不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

韓国ドラマ「イニョプの道(下女たち)」歴史解説

2016-04-26 | 韓ドラ時代劇、あ、か、さ行

王権をめぐる陰謀に巻き込まれ、良家の令嬢から使用人の身分に
落とされた女性イニョプ(チョン・ユミ)の愛と闘いの物語。
15世紀初頭、高麗から朝鮮王朝へと変わって間もない第3代王、
太宗(テジョン)の治世。イニョプは王の重臣の娘として
何不自由なく暮らしていた。しかし、名家の御曹司ウンギとの
婚礼の日、イニョプは幸せの絶頂からどん底に突き落とされる。
何者かの陰謀により、イニョプの父は謀反を企てた高麗の残党の
濡れ衣(ぬれぎぬ)を着せられ処刑される。
そしてイニョプは逆賊の娘として使用人の身分に落とされることに。
突然、すべてを失い絶望するイニョプだが、彼女を支える
2人の男性がいた。一途に愛を貫こうとする元婚約者ウンギと、
近くで見守る寡黙な使用人ムミョン。

チョン・ユミの熱演が光る「イニョプの道」歴史解説
物語の時代設定は15世紀初頭。
良家の娘イニョプ(チョン・ユミ)は、名家の御曹司ウンギ
(キム・ドンウク)と婚礼の日に悲劇に見舞われる。
イニョプの父が陰謀に巻き込まれて逆賊として処刑されます。
しかも、イニョプは“逆賊の娘”として(最下層の身分)
という身分に落とされることに。
そんなイニョプを支えたのが、元婚約者のウンギであり、
同じ境遇のムミョン(オ・ジホ)だった。
この2人に助けられながら、イニョプはどうやって父の無実を
晴らしていくのか?それが本作の中心となるストーリーです。
やがてイニョプは亡父の無実を証明するために動き出しますが、
父の死の裏には高麗王朝再興をもくろむ危険な秘密組織の
存在を知ることに・・・

とにかく、厳しい運命を背負うことになったイニョプを
演じたチョン・ユミの熱演がとても光っています。
彼女の情念を感じさせる演技は、ドラマをしっかり引き締めて
多くの視聴者の胸に熱く迫ることでしょう。
なお、イニョプを助けるムミョンについての説明です。
韓国語で「ムミョン」とは「無名」を意味している。
つまり、「生まれたときから名前がない」ことを指している。
実は王の庶子だと知らずに奴隷として生活している
なんとも不遇な存在なのです。絶望の果てイニョプは自殺を
試みるがムミョンに助けられます。
はじめはムミョンに反発するイニョプでしたが、次第に彼に
惹かれていくイニョプです。
そして一命をとりとめたイニョプは父の汚名を晴らすために
生きようと決心します・・・
また朝鮮王朝の初期は人口の半分以上が奴隷だったと
言われています。
そんな人々が身分による差別に苦しみながらも力強く生きる
たくましい姿に深い感銘を受けるでしょう・・・





高麗王朝の王家の末路
ドラマのキーポイントをさぐると、それは、イニョプの父が
「高麗王朝の再興を狙って朝鮮王朝滅亡の謀叛を起こそうとした」
という濡れ衣を着せられることです。実際、『イニョプの道』には
高麗王朝の再興をもくろむ秘密組織が登場します。

こうした点を踏まえると、ドラマをより面白く見るためには、
高麗王朝と朝鮮王朝の関係を少しでも知っておく必要がある。
936年に朝鮮半島を統一した高麗王朝は長い歴史を歩んでいたが、
1388年に武将の李成桂(イ・ソンゲ)がクーデターを起こして
成功させる。これによって、高麗王朝は没落してしまう。

