージンロードをヒョヌ(クォン・サンウ)とソニョン(イ・ジョンヒョン)が歩きはじめ、離婚式を挙げる二人です(笑)
離婚宣言文の朗読もあり、最後にみんなで離婚記念撮影も撮ります。
そして6か月後、車の事故を起こした元妻ソニョンから助けてほしいと電話があります。
二人が住んでいた家に送っていくと家の中はゴミだらけで、1ヶ月旅行していたと・・・
その後も腕が痛いと電話があり、一緒に病院に行きますが、右手の靭帯を損傷していて、結局彼女の家の掃除や食事を作ることになったヒョヌ(クォン・サンウ)です。
こんなわがまま女、こちらから願い下げですよねぇ~(笑)
離婚したなら、お互いの人生に干渉せず生きていけばいいのに・・・
なんて、他人はそう思いますけど・・・
とは言っても、きっと元妻のソニョン(イ・ジョンヒョン)は私も悪いところがあるけど、私の気持ちも理解してと分かってほしかったのでは・・・??

また、会社の上司がヒョヌ(クォン・サンウ)に女を紹介するといいますが、「相手はお前の好きなミスコリアだ」というセリフには爆笑でした・・・(笑)
クォン・サンウさんの奥様ソン・テヨンさんはミスコリアですからねぇ(笑)

そして、足を滑らしただけなのに自殺だと勘違いされる元妻ソニョンを助けたのはヒョヌ(クォン・サンウ)の同級生で獣医のサンチョル(イ・ジョンヒョク)でした。
その後、ソニョンとサンチョルが付き合うことになりますが、ヒョヌとソニョンは他人のフリをしますが、その後、三角関係に・・・
爆笑シーンも多い、大人のラブロマンスですが、タイトルの「ラブ・アゲイン~2度目のプロポーズ」まさしく、題名通りの物語でした。

それにしても、クォン・サンウさんは今でも若い!
私の中では、涙の貴公子と呼ばれたころの「天国の階段」や「悲しき恋歌」のサンウさんのままです。
最近は若手のフレッシュな俳優さんたちがどんどんデビューしていますが、クォン・サンウさんやソン・スンホンさんなど元祖韓流スターが活躍されている姿を見るのがとても嬉しいです(笑)








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韓国映画「マドレーヌ」あらすじと感想、2002年のチョ・インソンとシン・ミナ

2022-11-17 | 韓国映画、ま~わ行


韓国映画「マドレーヌ」あらすじと感想。
1か月たったら、あなたはきっと私を好きになっている。
だから、私たち、付き合わない?
「好きだと思ったことは何でもやってみる」が信条の美容師のヒジン(シン・ミナ)は、ある日中学時代の同級生ジソク(チョ・インソン)と偶然再会します。
ゲーム好きで行動派のヒジンと読書家で物静かなジソクには共通点は全くゼロだが、1ヶ月という期限付きで付き合ってみることになります。
期間中は別れると言ってはいけない、100%お互いに正直でいる、1か月たったら綺麗に別れると言う条件で・・・
ジソク(チョ・インソン)がヒジン(シン・ミナ)に翻弄されながらも自分の夢はしっかり持っている大学生を好演。
失った恋を思い出させる切ないラブストーリー!

    

恋人になってよ、結婚は考えてない、お互いを知らないから付き合いたいとヒジン(シン・ミナ)の方から声をかけます。
そして、気が重いなら、ひと月だけ恋人契約を結ぼう、面白そうでしょう?
その後、ジソクはヒジンの美容室で髪を金髪にします・・・

