私がはじめて、ソウル北村を訪れたのは2008年の春でした。
景福宮と昌徳宮の間に広がる朝鮮王朝時代の古い家並みは、昔、官廷に仕える高級貴族の
お屋敷として、今も美しく保存されています。
そして、そのお屋敷街に一歩二歩と近づいていくと今までの時間が止まったような
不思議な空間がながれていくのを感じます~~
特に上の写真は北村のなかでも黒い瓦屋根の風情あふれる韓国の伝統文化の香りが多く
残っている風景だと思います!!
この黒い瓦屋根の風景は私の一番のお気に入りの写真です^0^
仁寺洞から地下鉄安国(アングッ、Anguk)駅を隔てた反対側に、仁寺洞とは別の顔を持った伝統と
歴史の息づく街があります。
それが「北村韓屋(プッチョンハノッ)マウル」です。
遠い昔の高級住宅街?
「北村韓屋マウル」は王宮である景福宮(キョンボックン)と昌徳宮(チャンドックン)の間に挟まれた
地域全体を指します。
その昔この辺り一帯の住民は文官や武官、または両班(ヤンバン)という上流階級がほとんどでした。
風水的に良い位置にあるということで、古くから政治、行政、文化の中心地であった北村は、
今でも韓屋という伝統建築でその当時の面影をはっきりと残しながら訪れる人を暖かく迎えてくれます。
文化・芸術の街でもある北村韓屋マウル
古き良き時代の韓屋が残っているという土地柄もあり、「北村韓屋マウル」には韓国にゆかりのある伝統文化や
工芸をあつかった博物館・美術館がたくさんあります。(ソウルナビ)