やがて李成桂は自ら王になることを決意し、1392年に高麗王朝を
滅ぼして朝鮮王朝を建国する。
『イニョプの道』は朝鮮王朝が誕生してから十数年後を描いており、
当時はまだ高麗王朝の復興をめざす残党が各地に残っていた。
史実のうえでも、朝鮮王朝は高麗王朝の王家一族を容赦なく
全滅させようとして必死だった。
建国当初には、「特別に島を用意しましたから、そこで安心して
暮らしてください」と呼びかけて高麗の王家一族を集め、島に
向かう船をあえて沈没させて乗っていた人たちを水死させるという
非道なことまで行なっている。

このように、高麗王朝の王家一族を目の敵にしたのが朝鮮王朝だった。
本来、高麗王朝の王家は「王(ワン)」という姓なのだが、自らの
出自を隠すために、「王」という姓を「全」、「田」などと変えている。
漢字を変えても、字画にすべて「王」が入っているところが
ミソなのである。
こうした歴史をふまえて『イニョプの道』を見れば、ドラマが
なお一層面白くなるでしょう。
 (ワウコリア)

------------------------------------------------------------
韓国ドラマ「イニョプの道」
公式ガイドブック
ぴあ

------------------------------------------------------------









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「剣と花」、復讐それとも愛、あらすじと感想、相関図

2015-02-11 | 韓ドラ時代劇、あ、か、さ行
韓国ドラマ「剣と花」あらすじと感想と相関図。
高句麗の名門貴族の首領ヨン・ゲソムン(チェ・ミンス)と奴婢の
母親との間に生まれたヨンチュン(オム・テウン)。
ある日、父に会う機会を求めて王族を奇襲した唐の人質を見事射殺す。
しかし、やっと会えた父に「お前の居場所はない」と追い払われ、
失望したヨンチュンは平壌城を去ろうとしますが、市場でムヨン王女と出会い
お互いに惹かれていきます。
ところがその女性こそ父ヨン・ゲソムンの政敵である栄留王(キム・ヨンチョル)
の一人娘、ムヨン王女だったのです。

唐との戦争を避けるために和親政策を進める第27代王・栄留王派と、強硬派の
ヨン・ゲソムンが朝廷を二分して対立を繰り返していた高句麗末期。
「いかにして国を守るか」という己の信念と誇りをかけて仕掛ける陰謀、攻防、
駆け引きの一つひとつが大きな見どころになっています。
またムヨン王女役のキム・オクビンさんの聡明で高貴な美しさはもちろん、
チェ・ミンスさんのヨン・ゲソムンとキム・ヨンチョルさんの栄留王の対立は
ロマンスと共に政治的な抗争を背景にした人間模様も楽しめる重厚な物語に
なっています。
後半は美しくも冷徹な悪役を演じる大好きなノ・ミヌ君も登場!
またCNBLUEのイ・ジョンシン君も「いとしのソヨン」以来2作目のドラマで
時代劇に初挑戦します。イ・ジョンシン君はムヨン王女をそばで見守る王の
秘密組織に属し始めから登場するのでファンは必見です!



父親を恨んでいるヨンチュン(オム・テウン)は王宮の武士試験の募集を
受け見事にムヨン王女の護衛武士になります。
これは父親への反発なのか?それとも逆に父親に認めてもらいたいと思う
行動なのでしょうか??
そしてムヨン王女と運命的な恋に落ちるヨンチュンでしたが、二人の会話の
中で「ヨンゲソムンが私の父と衝突するから政治が混乱してしまう。
私はヨンゲソムンが本当に憎いし高句麗の平和のためにはヨンゲソムンが
いない方がいい」とムヨン王女から自分の父親のことを聞かされる
ヨンチュン(オム・テウン)。
ここから父との葛藤と許されない愛の間で絡み合う禁じられた恋が始まります。