二人は雨の中を自転車に乗って はしゃぎ回りますが、たぶん今は見かけないと思うような黄色いレインコートを着ているシーンが強く印象に残りました。
また、そばにいるのに携帯でお互いの気持ちを伝えるシーンも多くて、それが自分たちのスタイルを見つけたように感じる仕草なのかも・・・
お互いの想いが深まったり、少しでも距離が短くなるなら、そんなメールもいいと思う・・・
ちなみに題名のマドレーヌはあのお菓子のことで、マドレーヌが大切な思い出として描かれていたのです。
終盤、ノートのキスマーク💋のオチもあって、そうだったのと笑える微笑ましいシーンでした。
チョ・インソンさん、シン・ミナさんの他にもハ・ジョンウさんがシン・ミナさんの元カレを演じていましたが、20年前の作品なので皆さん初々しくフレッシュですが、それでも今も変わらない元気な若々しさは、さすが俳優さんです! 
2002年に制作された映画なので全体的に素朴で昔を思わせるような映画で、よくあるような作品でしたが、もっと早くに視聴していれば、今の感動も更に大きく変わっていたのでは・・・というような感触でした・・・
チョ・インソンさんは大ヒットドラマ「バリでの出来事」の前に、この映画を撮っていたことを、不意に思いつきました・・・






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韓国映画「ミッション・ポッシブル」あらすじと感想、キム・ヨングァン

2021-12-08 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「ミッション・ポッシブル」あらすじと感想、
キム・ヨングァンのコミカルアクション。
(あらすじ)
俺たちに、不可能はない! カネさえもらえれば何でもする探偵事務所の社長ウ・スハン(キム・ヨングァン)のもとにある日、情熱あふれる秘密要員ユ・ダヒ(イ・ソンビン)が現金1,000万ウォンを持ってやってくる。
武器密売事件の解決に向け、いきなり協力を要請してきたのだ。
口を開けばケンカ、何かするたびに事件発生! 1人よりも2人でいる時のほうが目立つ彼ら。
作戦を重ねるごとに事件は大きくなり刑事たちが誤解するような手がかりをあちこちに残し、ついには指名手配までされてしまう……。
果たして2人は無事に任務を遂行することができるのか!?
 
主人公である探偵事務所の社長ウ・スハン(キム・ヨングァン)。
お調子者でカネに汚い彼は大金に目がくらみ、大事件に巻き込まれることに……。
続いてもう1人の主人公は秘密要員ユ・ダヒ(イ・ソンビン)。
一流の秘密要員である彼女は悪漢にもひるまない格闘術に見事なドライビングテクニック、さらにはピッキング技術も披露している。生真面目で短気、クールなダヒはスハンとは水と油ながらも息のあったコンビを形成していく!
そのほか共演は密売事件の黒幕のチョン・フン(オ・デファン)、正体不明の要員・蜃気楼(キム・テフン)、チーム長のチャオ(チェ・ビョンモ)、事件を追う刑事(ソ・ヒョンチョル)らも巻き込んで事件は予期せぬ方向へ……。
一癖も二癖もある“濃い~っ”キャスト陣の見事なアンサンブルに、アクションもコメディも盛り沢山な本作に期待してほしい。(kstyle)



スハン(キム・ヨングァン)の探偵事務所を貸してほしいと正体不明の要員・蜃気楼(キム・テフン)がやってきます。
そこへ今度は大金を持って、秘密要員ユ・ダヒ(イ・ソンビン)もやってきますが、ダヒはスハン(キム・ヨングァン)を見て、秘密要員の蜃気楼(キム・テフン)と勘違いします。
ここから、スハン(キム・ヨングァン)と、情熱に満ちた秘密要員ユ・ダヒ(イ・ソンビン)が、武器密売事件の解決に向けて戦略的に協力しながらスリリングなコミカルアクションを繰り広げていきます。
その正体不明の要員・蜃気楼(キム・テフン)はスハンの事務所を出た後、交通事故で入院、意識不明の状態です(笑)
スハンは始めのうちダヒが秘密要員だとは知らず、ただのお客様だと思っていました。
またダヒはスハンを秘密要員だと思っているので、この食い違いのズレが爆笑です。
でも、意外とスハン(キム・ヨングァン)の立ち振舞う行動やアクションが様になっていてカッコ良いのです。
実はスハンは軍の近接戦闘の教官というエリートだった過去がありました。
やっぱり、これで納得ですが、このような秘密要員やスパイものの映画はたくさんあってマンネリ化してますが、本作はあまり緊張感はなく、アクションコメディなので笑いながら楽しめました。
また、ヒロインのイ・ソンビンさんがソン・ヘギョさんに似ていて、ドキッとする場面があります。彼女はシンプルで自然なナチュラルメイクが素敵な女優さんです。
キム・ヨングァン流のコメディパワーが炸裂する本作の最後は続編あり!?と思わせるようなラストでした! 普通に楽しい映画です(笑)







