日本ハム・中田翔内野手(24)が2位西武との大一番で、2本塁打5打点の大暴れ。ついに優勝マジック「4」が点灯した。若き主砲を不振でも4番で使い続けた栗山英樹監督(51)には、「前任者にはできなかった起用法」と球団関係者も最敬礼だ。
1回は左越えの先制22号2ラン、5回は左翼上段に特大の23号3ラン。28日の西武戦(札幌ドーム)で、ひとりで全打点をたたき出した千両役者は「最高です。ふたつとも完璧でしたね。天王山? 楽しかったですよ」と満足そうに話した。
古株の球団関係者は「梨田(昌孝前監督)さんだったら、翔は今ごろここにいなかったかも」としみじみ話す。開幕から4番に座ったが、打率が2割に乗ったのはなんと6月30日のこと。「あの成績なら、打順をどんどん下げられ、最後は2軍行きだったと思う」。
だが中田がどんなに打てなくても、新人監督は初志貫徹。「楽に打たせるべき」、「ほかの好調な打者が生きない」といった疑問の声に耳を貸さず、スタメン表の4番に同じ名前を書き続けた。
これがその139試合目。「はじめのころはチームに貢献できず、腹立たしい気持ちで毎日、試合に出ていたが、それでも使ってもらっていた。まだ貢献できたと思っていない。これから貢献できるよう頑張りたい」。指揮官への感謝をこめつつ、覚醒した怪物はラストスパートを誓った。
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