ムヨン王女を守ろうと決心したヨンチュンはムヨン王女の弟で王位継承権を
持ちながら武芸に無関心な王子に武術を教えるのです。
そして王宮のお祭りの日、王女と王子を救うのですが、ムヨン王女の従兄弟
ジャン(オン・ジュワン)に、この者は先日、王女と王子を殺そうとした人質を
殺した者だと栄留王に告げるのです。
「ヨンゲソムンが送ったスパイか?」との問いに、「私はヨンゲソムン将軍の
スパイではなく、私を生んでくださった父です」と皆の前で答えるヨンチュン。
皆が驚く前でヨンゲソムン将軍は「息子だが私とは縁が切れた者で名前すら
残っていない婚外子だ。」と言って去っていくのです。

兄弟を救ってくれたことを知ったムヨン王女はヨンチュンを救うために
奔走しますが、王はヨンチュンに死刑を言い渡します。
ヨンチュンは絞首刑に処されるがヨンチュンは死んでいなかったのです・・・
こんなに早くヨンチュンが死ぬことはないと思いましたが、ムヨン王女の従兄弟
ジャン(オン・ジュワン)が首の縄に小細工を仕掛け助かります。
死んだと思っているムヨン王女は悲しみに嘆くのですが、ヨンチュンは父親の
ヨンゲソムンから王女との縁を切るように告げられます。
ところがヨンチュンは「ムヨン王女はこれまでの人生の中で最も大切な縁なので
絶対に別れることはできない」と父を拒むのです。
そして謀反を起こそうとしている父を裏切るヨンチュンはムヨン王女を助ける
ために彼女の前に現れるのです。
また冊立式前に最後の練習で馬に乗った王子は陰謀により落馬して重傷を負い
冊立式が延期となります。
その後、ジャンの裏切りとヨンゲソムンが反乱を起こし、王子が殺され王は
ヨンゲソムンの手によって殺されます。
そしてその殺害現場に来たヨンチュンはムヨン王女を逃がすのですが、王女は
逃げる途中崖から落ちてしまい元クムファ団の者に助けられますが、自分は
死んだことにして周りのものを騙し、武術の腕を磨き男装して王宮に近づきます。
一方、ヨンゲソムンは殺した王を悪者に仕立て、ジャン(オン・ジュワン)を
王位に就かせますが、すべての権力はヨンゲソムンが握っています。
またヨンチュンもムヨン王女が死んでしまい仕方なく父ヨンゲソムンの護衛役と
なります。




そして、やっとナムセン役のノ・ミヌ君が後半から登場します。
ミヌ君はヨンゲソムンの子供ですが、異母兄のヨンチュンに自分の居場所を
取られそうで対抗意識を燃やす冷徹な人間を演じています!
常に対立を繰り広げる野心家で正常ではない狂気めいたキャラクターですが
狂っているふりをする王のジャン(オン・ジュワン)とはまた違った人物像で
緊張感を高めています。
でもこんな残酷極まりないミヌ君、今まで見たことがありません!
総官役なのに・・・  美しさが邪魔している・・・(笑)
でも、ミヌ君の登場から物語に弾みが付き面白さが増してきます。
本作のミヌ君はとても重要な人物で貢献度は大きかったと思いました!
ミヌ君、最後まで血も涙もない冷酷な悪役でしたよぉ~!

またムヨン王女は男装して新しい王宮の護衛要因としての試験を受けますが
これが~どう見ても男性に見えなくて、副総官のヨンチュンも疑うのですが、
そこをミヌ君が救ってくれます。
ところが王のジャン(オン・ジュワン)は、「やはり生きていたのだな。」
王女は「王の座がとてもお似合いです。情けない王が・・・」と
そして二人はヨンゲソムンを撃つために手を組みます。
その後、ナムセン(ノ・ミヌ)もヨンチュン(オム・テウン)もムヨン王女の
正体が分かり、ナムセンは彼女を利用し、ヨンチュンはムヨン王女を説得して
逃がそうとしますが、彼女は頑固として復讐をやめようとしないのです。