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韓国映画「最も普通の恋愛」2大スター共演、キム・レウォン&コン・ヒョジン

2021-02-15 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「最も普通の恋愛」キム・レウォン&コン・ヒョジン共演。あらすじと感想。
ドラマ「ドクターズ」、映画「江南ブルース」のキム・レウォン&ドラマ「椿の咲く頃」のコン・ヒョジンという2大トップスターの共演が楽しみな映画で、タイトル通りごく普通のロマンスをさらりと余裕の演技で演じていました。韓国では動員数300万人にせまる大ヒットを記録!
キム・レウォンさんとコン・ヒョジンさんの共演は名作ドラマ「雪だるま」以来、実に16年ぶりの共演で、二人の懐かしい共演に感慨深いものがあります。
本作はお互いに恋人と別れてまもない男女2人の出会い、そこからロマンスがはじまり、ごく普通の恋愛ドラマにある恋がはじまる過程が描かれていきます。毎晩酔っぱらっていて決してカッコ良いキム・レウォンではありませんが(笑)相手を思いやるやさしさはこれぞキム・レウォンという傑作キャラ。劇中、男からみてもカッコいいタイプなのですが、「男に好かれる男は女には人気がないものだとか・・・」分る気がする、いい人タイプなのです(笑)
またコン・ヒョジンさんもさっぱりとした性格で強気な女性を演じていますが、ラブコメの女王の貫録は絶対です!
二人の恋愛ストーリーは「最も普通の恋愛」ですが、好きな人に出会う運命ってそんなに数多くないので、自分の気持ちを素直に表現しようと思いたくなる映画です。
また脇を固める同じ会社の同僚たちも良い感じで描かれていて、終盤、韓国らしいネット社会の噂がオチになっていて楽しめました。
(公式サイトのあらすじ)
婚約が破談になり元カノに未練タラタラのジェフン(キム・レウォン)。いつものように二日酔いで始まった朝、知らない番号の誰かと夜中に2時間も電話した履歴を見つけ、その相手が職場に新しく入ってきたばかりの同僚ソニョン(コン・ヒョジン)だと知る。元カレの裏切りで破局したソニョンは恋に幻想を抱かず、終わった恋にはすっぱりと見切りをつける現実女子。新たな職場に出勤した初日、あらゆる文句を浴びせて彼氏と別れた現場を上司となるジェフン(キム・レウォン)に目撃されてしまう。出会ってわずか1日で仕事より互いの恋愛について詳しく知ることになった2人。お互いに‟情けない“ ‟あきれた“と文句を言いながらも、次第に気になる存在になっていき…。







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韓国映画「目撃者」イ・ソンミン、キム・サンホ共演サスペンス映画

2021-01-27 | 韓国映画、ま~わ行


会社の飲み会で深夜に帰宅したサンフン(イ・ソンミン)。引っ越したばかりのマンションの中庭から悲鳴が聞こえたためベランダに出て下を見ると、女性が男性に殴り殺される場面を目撃してしまうのです。殺人犯はサンフンの部屋の明かりに気づき、サンフンの部屋の階数を指で確認しています。翌朝、警察による目撃情報の聞き取りがはじまりますが、マンションの真下で起きた事件にも関わらず、証人は1人もいません。サンフンも家族が事件に巻き込まれることを恐れ知らないふりをしますが、殺人を目撃したサンフンは次の標的になってしまうのです。
妻と子供がいてマンションを購入したばかりの主人公がある殺人事件を目撃したことで、日常生活が一変し、殺人犯から攻撃される恐怖が描かれた映画です。
サスペンス映画ですが、内容的には派手さはありませんが、随所に音響効果でドキッとするシーンがあり、ここは韓国映画だなぁと感じる怖さがありました。

