しるべの記し

教会音楽家でクリスチャン・エッセイストのしるべです。
イエスさまの十字架を「道しるべ」として歩んでいます。

地面深く息吹をあげて生き続ける力

2011年03月31日 | 日々の出来事・思うこと
私たちは、今春を迎えようとしています。
でも大きな地震の後、被災地では津波が根こそぎ自然を破壊し、これから花を咲かそうと芽吹いていた植物も、その命を失ってしまったのでしょうか。

それでも自然の力は人間が考えているような軟なものではなく、広島に原爆が落ちたその翌年でさえも、新しい青々した草木が芽を出したと言います。
きっと、きっと、力強い命が、その地面深くには息吹をあげて生き続けているのだと確信します



しるべのルーツは福島なんです

2011年03月28日 | 日々の出来事・思うこと
しるべの旧姓は「篠谷(しのや)」といいますが、この姓はたいへん珍しく、父は福島県出身で会津若松に親戚がいます。
祖父母と父、その妹は戦後東京に上京し、福島に住んでいるのは父の従兄弟やその子どもたちで、遠い親戚ばかりです。
しるべは幼い時会津にはよく連れて行かれましたが(会津若松城で白虎隊に衝撃を受けた)、今は「篠谷家」を、いったいどのくらいの人が名乗っているのでしょうか?とにかく、「篠谷」であるなら、その方はしるべと血がつながっているのには、間違いありません。
しるべのルーツである福島に、しるべの血縁が生活し、もし今苦しんでいるとしたならと・・本当に心配です。

がんばろう、福島
そして、東北


「神さま!!」って叫ぶ心が湧き上がる

2011年03月22日 | 信仰 平和
兄の長女、姪のmomoは仙台に住んでいます。
一戸建ての家は壊れませんでしたが中はめちゃめちゃ、逃げる時に長男の三歳のヒロは怪我をしましたが、抗生物質がなく本当に毎日癒されるように祈り、祈り、祈りました。

なんとか回復したので、今日からmomoは仕事(老人施設のケマネージャー)に行くことになったのですが、なんと車のガソリンがなくて、寒空の中10キロの道程を歩いて行きました
使命感がなかったらできないことだよ、本当に尊敬します

まだクリスチャンでないmomoと何回もメールのやりとりをしました

「今まで『祈る』って理解できなかったんだよね。祈って叶うの?目の前の事実は物理的に変わるの?
『祈る』って次元の希望とかあるのかもね。子どもたちよ、強くなれ!!今回見て体験した事からたくさん感じて欲しい。」

祈るという心が芽生えたmomo・・・。
「神さま!!」って叫ぶ心が湧いている、叫んでるんだよ


動物も流されて・・・

2011年03月21日 | 日々の出来事・思うこと
震災で流されたのは、家や人だけではありません。

しるべの兄は、千葉県松戸市に住んでいるのですが、長女が仙台に嫁いで住んでいるので、老後はそちらに住もうかと市内にマンションを買って、夫婦で月に一回くらい通って、孫たちに会っていました。
そして、趣味の乗馬を楽しんだりしていたのですが、なんと、可愛い馬たちも行方不明・・みんないなくなってしまいました。

この震災で、どれだけの動物たちの命が奪われたのでしょうか


お金がない(汗)

2011年03月20日 | 日々の出来事・思うこと
この時に、みずほ銀行のATMが使えません
どーいうこと
我が家は完全にみずほ銀行に頼っているのです

三連休に、お金がない
まぁ、こんな時なのでどこにも行きませんが、献金どーしよ

長男の会社は一部上場されているF通なんだけど、金曜日に携帯メールが会社からきました
ってことは、ひとりひとりの社員に送っているのでしょうけど(どんだけの人数?)、会社はほとんどみずほ銀行に
給与振り込みしているんです。

「25日、給与が振り込めなくなったとしても、問題のない人は『あ』と一文字書き込んで送信してください。
ローンなどで問題がある人は『か』と送信してください」とありました。

長男は『あ』と書き込んで送信しましたが、『か』と書き込んだ人もかなり多いと思うのです。
会社の経理の人たちも、震災で会社に泊りこんだ人も多かったでしょうけど、またまた泊りこみかもしれませんね、ご苦労様です

みずほさん、しっかりしてください


みんな神経質になってる

2011年03月19日 | 日々の出来事・思うこと
①スーパーに行ったら、ホウレン草の表示に「茨城県産」という字に訂正線が書かれていて、
「神奈川県産」となおされていました
ちょっと、これ・・・
こんなことして、意味あるの?真実はなんなんですか!?
書き変えただけでみんなが安心して買うと思ったの?
茨城の農家の人たちもかわいそう

②このところ、自粛ということでしょうか、TVもラジオも「民間ネットワーク機構・AC」の宣伝ばかりです。
AC]と、最後に流れるその音が気になるのか、「しつこい」とか「うるさい」とかの苦情がきて、今日から音が消えました。
孫のらさちゃんも「エーシー」と歌ってたのに・・。
いいじゃん、「エーシー」、悪くないと思うけど、このスポット音。