終盤から最終回へ
ヨンゲソムンの暗殺に失敗した王女はヨンチュンに助けられるが、結局は
ヨンチュンの母親をかばって捕らわれの身となり、母親はナムセンに殺されて
しまうのです。
ヨンゲソムンは王女に死刑を言い渡しますが、チャン教官らの助けによって
牢から脱出します。ヨンチュンも愛する女王に「あなただけは逃げてください。
私に残ったものはあなただけです。2度と戻ってこないでください」と女王を
連れ出します。そしてあなたが復讐をやめてくれたら私も一緒にいます。
そうしてくれますか。と言って抱きしめるヨンチュン・・・
ところが、王女はナムセン(ノ・ミヌ)につかまり、「ヨンゲソムンを殺す
機会を与えよう。」と話しかけてきます。
そして父に見放されたナムセン(ノ・ミヌ)は、国王ジャンや大臣らを
抱き込んで謀反の準備を始めます。
王女にヨンゲソムンを殺させて即位させ、自らその夫になるという
企てだったのです。「高句麗の王権を俺が握ってやる!」と言い
ナムセン(ノ・ミヌ)は閲兵式の場で反乱を起こします。
だが王女はヨンゲソムンを刺さず、高句麗のために復讐劇は終わりにすると
告げて自害しようとします。
それを、瞬時に阻止したヨンチュン(オム・テウン)。
国王の裏切りを知り、激怒したナムセンはお前らのせいだと言って王女を
刺そうとしますが、それをかばったヨンチュンが刀で刺されます。
そしてそれを見た王女は、わざとナムセンに刺され、ヨンチュンに
寄り添うようにして息を引き取るのです。
「剣と花」は、ヨンチュン(オム・テウン)とムヨン(キム・オクビン)の
悲しい死で悲劇の結末を迎えました。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ 「風の絵師」 パク・シニャン、 ムン・グニョン 

2009-11-19 | 韓ドラ時代劇、あ、か、さ行

韓国ドラマ 「風の絵師」② パク・シニャン、 ムン・グニョン 2008年 20話

後半はユンボク(ムン・グニョン)の父親が描いた絵の中の謎解きが始まり
サスペンス風のドラマに変わってきます。  
急にドラマに勢いが出てきました!

ホンド(パク・シニャン)とユンボク(ムン・グニョン)の二人に騒動や事件が
起きると いつも力になってくれる正祖にペ・スビンssiが登場!  
時代劇「チュモン」で中性的なサヨン役が有名ですが、このドラマではとても
正義感が強く話の分かる人間性のある人物を演じています。
ハァ~~ 同じ俳優さんなんですよね~~?? ちょっとビックリ!
そして・・・この正祖が二人に10年前に消えた御真画事(王の肖像画)を
捜すように命じます!
ところがこの10年前の事件にはホンドとユンボクも絡んでいて二人は10年後に
図画署で運命的な出会いをしたのです~~!! 
王の肖像画とその絵が描かれた事実や事件の真相を突き止めようとしている時・・・
二人は顔のない王様の肖像画を見つけ出すのです・・・  ミステリー・・・


またユンボク(ムン・グニョン)がいつも絵の中に入れて描く 都で一番の妓生で
琴の名手のチョンヒャン(ムン・チェウォン)がいます。  
新人さんらしいのですが とても綺麗で美しい女優さんでこのドラマに華やかな花を
添えます。
ユンボクと恋仲になりますが・・・ ユンボクが女であるということがいつ分かって
しまうのか・・・  ドキドキ・・ ハラハラ・・・ しますよ!


ホンドとユンボクは朝鮮時代後期に活躍された実在の画家でホンドは正祖が測位されて
からは重用され多くの絵を残しユンボクは筆致がとても女性的な画家だったそうです。
ドラマの中でもたくさんの韓国の伝統絵画が見られこのドラマは時代劇というより二人の
天才画家の世界を描いた美しいドラマです!