マンションの中は他人のことには干渉しないという住人ばかりで、婦人会の会長から今回の事件に関し一切警察に協力しないという同意書の署名を頼まれるところにはビックリです。ふつう人が殺されたら協力するのが道理なのに住人たちはマンションの値段が下がってしまうという理由で署名します。サスペンス映画ですがこっちの方が恐ろしいと思いました。
また、何度も警察に通報する機会があったのになかなか通報しないサンフン(イ・ソンミン)にもイライラ腹立たしいのですが、やっと勇気をもって通報したサンフン。ところが、その警察のいつものことながら犯人を逃がしてしまうような無能でお粗末な警察で全く不愉快でした。この後犯人はサンフンの通報を知って妻と子供がいるサンフンの家に向かうのです。一番恐れていたことが起こりますが、終盤、サンフンが犯人と戦う勇気と人としての振る舞いに感動します。
そして、「都会人の他人には無関心」という、この映画が一番伝えたかったラストシーンに悲しみと憤りが倍増する物語でした・・・







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韓国映画「ワンライン」あらすじと感想、イム・シワンの詐欺師

2019-12-01 | 韓国映画、ま~わ行

韓国映画「ワンライン~5人の詐欺師たち」あらすじと感想
貧しくも平凡な大学生のミンジェ(イム・シワン)は、
名前や年齢やあらゆる経歴を偽って銀行のカネをだまし取る
銀行ローン詐欺業界の伝説詐欺師チャン課長(チン・グ)に出会い、
才能を見出され瞬く間に詐欺師業界の新星となる。
そして頭脳明晰なミンジェ(イム・シワン)は少年のように純な
容姿を武器に、手がけた仕事をことごとく成功させていきます。
そんな中、チャン課長の長年のパートナーで野心家のパク室長
(パク・ビョンウン)はミンジェの活躍を快く思わず、やがて
詐欺チームは次第に亀裂が入っていきます。
そして、誰が敵か味方か分からないほどに人間関係が複雑になり
スリル感たっぷりの予測不能な詐欺師たちの騙し合いが
はじまります。果たして最後に笑うのは誰か・・・??

今まで純粋でどちらかというと真っすぐな少年のイメージが
強かったイム・シワン君がふてぶてしく、また図々しいほどの
詐欺師に完璧に大変身していました。
ファンにとってはアレって?感じるドキドキするイケメン詐欺師役で
冒頭からいつも笑みを浮かべ、人の良さそうな顔で詐欺を働く
イム・シワン君は、最初の仕事からやさしい笑顔を振りまいています。
いわゆる詐欺を成功させるため女子銀行員を騙すときも、彼の笑顔が
キラキラと光を放つのです。(笑)仕事を成功させ、手数料をもらい
また次の仕事も続けて成功する状況が幸せで、そんな詐欺師の役を
魅力的に演じています。
また脇を固めるのは、大ヒットドラマ「太陽の末裔」で一躍
スターダムを駆け上がり、本作では伝説の詐欺師としてイム・シワンを
導くチャン課長役で出演したチン・グのほか、映画界の売れっ子
俳優パク・ビョンウン、イ・ドンフィ、キム・ソニョン、そして
JYJのユチョンの弟パク・ユファンら個性豊かな俳優陣が登場。
まぁ~よくある詐欺師の映画ですが、本作はちょっと地味目の
詐欺犯罪映画で興行的にも振るわなかったようですが、
イム・シワンファンは必見の映画でしょう!

