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「あなたが眠っている間に」あらすじと感想、最終回イ・ジョンソク

2019-03-29 | 韓ドラ あ行、あ

韓国ドラマ「あなたが眠っている間に」あらすじと感想、最終回
2017年作品、全16話
本作はこれまでイ・ジョンソクが演じてきたキャラクターとは
一味違うコミカルな部分を楽しめる作品に仕上がっています。
相変わらず長身で奇麗な足の長さは目立ちますが(笑)、劇中
検事なのに家ではズボラな兄で、職場では要領の悪さから
未処理案件をどっさりため込み、同僚や上司から冷たい目で
見られる検事です。でも全て完璧よりも少しぬくもりを
感じるような人物も人間味があって良かったです(笑)

見知らぬ人の不幸や事故を夢で見ることができる予知夢を
見る女性ホンジュ(ペ・スジ)はある日知らない男性を抱きしめる
予知夢を見ます。ところが翌朝向かいに引っ越してきた新人検事
ジェチャン(イ・ジョンソク)がその男性だと気づきビックリ!
また、新人検事ジェチャン(イ・ジョンソク)は、配属された
漢江地検でかつて自分の家庭教師だった弁護士のユボム(イ・サンヨプ)と
因縁の再会。そして、ある日ユボムは自分が運転して起こした人身事故を
恋人のホンジュ(ペ・スジ)になすりつけ、それが原因で彼女が
自殺する夢をジェチャン(イ・ジョンソク)が見ます。
ジェチャンはその夢が現実にならないように事故を阻止し彼女の
命を救うのです。助けられたホンジュ(ペ・スジ)はジェチャンを
予知夢のとおりそっと抱きしめるのです。
またホンジュはジェチャン(イ・ジョンソク)も予知夢を見て自分を
助けてくれたことを知りホンジュは、彼となら未来を変えられると
思い始めます。
そして事件をきっかけに未来に起こる悲劇を阻止する二人は事件を
協力していくうちに恋に落ちていくというファンタジックな物語が
描かれていきます。

また一方、その時の人身事故で命を救われた警察官のウタク
(チョン・へイン)もまた予知夢を見ることになります。
ここから不思議な予知夢で結ばれた3人は世の中がいい方向へ
いくように助け合って事件を解決していきます。
本作はここ最近の韓国ドラマによくあるファンタジー風の
ドラマで、今までにも内容的に当たりはずれがありましたが
本作は予知夢をみる人物が何人も登場し、何となく都合の良い
ドラマのように感じました。
韓国ではまぁまぁの視聴率をとっていましたが、そのわけは
キム・スヒョン似の警察官役ウタクを演じたチョン・へインの
絶対的な存在感が大きな割合をしめていたと思います。
すでに韓国では大ブレイクしていますが、彼のちょっぴり寂し気な
眼差しに心惹かれる女子が増えたのでは??(笑)
劇中、ホンジュ(ペ・スジ)を密かに想い、ジェチャン(イ・ジョンソク)
との二人の恋仲も知りながらも、彼女にグイグイ押すところも
ありますが、二人に気をつかうところもあり絶妙な配慮で、二人との
友情を築いています。
爽やかですがちょっと意味深なところもあり本作の捨てがたい
最も惜しい2番手です(笑)
そして、もう一人気になるイケメンにジェチャン(イ・ジョンソク)の
弟スンウォン役のシン・ジェハの高い演技力が強烈な存在感を
残します。兄のジェチャンと弟スンウォンの兄弟愛をコメディー要素も
取り入れて楽しく描かれるように作られています。(笑)
韓国では今チョン・へインが注目株ですが、弟役のシン・ジェハも
期待できます!



3人は現実の悪い夢を良い方向に変えていくわけですが、その時は
目に見える変化はないと思いますが、時間が経つと別の方向に
向かった流れが、それで良かったのか?悪かったのか?その人の
人生を変えるわけですから・・・
でも3人はそれでも悪い予知夢が現実になるのを回避する方法を
見つけ出そうとするのでしょう。

後半、ジェチャン(イ・ジョンソク)はホンジュ(ペ・スジ)の
お母さんからホンジュの昔のあだ名が「クリ坊」だったことを
聞き二人で昔の出来事を思い出します。
そう!二人とも脱走兵に父親を殺された悲しい出来事があり、
それが二人の共通点なんです。二人は13年前に出会っていました。
だからお互いに心が惹かれ合う運命だったのです。

また本作でジェチャン(イ・ジョンソク)が信頼し慕っている
チェ係長(キム・ウォネ)との温かい関係も胸を震わせるほど
感銘を受けます。
終盤の事件で、ある窃盗犯が携帯を盗んだことから新しい証拠が
見つかり解決済みの点滴連続殺人事件の再捜査が始まることになりました。
ところが、その事件には前の担当検事だったユボム(イ・サンヨプ)や
チェ係長(キム・ウォネ)を調べる必要が出てきます。
つらい立場のジェチャン(イ・ジョンソク)ですが、チェ係長にも
いろいろと疑わしい点も多いのです・・・
ジェチャン(イ・ジョンソク)、ホンジュ(ペ・スジ)、
ウタク(チョン・へイン)の3人はチェ係長を巡って気難しい
雰囲気になりますが、ジェチャンは自分を何度も救ってくれた
やさしいチェ係長を疑うことができず検事として、こんな自分が
情けなくて恥ずかしく思っているはずです・・・
ところが、点滴連続殺人事件の真犯人はハ・ジュアンという
同じ入院患者だったことが分かり、すべて前の担当検事だったユボム
(イ・サンヨプ)のねつ造だったことが分かります。
チェ係長(キム・ウォネ)は辞表を出し事務所を辞めますが、
ある日チェ係長がジェチャン(イ・ジョンソク)を訪ねてきて
昔事件を起こした脱走兵がチェ係長の弟だったことを話して
くれます。
ジェチャンは心が動揺し気持ちが高ぶる様子を見せますが
チェ係長は弟のことを謝罪しながらも裁判では悪者のユボムに
しっかり打ち勝つように伝えます。
そのユボムは真犯人のハ・ジュアンを口封じに殺し、自分を
疑っているホンジュ(ペ・スジ)も殺そうとします。



最終回、証拠ねつ造の発覚を恐れた被告人ユボム(イ・サンヨプ)が
真犯人ハ・ジュアンを殺害したと主張する検察との裁判が開かれます。
この日、ユボム(イ・サンヨプ)の裁判の証人として出席したウタク
(チョン・ヘイン)は、自身が色覚障害だと警察を辞める覚悟で
告白することになります。
そしてホンジュ(ペ・スジ)はウタクが弁護士になる夢をみます・・・

被告人ユボム(イ・サンヨプ)はチェ係長に裏切られたことに
腹を立てチェ係長を車でひき殺そうとします。
チェ係長はすでにこの夢を事前に見ていて、自らその死を受け入れ、
ジェチャンに最後の挨拶を伝えます。
チェ係長も予知夢を見ていたのですね。そしてチェ係長だけは
その夢を受け入れたのです・・・
「おじさん、おじさん」と言って泣き崩れるジェチャンをホンジュが
そっと抱きしめ、子供のころの出会いのシーンが再び再現されます・・・
そして、犯行を否認していたユボムは全てを自白しました。

1年後、皆が知らない間に社内恋愛をしていたジェチャン(イ・ジョンソク)
の同僚のジグァン(ミン・ソンウク)とウジュ(ペ・ヘソン)が
結婚式を挙げ、最後にブーケを受け取るホンジュ(ペ・スジ)の姿が・・・
すべてhappyendでラストが終わりました。




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