しるべの記し

教会音楽家でクリスチャン・エッセイストのしるべです。
イエスさまの十字架を「道しるべ」として歩んでいます。

風を打つ

2019年11月15日 | 鑑賞・観戦
俳優座劇場に何十年ぶりかで行きました。
六本木、この周辺は赤坂とか青山とかは行くけど、六本木の交差点なんて、ほんと久々!!

主演は音無美紀子
この方は、家の近くに住んでいて、新百合とかで何回かお見かけしました。

いやぁ~、すごかった
迫力あったよ~
内容は水俣病に苦しむ人々、そして音無演じる5人の家族の葛藤。

音無美紀子はたしかもうわたしよりすごい年上と思います。
いろんなことがあったと聞いています。
癌、うつ病とか、夫との関係とか介護とか・・・
その苦労、経験が演技にも深みになって表れていると思いました。
すごい、とにかくセリフが多いし、それを一気にしゃべりまくる。
こんな迫力、しるべは演劇みまくっているのですが、驚いたよ~

尊敬します。
しるべもがんばる。
試練によって強くなり、優しくなる人間になりたい。
「神さまには感謝の祈りだけ」っていう、言葉も身に沁みました。
祈りの中で恨みごとや、願いごとばかりつぶやいてしまうけど、感謝がどんなに大切か、あらためて思った、そんな演劇でした。

帰り、「六本木の交差点のアマンドでデート」がステータスだったけど、アマンドで洋司とお茶のみました(*^。^*)

どん底

2019年10月20日 | 鑑賞・観戦
久しぶりに夫と演劇を観に行きました。
もうずいぶん前にチケット買っていたので、具合悪かったけど無理して電車に乗りました。
傘させない、電車のつり革も手すりもつかめない。痛いよ

演劇も3時間、、、長かった!!
ゴーゴリーの原作だったけど、本当にどん底の生活をしている労働者たち、アルコールに溺れ、めちゃめちゃに怒鳴りまくり、暴れまわる。
ゴーゴリーってロシアのプロレタリア文学者だったよなぁ・・
いや、いや、プロレタリア文学って戦後かな?
アメリカだとスタインベック「怒りの葡萄」とか高校生の時読んだけど、大恐慌の後だった気がする。どういう図式になってるのかわかんないけど、
とにかくどん底生活の労働者たち、辛い生活が描かれていた。

その中で巡礼者「ルカ」というお爺さんが出てきて、みんなに言葉の端々に神さまのこと話す。
ルカがいなくなってからは、他の怒鳴ってばかりいた男がルカの思いを伝える。
信仰の原点、伝えるって。

疲れたけど、夫と二人、帰りとんかつ食べておいしかったです。
しかし、一人前なんて食べられず、半分残した。
もったいないから、もっつてきたビニール袋に入れてお持ち帰りしました。
この頃一人前どころか、1/3くらいしかいただけませぬ

ちはやふる

2018年03月26日 | 鑑賞・観戦
今日は仕事場に、中学生の子たちが春休みなので百人一首を持ってきました。
「誰か読める人いない?読んで~」というけどだれも読めません。
「CDかけるか」ということになったので、しるべは「わたしが読む!!」と申し出ました。
「え~、しるべさん、読めるの~!?」みんな信用してないな。

しるべ読み始めました。
「●●のぉ~ ●●●●●●よ~ ●●●●●●●●~」

子どもたち「おぉ、すごい、しるべさん、よめる、よめる、さすが~
みんなノリノリ。
けっこう、取れるのですよ。上の句読んだだけで、とれちゃうのだ。
障がいある子たちの力はすごい!!

しるべ、生まれて初めて100枚読みました。
しかも、生まれて初めて抑揚ばっちりつけられました。
これも、昨日映画「ちはやふる パートⅢ」観たからね~
すばらしい~

この世界の片隅に

2017年05月22日 | 鑑賞・観戦
東京ドームホテルに泊まって、のんびりしてから、ヒロと銀座の丸の内TOHOに「この世界の片隅に」を観に行きました。
この映画は、みそびれてしまって、他の「新ゴジラ」とか「君の名は」に気持ちが行ってしまったのです。でもこの映画はロングラン、ロングランで、最後は細々ですが今まだやっていましただから銀座に行ったのです。

泣きました。泣きました。
「コトリンゴ」の歌がまたよかったよ~。フォークルーセダースの「悲しくてやりきれない」のリリメイクが、もう、良くって、良くって

北朝鮮の脅威に、「やっつけちゃえ!!」と叫びたくなるけど、いや、いや、違う
どこにでも、世界のどこにでも、一生懸命に、つつましく、そして泣いたり笑ったりしながら、生きている人たちがいるのです。色々な工夫をしながら食をし、家族に喜んでもらいたいたいと、必死に生きている、それは、ほんとうに「豊か」な日常なのです。そんな片隅にいる、人たちを、「戦争」という残酷なもので消滅させてしまうのは、あまりにも悲しい

想像してみよう。
一生懸命に、貧しくて、毎日生きている人たちのことを、想像してみよう。
一発の爆弾で、その人たちの幸せを奪ってはいけないのです。



ゆず、ライブ!!