  




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韓国映画「ミッドナイト・ランナー」イケメン青年警察

2019-01-18 | 韓国映画、ま~わ行
パク・ソジュンとカン・ハヌルがダブル主演を務め、二人が
テンポのいい掛け合いで笑わせてくれます。
日本でも大人気の二人がタイプの違う警察大学の学生を演じ
見事な相棒ぶりを体を張って熱演。

ネタバレあり。
警察学校に在学中のギジュン(パク・ソジュン)とヒヨル(カン・ハヌル)は
性格が全く正反対ですが、親友の間柄。
ある日、外出先で偶然若い女性が車で拉致される現場を目撃します。
2人は、学校で教わったとおりにすぐに通報しますが、手がかりの
複雑さや証拠不足から捜査はなかなか先に進まず、別の事件も
多くて捜査が後回しにされてしまいます。
ところが、現場経験ゼロの二人は無謀な捜査をはじめ
何とか被害者の勤め先を特定し、住んでいるアパートを
訪ねるのですが、そこで怪しい男と遭遇し後を追いかけます・・・

警察学校の学生が偶然出くわした事件の解決のため実践捜査に
乗り出しますが、そこで二人は人身売買の悪質ブローカーを
見つけ、女子高校生を誘拐し監禁して卵子を不妊患者に
仲介するブローカーと医師を見つけ出したのです。
警察学校のヤン教授は二人に他の捜査が忙しくて
この事件捜査には時間がかかる。他にも救うべき命はあり、
命は平等で大切なものだと教えますが・・・

二人は「私たちで事件を追ってもいいですか」と聞きますが
お前たちはまだ警察じゃない、学生だといって止めます。
ところが二人は事件が起こっているH産婦人科を突き止め
乗り込んでいきます。
そこで女学生たち20人を救った二人は退学覚悟のうえで
ヤン教授に電話をかけ、警察が駆け付けます。
その後、二人の起こした捜索と事件解決が学校内で問題になり
二人の退学を進める先生も現れますが、ヤン教授は、
「不名誉な前例と言いましたが、二人が誘拐を知りながら
行動を起こさなかったら、それこそ不名誉な前例です。
市民のために真っ先に動くのが警察だと2年間たたきこみました。
それなのに処罰を恐れ市民を放置したなら、それこそ退学に
値する行為かと・・・」
「個人的には彼らが羨ましいです。」と皆の前で話します。
「我が校の教育は間違っていなかった」と二人の処罰は留年と
決まりました。



韓国映画なので、乱闘シーンが多かったですが、血気盛んな
行動派のパク・ソジュン君と論理的で気難しそうなカン・ハヌル君、
正反対のコンビが無謀な捜査に取り組む過程をコミカルかつ、
体当たりのアクションシーンで観るものを飽きさせない映画です。
大好きなイケメン若手俳優の出演なので、ワクワク、ドキドキ、
最後まで楽しめました。
また、冒頭に警察大学で新入生全体を厳しくコントロールする
女性先輩ジュヒ役のパク・ハソンさんがものすごいカリスマで
登場します。今までの優しそうな彼女から想像もつかない
イメージチェンジを図った鋭い目が印象的でした。
女性なのに凛々しい敬礼がとてもカッコよかったです。
さすが女優さんだなぁと感じる高い演技力です!お見事!











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韓国映画「ミス・ワイフ」、コミカルな演技のソン・スンホンも素敵!

