韓国ドラマ「ヒーラー」あらすじと感想、最終回。
報酬次第で犯罪すれすれの危険な仕事をこなすヒーラーのジョンフ
(チ・チャンウク)。心に傷を負いながら孤独な闇の便利屋として
巨大な敵と戦っていきます。
そんなヒーラーを「奇皇后」のチ・チャンウク君が命がけでヒロインの
ヨンシン(パク・ミニョン)を敵から守っていく孤独な便利屋を演じて
います。ヒロインのヨンシン(パク・ミニョン)が問題を起こすと、さっと
現れて助けてあげるところは正義の見方のヒーロー者のようで、視聴者は
観ていて胸がスカッとします~(笑)
そしてそのヒーラーに仕事を斡旋し情報を支援する凄腕のハッカーに
「相続者たち」でシネちゃんのお母さんを演じたキム・ミギョンさんが
ヒーラーをサポートしていきます。どのような役もこなすベテラン女優の
キム・ミギョンさんですが、毎回作っている海苔巻がとっても美味しそうで
元刑事だった過去が今の仕事に活かされていますが、短気で自分を
コントロール出来ないヒーラーのチ・チャンウク君に時々イラついて
いるのが面白いです~(笑)とってもいいコンビだと思います。
また、次第に惹かれ合う二人のロマンスもドキドキの胸キュンで久しぶりに
究極のラブストーリーに出会えたドラマでした!
顔を見せずにヒロインを常に陰から見守り救い出すヒーラーにときめく彼女。
またヒーラーも彼女と出会い心に変化が現れますが、人に顔を見せることが
出来ず、目隠ししてのラブシーンはドキドキで、二人のラブロマンスは
胸キュン以上のドキュン~~! このお二人はお似合いですね!
特にチ・チャンウク君のパク・ミニョンちゃんを愛おしく見つめる眼差しは
本物のようで今回二人の熱愛報道がないのが不思議なくらいです・・・(笑)
仕事の依頼を受けたジョンフ(チ・チャンウク)にとって、その仕事は
簡単なものでしたが、その仕事がきっかけでジョンフは政財界にも
影響を持つ業界最大手の新聞社オーナー、ムンシク(パク・サンウォン)
に目をつけられてしまいます。
そして、ヒーラーの調査を進めていたサムディの記者ヨンシン(パク・ミニョン)、
そして、ヒーラーのジョンフ(チ・チャンウク)にヨンシンに関する調査を
依頼していたスター記者のムンホ(ユ・ジテ)を巻き込み、事態は思わぬ
方向へと向かっていきます。
スター記者のムンホ(ユ・ジテ)は様々な圧力に屈することなく、真実を
追及するテレビ局の記者で、三流記者のヨンシン(パク・ミニョン)も
ムンホを尊敬しています。しかし、ムンホは心の中にある女性を失踪させて
しまったという後悔を抱えていて密かにその女性を捜し続けています。
そして、ヒーラーのジョンフ(チ・チャンウク)にヨンシンに関する調査を
依頼していたムンホ(ユ・ジテ)はヨンシンが捜していた女性だと判明し
今度はヨンシンの身辺調査の新たな依頼をします。
そのためにジョンフは名前をパク・ボンスと変え彼女と一緒にサムディで
働くことにします。
顔を知られると危険にさらされることになりますが、彼は「チェ・ヨンシンは
間違いなくおとりだ」と感じ自分に殺人容疑がかかり、おとりでヒーラーを
釣ろうとしている背後の大物が誰なのか知りたいジョンフなのです。
新人記者ボンスとしてヨンシンに近づくジョンフですが、彼女が抱える
心の傷を知り、ジョンフ自身が次第に仕事であることを忘れヨンシンに
惹かれていきます。またヨンシンもピンチの時にいつも助けてくれる
ヒーラーに想いを寄せていますが、仮の姿のボンスと闇の便利屋ヒーラーの
あまりの格差の違いに本当の正体を知った時のヨンシンが心配・・・(笑)
また、スター記者のムンホ(ユ・ジテ)も前の会社を辞めヨンシン
(パク・ミニョン)のサムディをビルごと買い取りヨンシンを守るために
一緒に働くことになります。ここから3人が一緒の職場になり、ムンホは
ヨンシンが記者として追っている「芸能界の闇」の記事に協力します。
またヒーラーを追っているムンシクは弟がヨンシンに好意を寄せることに
疑問を抱きヨンシンの調査をすることにしますがヨンシンが妻の子供ジアン
だったことが判明し、昔ムンシクがジアンを捨てて妻には死んだと嘘を
ついていたことが分かります。またジョンフも父が写っている5人の写真の
