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韓国ドラマ「ただ愛する仲」あらすじと感想、純愛物語

2019-02-16 | 韓ドラ た行、たち

韓国ドラマ「ただ愛する仲」あらすじと感想、最終回
2016年作品、全16話
俳優としても高く評価されるジュノ(2PM)が倒壊事故から奇跡的に
救出されるが夢や父親を失い、もがき苦しむ青年を演じるドラマ
初主演の作品です。
いまだに事故の後遺症で幻覚に悩まされ厳しい人生を生きている
ガンドゥ(ジュノ)の心情やヒロインのムンス(ウォン・ジナ)と
出会い、変わっていく姿などジュノの繊細で悲哀に満ちた表情と
ゆっくりと深まっていく愛の流れがとても素敵に描かれている
本格的純愛ドラマだと思います。
また同じ事故でムンス(ウォン・ジナ)は妹が犠牲になり1人
生き残ったという罪悪感と、妹の分まで生きなければいけないという
重圧に苦しみながらもその痛みをひたすら隠しながら懸命に生きて
います。
ある日、2人が偶然にも再び出会い、惹かれ合い、そして心の傷を
癒していく姿に胸がキュンとなるドラマ。
そんな二人にムンスを愛している心優しい建築士ジュウォン
(イ・ギウ)とジュウォンの元恋人で建築会社チーム長のユジン
(カン・ハンナ)が加わり男女4人の複雑な愛が絡み合っていきます。
釜山の風景や郷愁を誘う映像美も堪能できる珠玉のラブストーリーで、
ジュノのなんとも危うい感じが超~~カッコ良かったです!

12年前に発生したショッピングモールでの倒壊事故で、奇跡的に
救出され生き残ったガンドゥ(ジュノ)とムンス(ウォン・ジナ)。
二人は再びジュウォン(イ・ギウ)の会社ソウォン建築事務所で
出会うことになり、お互いに惹かれあっていきます。
また、事故の跡地に慰霊碑を建てますが、ガンドゥやムンス、
ジュウォンは2度と同じ事故が起きないような建物を作ろうと
必死になります。

またガンドゥはあの日、ムンスが事故現場で一緒だったことを
知っていますがムンスは一部記憶を失っています。
ところがある日、会社でもめ事があり、12年前の事故でガンドゥの
父親が鉄筋を横流しにしていたことが分かり、ムンスは大きな
衝撃を受け、二人の間には溝ができ始めます・・・
ムンスは腹が立ち心が苦しいのですが、怒れば怒るほど
寂しくなり、自分からガンドゥに会いに行きますが、ガンドゥは
ソ代表(イ・ギウ)のところに行けと冷たい言葉を告げます。
でも本当は逃げているだけで自分の心に正直になれないガンドゥ。
きっと、ムンスを不幸にしてしまいそうで怖いのでしょう。
ムンスを一番に大切に想っているから・・・
ところがそんな時ムンスは事故現場にガンドゥと一緒にいたことを
思い出します。ただムンスはたとえ大事故の怪我の後遺症に
あったとはいえ、本当に忘れていたのか?楽になりたくてわざと
記憶を消したのか自分でもわからないです。

また一方、ガンドゥと家族同然の薬売りのおばあさんが悪性の
脳腫瘍であることを知り悲しむのです。
おばあさんは「若いまま死んだ旦那にあの世で会う時、私は
しわくちゃで恥ずかしい」と言い、ガンドゥは「きっと旦那は
向こうで浮気してるさ。新しい嫁さんがいてばあさんなんて
忘れているさ。どうせ振られるに決まっているから、だから
向こうに行くな。ここで俺と一緒にいろ。」とぶっきらぼうだが
優しい言葉をかけるのです。どこか温かい気持ちにさせてくれる
このシーンがとても良かったです!
おばあさんは息を引き取りますが、ガンドゥはなかなか部屋から
出られず立ち直れない状態です・・・



被害者が設計した追悼公演をムンスが作ることになりました。
その土地は亡くなったおばあさんがガンドゥに譲った土地でした。
そしてガンドゥはムンスを助けるために今まで以上に努力しながら
現場に戻ることにします。
同時にやっとムンスの愛を受け入れる覚悟ができたガンドゥです。

また本作でユジン(カン・ハンナ)の兄でチョンユ建設の理事
チョン・ユテク(テ・インホ)は、人を見下すところがある
嫌な奴ですが、自分でも人から嫌われていることを知っていて
本当は孤独で弱い人間なのが分かります。それをクラブのママ
マリ(ユン・セア)が守ってあげる姿は居心地の良い親近感と
よき理解者なんでしょうか? またガンドゥとの関係も
さっぱりとした姉弟関係で血がつながらない家族愛が素敵に
描かれていました。
クラブのママのマリ(ユン・セア)の存在感が大きかったです。



終盤、記憶を取り戻し始めたムンスは自分が一人だけ先に
救出されたことに罪を犯したような罪悪感に責められます。
ガンドゥはそれでも一緒にいたいと言いますがムンスは顔を
見ていると苦しいと言います。
ガンドゥは苦しくても慰霊碑の仕事だけは二人で終わらせようと
言って、俺はお前に感謝してるよ、何度も救ってもらったからと
ありがたさを伝えます。
そして二人に悲しい別れがやってきます・・・

最終話、
鼻血が出たり体調が悪そうなガンドゥ(ジュノ)を心配して妹が
病院での検査を進めますが、検査結果は肝臓移植が必要なほど
悪化していました。
誰もがガンドゥの病気に心を痛め、特にムンスは愛する彼のために
感情的に涙を流します。またムンスの努力でガンドゥの父は過去の
崩壊事故と関係がないという結論も出ました。

ムンスはガンドゥに自分の肝臓を移植すると言い、マリ(ユン・セア)も
ガンドゥに自分の肝臓を移植すると病院を訪れ、弟分のサンマン
(キム・ガンヒョン)もガンドゥに肝臓を移植するため検査を受けます。
サンマンは検査で適合判定を受けますが、ガンドゥはそれはできないと
言い、激しく怒るのです。

サンマンの母も自分の息子の移植に反対しますが、母を説得し最後まで
反対したガンドゥも説得し、結局、ガンドゥはサンマンの好意を
受けることにします。
そしてムンスは自分が初めて欲を出し手に入れたいと思ったものは
イ・ガンドゥだと分かったのです。
ガンドゥもまたムンスに「愛してる」と愛を告白し、率直な気持ちを
伝えます。
「ムンスが僕を愛してくれている。生き残ってよかった」という
視聴者が望んでいたハッピーエンドでラストが終わりました。
ドラマ終了後ジュノは劇中、おばあさんの名セリフ
「力の限り、幸せになりなさい」を引用して
「どこかに生きているであろうガンドゥとムンスに、
力の限り幸せになってという言葉を伝えたい」と感想を語りました。
人間として一番大切なものは人と人との真心と信頼関係であり愛で
あるというメッセージが伝わるドラマ「ただ愛する仲」・・・
とても良かったです・・・



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