2015-12-11 | 韓国映画、ま~わ行


子供のころに両親を亡くしたイ・ヨヌ(オム・ジョンファ)は猛勉強して
腕利きの弁護士になりますが、ある日、不慮の事故で突然亡くなります。
ところが天上の世界のミスにより寿命がまだ先であることが判明します。
そして、その天上の世界の所長という人がヨヌに、同じくミスで1か月早く
天国に送ってしまった女性の代わりに1か月生きた後、元の体に戻す
提案をします。
このまま死ぬわけにはいかないイ・ヨヌ(オム・ジョンファ)はその
提案を受け入れるのですが、なんと目が覚めたとき地方公務員のイケメン夫
ソンファン(ソン・スンホン)とふたりの子供をもつ主婦になっていたのです。

でもこんなイケメンのスンホンさんの妻になれるなんて私は幸せだと
思いますし、愛妻家で出世を望まない家庭第一の公務員なんて本当は
幸せだと思うのですが、弁護士のイ・ヨヌ(オム・ジョンファ)に
とっては、古いマンションに住んで女を諦めた34歳のケチな母親は
耐えられないのでしょうねぇ~~~おまけに近所の口うるさい
おばさんたちと内職まで付き合うわけですから・・・(笑)

また、はじめスンホンさんとオム・ジョンファさん夫婦のキャスティングに
しっくりこない感覚がありましたが、劇中、スンホンさんが妻に「君が先に
口説いたじゃないか!」というセリフで納得! (笑)
この言葉を聞いてオム・ジョンファさんが許せちゃいました~(笑)
またスンホンさんのまったく正反対な魅力がひときわ目立つ映画ですが、
一味違ったとぼけた演技のスンホンさんも素敵です。
イ・ヨヌ(オム・ジョンファ)が公務員より「モデルをやった方が儲かるわ」
と言った言葉がウケました・・・

物語はキャリアウーマンの弁護士ヨヌ(オム・ジョンファ)が平凡な主婦に
なって苦労するドタバタ劇なのですが、二人の子どもの母親として暮らし
はじめだんだん変化する姿を通し家族の大切さを訴えるメッセージが
込められている映画です!

★ 今年の夏、中国映画「第3の愛」で共演された中国の女優さんとの
  熱愛を認めたスンホンさんですが、このままゴールインするので
  しょうか?? スンホンさんと結婚は絶対にありえない。。。
  永遠の王子様でいてほしい。。。 と願います。。。





「ソン・スンホン、初めと終わりが変わらない人」
オム・ジョンファは劇中ソン・スンホンと夫婦として出演して、愉快な
呼吸を合わせた。昨年「人間中毒」で強烈な姿を見せたソン・スンホンも
また、オム・ジョンファほどにこの作品を通じて、力を抜いて現実的な
父親の姿を見せようと努力した。

またオム・ジョンファは
「ソン・スンホンさんを初めてみた時、『あまりにもソン・スンホンだ』と
思いました(笑) 遠くから作品だけで見守った時間が多いですが、この作品で
出会ったじゃないですか。ソン・スンホンさんも緊張をしたと聞きましたが、
お互いに慎重な部分がありました」
「ミス・ワイフ」にソン・スンホンがキャスティングされた後、
カン・ヒョジン監督は「いたずらにハンサムな」というセリフを追加
しなければならなかった。オム・ジョンファは、「撮影する時はかえって
分からないんですが、撮影をしないで待機している場合は、
ソン・スンホンさんを見る度にぎこちなくて感情移入を簡単に
できませんでした」と話した。

しかしセット撮影で夫婦として出会って、歯磨きをするシーンを撮影し
ふたりはお互いに実際の夫婦のような姿を見せ、作品の中でも
自然な姿がそのままにじみ出た。オム・ジョンファはソン・スンホンに
対して、配慮心が多くて礼儀正しい人と表現した。

「仲良くなったら言葉を気楽にすることもあるじゃないですか。
ところがスンホンさんは親しくなりながらも、初めと終わりが変わらない
人です。いつも思いやりもあってマナーもあって、最後まで感謝の気持ちを
感じました。ところで作品が終わって、久しぶりに映画公開を控えて
会いましたが、『あまりにもソン・スンホンだ』とまた思いました。
本当にハンサムじゃないですか(笑)」 (kstyle)


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ソン スンホン
大判 壁掛け カレンダー
2016年 (平成28年)
+ 卓上カレンダー +
ステッカーシール
[3点セット]
ソン・スンホン グッズ

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「ミョンリャン(鳴梁)」と「1000万人韓国映画」の歴史を振り返る!