2017年05月21日 | 鑑賞・観戦
ヒロとゆずのライブに行きました

東京ドームは人であふれていました(東京ドームホテルに泊まるったので、部屋36階から写真撮った)

もう、もう、ゆずがバイクに乗って登場した時から、涙ボーボー
がん泣きしました


「ゆず太郎」誕生


「ゆず太郎」成長


ゆずが歌う、歌う

しるべ、泣きながら歌う、歌う

思い切りハモッて、ソプラノ歌ってたら、前の人がちらちら見た
もう、かんけーない誰が見ようと、誰に迷惑かけようと、しるべは歌う、歌う

辻井伸行 Liszt ラ・カンパネラ

2017年02月12日 | 鑑賞・観戦
「カンパネラ」って言ったら、リストのピアノ曲「ラ・カンパネラ」でしょう。
辻井伸行のピアノがすごい
人間業じゃないよ
どんだけ指が動くの
ちょびっとミスタッチしてるけど、そんなのどーでもいい
最後が、もう圧巻

Nobuyuki Tsujii 辻井伸行 Liszt Paganini Etude No.3, ラ・カンパネラ 2009 Van Cliburn International Piano Competition(WIDE)

シン ゴジラ

2016年08月13日 | 鑑賞・観戦
ヒロと映画「シン ゴジラ」を観に行きました。
50年くらい前に観たゴジラ、あの頃もなんか「ゴジラは悪いことしてないのになぁ」って幼心に思ったけど、今日も「人間の作った核によってゴジラは生き、そしてそれによって滅ぼされようとしている」のが納得いかなかった。でも、アメリカや世界の連合軍は核によってゴジラをやっつけようとしたけど、そんなことしたら、日本はどうなっちゃうの!?もう、核による苦しみはまっぴらだと、それを回避する人々の感動的な結末だったよ。ほんと、あまりに難しい専門用語とか、なんかわかんない難しい政治的な経緯とかで、よく説明できないけど、とにかく感動しちゃいました。

それに、ゴジラが上陸してまずは、今注目されている「武蔵小杉」の街をめちゃめちゃにしちゃったので、ヒロの会社のビルもぶっつぶされて、もう、唖然・・・

なんとなんと、キャストは総勢328人、日本の映画人が全部出てるんじゃない?ってくらいの規模でした。
そしてその中で「野村萬斎」の名前もあって、「えっ!?いったい何の役だった?」と思ったのですが、なんと、なんと、ゴジラを演じていたのだよ。その動きを演じた「モーションキャプチャー」っていう役割で、野村萬斎の動きをCGで作成してゴジラに反映させているのだというのです。
さすが~
すごい、動きだ、ほんと、すごいとしか言いようがないです。

それに、ゴジラのテーマソングは「♦♫♦・*チャチャチャン チャチャチャン チャチャチャチャチャチャチャン♦♫♦・*」っていう、子どもの時の映画と同じだったし、最後の「終」っていうのも、東宝映画の懐かしい終わりの画面そのものだったので、もう感動したよ~

SAKURAの下をジョギングしながら

2016年04月06日 | 鑑賞・観戦
桜の絨毯の上を走りながら


そして、桜の舞い散る中をくぐりぬけながら
しるべはSEKAINOOWARIの歌を聴いて、元気になるのでした


「方法」という悪魔にとりつかれないで、「目的」という大事なものを思い出して。
空は青く澄み渡り、海を目指して歩く
怖いものなんてない、僕らはもう1人じゃない。(「RPG」より)


僕は「夢を叶える」ということが、夢になっていたんだね。
そして桜の花びらが、 いつか散っていくように
夢を見ながら、僕は死んでいくんだね。(「yume」より)

海街diary

2015年07月10日 | 鑑賞・観戦
ヒロと映画「海街diary」を観にいきました。
複雑な家族関係のなかで、喧嘩したり心騒いだり、葛藤があるのです。でも、出てくる人たちが、みんな良い人。それぞれがお互いを思いやる心を忘れないで、歩み寄り、家族を本当に大切にして生きていく。なんか、あったかい気持ちになりました。
原作はコミックらしいですが、この前も行った
大好きな鎌倉が舞台で、あぁ、行ったことあるという所ばかりで、すごく嬉しかったな。いい映画でした。