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ 「ソドンヨ」 チョ・ヒョンジェ、イ・ボヨン、リュジン

2009-11-13 | 韓ドラ時代劇、あ、か、さ行

韓国ドラマ 「ソドンヨ」 チョ・ヒョンジェ、イ・ボヨン、リュジン
             2005年  55話
                      
これまで描かれることのなかった百済にスポットを当てた物語で、
韓国では有名なソドン王子とソンファ姫の物語です。
百済の王子であるソドン王子(チョ・ヒョンジェ)は、子供のころ
平民として暮らしていましたが、百済宮廷の工房責任者を務める
モンナス博士のもとで学ぶようになります。

そのチョ・ヒョンジェさんですが、王様の病気を治すために、
いろいろ勉強をして、あらゆる新技術を開発し、病気治療法として、
オンドルを発明します。
あの韓国の床下暖房を発明した人物なんですね!
この時はドラマの中ですが、ヒョンジェssiを尊敬しちゃいました~(笑)

新羅での亡命中ソンファ姫と出会いますが、友の死をきっかけに
会えなくなりますが、再び再会し愛し合うようになります。
敵対する新羅のソンファ姫との恋に苦しむソドン王子ですが、
二人で障害を乗り越えて人々に認められてほしいですね。
でも・・・  同じ工房で働くモジンの娘ウンジン(ク・ヘソン)も
ソドンが好きなんですよね。
いろいろ~親の愛も絡んできて複雑なんです(><)
ク・ヘソンちゃん、この時はこんなに有名なスターになるとは
思いませんでした~~ ゴメンナサイ!!
やがて百済を再興するために王を目指すようになるソドン・・・

またソンファ姫のイ・ボヨンさんは新羅のお姫様ですが、美しく聡明で、
ソドン王子が王位になる手助けをします。
このドラマでのイ・ボヨンさんはとても綺麗なお姫様で彼女は時代劇が
お似合いだと思いました。

サテッキル役のリュジンさんは新羅の貴族キム・サフムの息子。
幼いころからソンファ姫に想いを寄せ、百済の技術獲得を真平王に誓い、
姫との結婚を条件に天の峠<ハヌルチェ>学舎に潜入します。
能力の高さと冷静沈着な態度で皆の信頼を得ますが、最初は世話の焼ける
チャンをかばっていましたが、恋の競争相手となり、また技術者としても
ライバルになります。

(あらすじ)
百済・新羅・高句麗が対立する三国時代。百済の王子に生まれながら、
出生を知らずに平民として育ったチャン。
母は、少年になったチャンを百済最高の技術士モッラスに預ける。
宮廷の陰謀で、モッラスは新羅へ亡命。チャンは、そこで新羅の姫
ソンファと運命の恋に落ちる。成長後も互いを忘れられなかった2人は、
再会し、国籍と身分の違いを超えて愛し合う。だが、サテッギルによって
2人は離れ離れに。やがて、自分が百済の王子だと知ったチャンは、
いくつもの試練を乗り越え、百済再興と、ソンファとの恋慕を
かなえるために奮闘する。(SBSTV)







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「風の絵師」 あらすじと感想!パク・シニャン、ムン・グニョン 

2009-11-12 | 韓ドラ時代劇、あ、か、さ行

韓国ドラマ 「風の絵師」  ①   パク・シニャン、ムン・グニョン
 2008年   20話

パク・シニャンssiが初めての時代劇にそしてムン・グニョンちゃんも男装をしての
ドラマ出演とあって とても楽しみにしていました。

両親を亡くしたユンボク(ムン・グニョン)は亡くなった父(画師)の友人に引き取られ
図画署の画員として学ぶべく男として育てられます・・・
ある日、図画署の写生大会で一人の画員が描いた女性の絵が大問題になります。
実はその描かれていた女性はお忍びで王室の外で逢引をしていた大妃(先代の大妃)
だったのです・・・
その犯人捜しのために10年ぶりに図画署に呼び戻されたのがホンド(パク・シニャン)
でした。  ところがこの問題の絵を描いた画員がユンボク(ムン・グニョン)だと判明
します。
ユンボクの才能と素質を見抜いたホンドは正祖王(ペ・スビン)の力を借りてユンボクを
助けます。  それ以来 師弟の間柄になった二人ですが・・・
次第に師弟関係を超えた感情に進んでいきます・・・