2014-10-02 | 韓国映画、ま~わ行




韓国で空前の大ヒットとなった
映画「ミョンリャン(鳴梁)」。
相変わらず韓国に都合の良い
内容の反日映画のようですが。。。

でも「観客1700万人突破」とは
すごい記録ですね!

また、韓国のチケット代金は
(800円~1000円)と日本より
安いので多くの映画ファンに
普及したこともありますね!

韓流全盛期の何年か前は
一部の映画館で日本語の
字幕上映もありましたが
現在はすべて終了した
ようです!       





<Wコラム> 観客1700万 の「鳴梁」李舜臣、伊藤博文と安重根の日韓歴史

ことしの夏、韓国では歴史的ヒーロー、李舜臣(イ・スンシン)将軍の
活躍を描いた映画「ミョンリャン(鳴梁)」(チェ・ミンシク、
リュ・スンリョン他)が「観客1700万人突破」という歴史的な
大ヒットとなった。

 400年前の日韓の戦争を描いている分、簡単に「反日映画」と言われても
いるが、歴史上の李舜臣に対する評価は簡単ではない。
朝鮮の王室から嫌われていたこともあり、むしろ日本人によって有名になったり
した経緯もある。日露戦争の名将「東洋のネルソン」東郷平八郎が尊敬する人物
だったとの説があるほどで、この150年間、日韓の政治や外交が李舜臣を
政治プロパガンダとして利用してきたとの評価もある。

 現在の韓国人口は6000万ぐらいで、日本の半分ほど。韓国大衆の4名中1人が
この映画をみたことになる。平均的な家族構成を考えると、1家に1人はこの映画を
見ていることになるのだ。ちなみに、韓国ではここ10年間で10本の
「1000万人映画」が誕生している。

 「韓国芸能」や「韓流」と言えば、韓国ドラマやK-POP音楽をイメージする人が
多いかもしれないが、実は韓国国内では映画産業が最大のエンタテインメント
コンテンツとして成長を遂げている。

 それでは、現地公開年度基準の「1000万人韓国映画」の歴史を
振り返ってみよう。
 
 最初の「1000万映画」は、80年代前半の軍事政権が極秘に育て上げた
「キラー部隊」の実話をベースにした映画「シルミド」(2003年、
ソル・ギョング、アン・ソンギ他)で、最終的には1108万人の観客動員に
成功した。

 1967年、北朝鮮が韓国大統領を暗殺しようとして、ソウルに32名のゲリラ部隊を
潜入させた事に対する韓国の仕返し作戦がその歴史的な背景になっている。
今や南北の闇歴史をリアルに再現した秀作として今でも語り継がれている。
 
 世界唯一の分断国家である韓国と北朝鮮との対立を題材にした映画や近代史に
スポットを当てた映画が大ヒットとなることが多かったが、翌年の2004年も
この流れは同じだった。
  
 当時韓国を代表するイケメン俳優だった「イブの全て」チャン・ドンゴンと
「秋の童話」ウォンビンを主演にした朝鮮戦争映画「ブラザーフッド」は
400以上のスクリーンで上映がスタートされ、観客1174万人のヒットとなった。
  
 そして2005年、業界内外から「1000万映画」という言葉がもてはやされる中、
異変が起きた。
当時は無名だった新人俳優イ・ジュンギ主演の時代劇映画「王の男」が
1230万人の観客を魅了したのだ。
  
 「朝鮮時代のオカマ芸人」というユニークな題材としっかりとしたストーリー
展開が口コミで広がり、次第にスクリーン数を増やしていった結果だった。
大手映画配給会社の影響力を排除した、真の意味での1000万映画は「王の男」
くらいしかないという評判があるほどだ。
 
 その反面、製作費10億円以上の大作「グエムル」(2006年、ソン・ガンホ、
「空気人形」ペ・ドゥナ他)は、1301万人の観客動員には成功したものの、
公開当初から600以上のスクリーンを確保していたことなどが原因で
「大手資本のスクリーン独占」 という批判に見舞われた。
 
 その後、韓国の映画ビジネスはしばし停滞期を迎えるが2009年には
「1000万映画」が再び復活。地震の少ない国、韓国で日本語の「津波」を
モチーフにして作られた映画「TSUNAMI―ツナミ―」(ハ・ジウォン、
ソル・ギョング他)が当時としては高いCGクオリティーによる圧倒的な
臨場感で観客1145万人を動員。
 
 それからも、700万人以上のヒット作が立て続けに誕生し、2012年からは
いわば「韓国映画黄金時代」が幕を開ける。

豪華キャスティングで公開前から話題を集めた映画「10人の泥棒たち」が
1302万人。韓流スターイ・ビョンホン主演の「王になった男」が1231万人と
2作の「1000万映画」が誕生した。
 
 以来、「1000万映画」という言葉は、「大ヒット映画」を象徴する
キーワードとなり、韓国国内における映画ビジネスはますます勢い
付くことになる。
 
 2013年、「7号室の贈り物」(リュ・スンリョン、パク・シネ他)が
「笑いあり涙あり」魅力全開のストーリー構成で観客1281万人の大ヒットを
記録すると、年末に公開した「弁護人」は主演俳優ソン・ガンホの演技力と
「故ノ・ムヒョン大統領」という実話ベースの内容で1137万人の観客動員に
成功した。
 
 他にも、「スノーピアサー」(ソン・ガンホ他)、「怪しい彼女」
(韓国版「のだめ」シム・ウンギョン他)など、900万人以上のヒット作も
相次ぎ、2013年は韓国映画史上初めて年間の観客数が2億人を突破した
年となった。
 
 そして、今年も数々の話題作が公開され、年末にも話題性抜群の作品が公開を
控えている。なお、上述の「鳴梁」(ミョンリャン)以外にも、「海賊」
(「ラブストーリー」ソン・イェジン、「善徳女王」キム・ナムギル他)が
850万人を動員しながら今も上映が続いている。
   
チケットの安さ(800円~1000円)はもとより、2004年以降、急速に普及した
デジタルフィルムとシネコン (シネマコンプレックス)施設のお陰などで
観客層が拡大し大盛況が続いている現在の韓国の映画業界。
現在は、合計2587個のスクリーンが韓国映画界の大きなインフラと
なっている。

 DVDやブルーレイ、ネット配信や4K放送時代の今も、「映画館」は韓国人が
もっとも頻繁に利用する娯楽施設であり、韓国大衆の「1人当たり年間映画
観覧数」は去年4.12本に達し、アメリカを抜いて世界1位になっている。

 仁川のアジア大会のサッカ日韓戦に伊藤博文を暗殺した安重根
(アン・ジュングン)の旗が登場し、日韓両国が騒がしい。
伊藤博文は日本の初代内閣総理大臣であり、植民地時代の韓国の初代統監。
100年ほど前のこの事件に対する評価もそう簡単ではない。
安重根は伊藤博文への「狙撃」を「戦争」として認識し、獄中でも「東洋平和論」
の執筆しながら、西洋の植民主義に対する日中韓の対応法や平和への具体的な
方法論を提案していた思想家であり、教育者でもあるからだ。
日本の新右翼と言われる思想家からも「尊敬する歴史上の人物」として
挙げられるほど。

 国際対戦競技としてのスポーツ精神は、自国チームを応援することであり
相手チームを非難するものではない。
熱くなるのは当然だが、その度が過ぎてはいけない。しかも、自国開催でお客様と
なる相手チームに対する礼儀は儒教の伝統からも当たり前のこと。
しかも、それは安重根の思想にも反するかもしれない。(ワウコリア)





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