聖歌397番「とおきくにや」解説

2011年03月17日 | 日々の出来事・思うこと
「とおきくにや」聖歌397番
“There’s a light on the cross”
J.V. Martin (1923)

J.V.マーティンは自作の手書きの原稿をわたしながら次のように語った。「東京大震災の9月1日(1923年)の夜、多くの罹災者が芝白金の明治学院の運動場で夜をむかえました。九死に一生を得た人々に蚊やとろうそくが支給されました。その夜、たまたま東京にいた私は明治学院に見舞いに来たところ、蚊やの中で点火されたろうそくの火が丁度、暗の中の十字架に見えたのです。私はさっそくペンをとりこの詩を書きあげ、その後大阪に帰ってこの曲をつけました」と。その後中田羽後の訳でロードヒーバーが横浜のYMCAで歌ったのが世界の初演であった。作者マーティンは大阪市立高等商業学校(今の市立大学)の英語講師で大阪に在住していた。

(聖歌の友社 「聖歌撰の解説」より)


関東大震災にできた賛美歌

2011年03月16日 | 信仰 平和
讃美歌「とおきくにや」”There's a light on the Cross"
関東大震災が起こった夜に出来た讃美歌だそうです。

1.遠き国や 海の果て いずこに住む 民も見よ
  慰めもて 変わらざる 主の十字架は輝けリ

  慰めもて ながために 慰めもて 我がために
  揺れ動く地に立ちて なお十字架は輝けリ

2.水はあふれ 火は燃えて 死は手ひろげ 待つ間にも
  慰めもて 変わらざる 主の十字架は輝けリ
  
  慰めもて ながために 慰めもて 我がために
  揺れ動く地に立ちて なお十字架は輝けリ

3.仰ぎ見れば など恐れん 憂いあらず 罪も消ゆ
  慰めもて 変わらざる 主の十字架は輝けリ
  
  慰めもて ながために 慰めもて 我がために
  揺れ動く地に立ちて なお十字架は輝けリ 

納豆あった!!

2011年03月15日 | 日々の出来事・思うこと
スーパー、コンビニに行っても品物がない
コメ、パン、インスタントラーメン、牛乳、水・・・。
そして、このところ大好きな納豆とお目にかかっていません

どうしちゃったの、いったい
なんで、そんなに皆あせっているの
買占めちゃだめでしょう
なんで、なんで、そんなことするの
それなら困っている避難所の人に送りなさいよ

しるべ怒ってます

しかし、今日はタイミングよくスーパーで久々に納豆に出会ったら、いきなり3パック買ってしまったのでした・・・


なぜ私たちではなく、あなたたちが!?

2011年03月13日 | 日々の出来事・思うこと
私は地震の時、実は東京にはいなかったので(もっと西の都市にいました)怖い思いをしないですみました。
孫も娘も一緒だったので、「なんて私たちって護られているの!!感謝だね」と言い合いました。

でも、今TVなどで被災者の方たちの姿を見て、本当に本当に悲しくて涙でいっぱい、そんなふうに思ったこと、悔い改めています。

「なぜ私たちではなく、あなたたちが!?」こんな苦しみに試練に合わなくてはいけないの!?

私が良い行いをしたから?
私が日頃よくお祈りをしていたから?
・・違う、違うのですよ!!
私はなんにも別に正しいことをしたわけでもないのに、護られたのでしょうか!?

「なぜ私たちではなく、あなたたちが!?」

悲しくて、悲しくて、声をあげて泣きながら画面を観ています。

私たちにできることは、明日からの計画停電によって、痛みを分かち合うことくらいです。
不便になります。
でも、そんなこと、たいしたことじゃない。


大地震・・日本人ってすばらしい!!

2011年03月12日 | 日々の出来事・思うこと
東京都町田市はかなり揺れたのですが、私たち町田教会は古いと言えども鉄筋ですので、問題はありませんでした。
立てかけていたものだけが、倒れていました。
信徒さんたちも、元気です。
自宅は高台ですので、食器が散乱、大切なものを失いましたが、それはたいしたことではないです。
長男は身体と知的に障害があり、23階で仕事をしているので心配でしたが、会社に泊まることができたので、全て安心してお任せしました。
特別扱いで保健室のベッドで寝かせていただけたということで、感謝です!!午前中に動き出したJRに先輩と一緒に帰ってくることができ、皆さんのサポートに涙がでました。
日本人はすばらしい、助け合ってすばらしいと思います!!


いやいや

2011年03月01日 | らさちゃん/さりーちゃん
らさは今、何でも「いやいや
娘のマナから電話。
「らさと二人でお風呂に入ってたら、『ママ、いや』ばっかりで、もうぶち切れたぁ
そしたら、『ばーた、ばーた』って助け求めてるから、『じゃあ、もう、ばーたの家の子になる』って聞いたら、『うん』って言ってるよ」
娘、本気で怒ってる。
まぁ、一日くらいなら、ばーたの家の子になってもいいよ
らさへ、らぶ注入