弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【実務関係(四法)】令和5年度審査の質についてのユーザー評価調査報告書

2023年10月03日 09時45分31秒 | 実務関係(特・実・意)
おはようございます!
快晴の@湘南地方です。

10月が緩やかに滑り出し、そして気持ちよくお仕事。。。
午後からは外出だし、まあ頑張らねば。

月末のレースに向け、
・脚づくり と
・ウエイトコントロール と
・柔軟
を意識している。

仕方ない。認めるしかない。
身体はね、やっぱり衰えは来てる。
20代、30代前半の頃の踏ん張りは利かない。
だからこそ、やれる努力はやろう。

とまあそんなわけで今日のネタ=掲題の件。

経産省HPより引用)
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令和5年度審査の質についてのユーザー評価調査報告書を公表します

特許庁は、ユーザーの声を把握し、品質管理施策に反映させるため、審査の質についてのユーザー評価調査を毎年度実施しています。
本調査で頂きました評価とご意見を生かして、今後も審査の質の維持・向上に努めてまいります。

(商標について)
…また、分析の結果、「識別性の判断」、「審査官間の判断の均質性」の項目が、商標審査全般の質の評価への影響が大きく、かつ相対的な評価が低いことが分かったため、これらを優先的に取り組むべき項目と設定しました。今後も、商標審査基準等の審査の基本方針に従って適切な審査を行うとともに、業界団体や企業との意見交換、審査官間の協議等を引き続き実施し、判断の均質性の向上に努めてまいります。
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(引用終わり)

9割以上のユーザが「普通」以上の評価。というと、高評価とも取れるけれど、
まあそこまで積極的にネガティブな評価をするのってよっぽど具体的な理由があるケースだったりするから、
ちょっと額面通りには受け取ってはいけないところじゃないかなぁ、と思う。
上記に引用したけれど、「識別性の判断」にはどうしても主観的要素が介在する余地が大きく、審査官によるブレは大きいところだと思う。
(まあそれにしたって昔のような“トンデモ判断”は減ったとは思うけど)

審査能力の向上に呼応して、代理人の能力も向上していかなければなりませぬ。
がんばります。

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