繋がりが知りたくてムンホに僕がヒーラーだと正体をバラし父が殺人の
容疑者で濡れ衣を着せられ自殺したことを知ります。
そしてムンホはヒーラーの正体を隠し新人記者ボンスとしてサムディに
残るように告げます。 ムンホは小さいころ「お兄ちゃん」と呼んでいた
人物だったのです・・・
そして父の事件を調べ始めるジョンフはヨンシンがジアンだったことを
知ります。
その後、ジョンフの母をおとりにしたり、ヨンシンを殺そうとする
ムンシクや警察からの追手が迫る中、ヒーラーであるジョンフが傷を
負い危険な状態になります。相棒のミンジャから電話を受けたヨンシンは
ヒーラーであるボンスを助け病院に運んだことで、ボンスがヒーラー
だったことを知ってしまいます。
今までヨンシンを騙して嘘をついていたことは許せないですが、自分が
知ってしまったと言ったら彼が去っていくのではと思い、何にも言えない
彼女だと思います。少しの間心が動揺するヨンシンですが、ヒーラーの
ボンスに向かって、「腹が立つ、腹が立つけど待っている。」と
切ない胸の内を告白するヨンシンの悲しさに胸がしめつけられる思いです。
そして親の世代をつなぐ悲しい過去の因縁が次々と明らかになり、ヒーラーの
身が危険になったとき、ヒーラーの師匠だったヨンジェが自ら俺がヒーラー
だと名乗りでて警察で自害します。
そしてそれに苦しむジョンフは心を痛めますが、ヨンシンの深い愛で
立ち直り、ムンシクやその背後にいる巨大な敵に立ち向かうのですが、
やはり背後の勢力が大きすぎて常に攻撃を受け続けます。
またヨンシンは自分の母が生きていることをムンホから聞きますが、
体の弱い母に会うことが出来ない切なさを育ての父に告げます・・・
そして昔の事件の取材でやっと実の母に会いに行きます・・・
その後、悪のトップ「御大」を追っている「サムディ」の実況放送中、
ジョンフがその「御大」の家に連れていかれ逆に「御大」と呼ばれる人の
顔を撮影することができ、父の真実が語られているテープも手に入り、
ジョンフの父ジュンソクの濡れ衣もやっと晴れました。
そして普通の生活がしたいというジョンフはヒーラーを辞めて、
サムディの記者ボンスとして生活することになります。
ところがサムディに国税庁から捜査が入り、その後ムンホとヨンシンが
拉致され、ジョンフは敵の企てた罠にはまり「人を殺した」という嘘の
供述をすることになります。そしてそのジョンフの動画テープを持って
いるのが悪のトップ「御大」でした・・・
最終回、ヒーラーに復帰したジョンフは悪の根源である「御大」を
倒すために味方のふりをします。
そして悪に対する不正や権力に対し最後のヒーラーとしての任務を
こなし、その悪事すべてを全国に生放送で伝えることに成功します。
孤独なヒーラーでしたが、最後は皆の協力で巨大な敵との戦いに
勝つことができました。
そして、その先には普通に暮らしたいというジョンフと隣には一緒に
微笑むヨンシンの姿があり、すべて文句なしのHappyendでした!
チ・チャンウク主演のヒーラーはアクションドラマとしても
親の代からの因縁など人間ドラマとしても、また恋愛ドラマと
しても良い、いろいろなジャンルが入っていて見るだけの十分な
価値があるドラマです!
本作はチ・チャンウクの代表作になる作品でしょうね!
「奇皇后」に続き、また彼のファンが増えることでしょう!
◉面白い記事を見つけました!
「相続者たち」、「二十歳」のカン・ハヌル君が以前、
ミュージカルで男性とのキスシーンを演じたことを
語って話題になっています。
彼がまだ演劇を中心に活動をしていた頃、ミュージカル「スリル・ミー」
で当時まだ無名だったチ・チャンウク君とキスシーンを演じたというもの。
当時の初々しいカン・ハヌルとチ・チャンウクの姿。
このミュージカル「スリル・ミー」は、2007年に初演を向かえ、
その後毎年キャストを代え上演されてきたロングラン作品。
殺人を犯した2人の男の刑務所の中での話を描いたものです。
カン・ハヌル君とチ・チャンウク君は2010年5月から11月まで、
このミュージカルに出演し、約5ヶ月の間、公演のたびに
ディープキスをしていたそうです。(笑)ビックリ!!