ケアハウス ラポーレ駿河ってこんな処

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今の大相撲はデブが押し合いへし合いをしているだけ★

2013年01月25日 | 気になるネタ

草葉の陰で大鵬も嘆いていることだろう。

 初場所前に発表された大相撲幕内力士の平均体重は162.4キロ。これは過去最重量だ。19日に死去した大鵬が全盛期だった1967年は平均121キロ。千代の富士が横綱として活躍していた87年は142キロ。増加の一途をたどってここまできた。

 今の大相撲はデブが押し合いへし合いをしているだけで、技と技とがぶつかり合う取組は少ない。重すぎる体重を支えきれず、下半身を故障する力士も多い。

 大鵬の体重も当時の平均よりも30キロ以上重い153キロだった。増やそうと思えばもっと増やすことが出来たそうだが、それをしなかった。

「ストップをかけていたのは師匠である二所ノ関親方(元大関・佐賀ノ花)です。『太りすぎると体が思うように動かなくなるし、両ヒザに負担もかかる。それ以上は太るな』と忠告し、大鵬も忠実に守っていたのです」(評論家の中澤潔氏)

 近年は稽古よりも安易な体重増で弟子を強くしようという親方が多い。一昨年11月に急死した鳴戸親方(元横綱・隆の里)は、弟子の隆の山の体重を増やすため、インスリン注射をしていた疑惑もあったほどだ。

 新弟子も最初から太った者を連れてくるのだから、ロクな稽古も出来ない。瞬発力に影響するインナーマッスルを鍛える四股も、太りすぎた力士の中にはたった10回も出来ない者もいる。

「大鵬は入門時から鉄砲2000回、四股500回の日課を欠かさなかった。さらに同じ二所ノ関部屋の瀧見山という力士がコーチ役になり、厳しく指導した。大鵬が稽古中に意識が朦朧(もうろう)となると、口の中に塩や砂を突っ込み、バケツの水をかけて覚醒させながら稽古を続けさせた。瀧見山も『気絶してからが本番。意識や感覚が麻痺(まひ)した時、人間は体に無駄な力が入らないもの。その動きを体で覚えさせる』と話していた」(角界関係者)

 今の力士にこんなことをやったら死んでしまうだろう。デブばかりになった大相撲が世間から見放されるのも当然か。


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