パク・シニャンssiとムン・グニョンちゃん、お二人とも演技力は素晴らしく大好きな俳優さん
ですが、このドラマでのグニョンちゃんはあまりに幼く見えて二人の恋愛の部分を理解する
のに苦しみました。(ちょっと年の差がありすぎて・・・)    
また もう一人妓生の琴妓が現れ男性だと思っているグニョンちゃんを好きになっていきますが、
これもまた、 なんで 都一 美しい琴の名手が子供みたいな男の子に惚れるのかなぁぁ~~
最後まで~~疑問だらけ~~?? (笑))) この部分は無理があったと思いますが・・・
でも、お二人の素晴らしい演技力と顔の表情は驚くほど役になりきっています。
期待を裏切らないパク・シニャンssiとムン・グニョンちゃんでした。

あらすじ(BS11)
韓国を代表する2大スター、ムン・グニョン × パク・シニャンの競演!
同じ時代に存在したふたりの天才絵師
封印された絵画には、秘められた恋の姿が描かれてた!!

時は1776年。密命により王の肖像画を描いていた元老画員の謎の死を契機に、
その事件を調査していた画員らの殺人事件が次々に勃発する。
それから10年後。
中堅画員であるキム・ホンドと、新入りのシン・ユンボクの才能に理解を示す王、
それを忌み嫌う臣下らが二人を亡き者にしようと企て、結局二人は宮廷から追放されてしまう。
しかし王は、同時に10年前に描かれた王の肖像画を探し出すよう、二人に密命をだす。
果たして二人は謀略と危険をくぐり抜け、肖像画を見つけ出し、関係者の死にまつわる秘密も明らかいすることが出来るのか!?
そして実はユンボクは、父の死の真相を解明するために女人禁制の図画署に入るため男性していた女性だったのだ・・・

18世紀に実在した二人の天才絵師と現存する彼らの名画をベースに、大胆な着想を交えて紡ぎ出した新しい歴史ドラマ!
このドラマの主人公であるシン・ユンボクとキム・ホンドは、18世紀の李氏朝鮮に実在した当代きっての天才絵師。
しかし、その才能を惜しみなく発揮することで、このふたりの絵師の運命は、明と暗に分かれていく。
この物語はふたりの愛とその運命を描く、全く新しい歴史ドラマである。





ユンボク(ムン・グニョン)には義兄がいます。 
弟の絵師としての才能を守りいつも自分が犠牲になって助けてあげます。
お兄さんはユンボクが女性だと知っていて妹以上の愛情を持っていたのが 
とても切なく感じ取れました・・・  
私はこの二人のほうが自然に思えてお兄さんを応援したかったですね!

ホンドとユンボクは朝鮮時代後期に活躍した実在の画家でドラマの中でも二人が描いた
絵がこのドラマをより一層盛り上げて深みを持たせてくれます。 
またもう一つの見どころは衣裳やセットなど時代劇の歴史や文化など細かい部分にも
気を配った映像の美しさです。
後半は絵の中に隠された謎解きのミステリーにドラマが変わります・・・後半ラストが
楽しみです~!!












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ 「漢城別曲」 チ・イハン、キム・ハウン

2009-11-01 | 韓ドラ時代劇、あ、か、さ行


韓国ドラマ 「漢城別曲」   全8話

朝鮮時代後期、漢城で起こった謎の殺人事件。 
痕跡を残さない彼らの最後の標的は??
そして運命に翻弄される男女の愛とその姿を
描き出した時代劇です!!

イ・チョンヒさんを除くキャストが殆ど新人さんですが
演技力は皆さんバツグンで期待の有望新人さんのようですよ!
8話という構成ですが内容もしっかりしていて見ごたえある
ストーリーと映像美で楽しめます!!
主題歌「平行線」はJKキム・ドンウクssiが歌い
パク・チニョンssiがラッパーとして
参加してるそうです。

視聴者の耳と目を集中させたのは、『漢城別曲-正』が
時代劇に新しい風を吹かせる新しい概念のものだった。
この作品は、既存の時代劇とは違いフュージョンを加味し
過去と現代の折衷をはかっている。
連鎖殺人事件を主テーマに構成されたが、その中には愛、
別れ、改革と保守政治などの内容を扱ったドラマです。
視聴者たちは、『漢城別曲-正』が既存の
ミニシリーズ構成である16部作から脱し、
8部作構成ということとフュージョンを
取り入れた時代劇であるという点で関心が
大きかったようです。

低階級の生まれ身分差別と世の不公平を痛感し
心を閉ざして過ごしているパク・サンギュ(チン・イハン)の
唯一の喜びは貴族のイ・ナウン(キム・ハウン)。
イ・ナヨンはパク・サンギュの閉ざされた心を開かせようと
考え清へ先進文明を学べさようと留学に旅立たせる。
パク・サンギュに対する憐愍はいつしか愛情に変わっていき、
清から戻ってきたら彼の妻となり、今よりずっと明るい世界を
夢見て生きようと思っていた。
イ・ナヨンに好意を抱くの幼馴染のヤン・マノ(イ・チョンヒ)も
イ・ナヨンから新しい思想を聞き世界の中心に立つためには
刀ではなく、お金が必要だと悟り。
たゆまぬ努力とイ・ナヨンの父の推薦で歴官になり清との密貿易で
巨額な資産を手に入れるが相変わらず残る身分の差。
イ・ナウンからは拒絶され再び清に渡る。
4年後二人が戻ってくるとイ・ナヨンは姿を消していた・・・・。
真の人生は何なのかを問いただす3人の若者の熱い情熱と
切実なラブストリーが繰り広げられる。

---------------------------------------------------------
韓国時代劇
漢城別曲 [DVD]
エプコット

---------------------------------------------------------








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国ドラマ「王と私」オ・マンソク、 ク・ヘソン、 コ・ジュウォン

2009-10-21 | 韓ドラ時代劇、あ、か、さ行




韓国ドラマ 「王と私」  オ・マンソク、 ク・ヘソン、 コ・ジュウォン      2008年


このドラマは王宮の中で王様に仕える内侍(ネシ)の世界を描いた感動の
ドラマです~~!!

そして・・・   内侍(ネシ)について・・・  驚きの事実が・・・

内侍とは幼い時に男性の性器をとって去勢し、その性器を壷に入れて
塩漬けにして保存します・・・    それは・・・
死後、不完全な体では あの世に行くことが出来ず、来世で人間として
生まれ変われるように再び体に付けて その部位を元に戻すそうです・・・

私はこのドラマで初めて この内侍(ネシ)の去勢のことを知りましたが
とても衝撃を受けました・・・  ウッ・・・ ><
中国の風習に習ってこの制度が導入されたそうですが、男性を捨てて
王に仕える この朝鮮王朝時代の物事の道理がなんとも理解しがたい
ですね・・・   とてもショックでした~~~

             
韓国では「王と私」に出演中のク・ヘソンさんが「最高&最悪のキャスティング
を選ぶチャート発表」で最悪のキャスティング1位を記録して注目を集めた
そうです~~  私は悲劇のヒロインがお似合いだと思いましたが・・・
今までのヘソンさんの役柄のイメージがありますからね~~  このような
評価は難しいものがあると思います・・・
まだ~ 前半を観始めたところですが 主演3人の純愛、忠誠、別れ・・・
これからの若手俳優さんの演技と緊迫したストーリーに期待しまーす^^




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする