Renaissancejapan

哲学と宗教、財閥、国際政治、金融、科学技術、心霊現象など幅広いジャンルについて投稿しています

首相、長男の翔太郎秘書官を更迭 公邸「忘年会」に批判

2023-05-29 22:09:33 | 日本政治・外交


岸田首相㊨と長男翔太郎秘書官(22日、首相官邸)=共同

 

岸田文雄首相は29日、長男で政務担当の首相秘書官を務める翔太郎氏を6月1日付で交代させると発表した。首相公邸内で忘年会を開き、親族と記念撮影をするなどした行動に批判が集まっており、事実上の更迭となる。後任には岸田事務所の山本高義氏が復帰する。

首相は官邸で記者団に「公邸の公的なスペースでの行動が政務秘書官として不適切であり、けじめをつけるため交代させる」と説明した。

週刊文春の報道を受けて首相は翔太郎氏を厳重注意したが、野党からは更迭要求が出ていた。首相はタイミングについて「主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)後の地元との調整業務が一段落した」と述べた。

自身について「任命責任は私自身にあり、重く受け止めている。先送りできない課題に答えを出すことで職責を果たしていきたい」と語った。翔太郎氏は22年10月に首相秘書官に就いた。

日本経済新聞社が26〜28日に実施した世論調査によると、岸田内閣の支持率は47%で4月の前回調査から5ポイント下がった。翔太郎氏への批判が首相が議長を務めたG7広島サミットでの評価を打ち消した。

【関連記事】

 

 

日経記事 2023.05.29より引用

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

当然でしょう。 G7で、世界的評価の大金星、33年ぶりの日経平均高値の大金星が続き、世界から注目される日本。

まさかの岸田首相の秘書官・長男のバカッターで、すべて台無し。 このアホボンはこの大事な時に、どれだけ自民党、さらには日本の政界に迷惑をかけているのが分かっているのだろうか? ドアホが!

岸田首相の任命責任も問われるのは、当然です。

 

 


中東各国が祝意 トルコのエルドアン大統領再選

2023-05-29 10:43:10 | 国際政治・財閥


当選し、大統領府に集まった支持者に演説するエルドアン氏(28日夜、アンカラ)=小林健撮影

 

【カイロ=時事】イランのライシ大統領は28日、トルコ大統領選の決選投票で勝利した現職のエルドアン大統領に対し、祝意を表明した。ライシ師は両国関係について「地域の発展を巡り、より強力で緊密になると確信する」と強調した。

サウジアラビアの国営通信は、サルマン国王がエルドアン氏の再選を祝したと報じた。アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領は「戦略的パートナーシップ強化に向けた協力を楽しみにしている」と表明。イスラエルのヘルツォグ大統領は声明で、「良好な関係の強化と拡大のため、今後も協働できると強く信じている」と述べた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ご存じ、エルドアン政権で、トルコリラはまるでハイパーインフレのように価値が下がりなしで、貧しいトルコでは、多くの国民が海外に出稼ぎ、また移住しています。今後も経済運営は厳しいと思われます。

色んな意味で欧州やロシアとの関係がややこしいトルコですが、小生、ドイツの企業に勤めていたので詳しいので実際を説明したいと思います。

①日露戦争の前に、ロシアは国会のクルミア半島に侵攻、それお迎え撃ったのが英仏・トルコ。 ロシアは不登校を求めて、また地中海に出てヨーロッパと貿易したい、また軍事的に脅かしたいという意思がある。 英仏とロシアの仲が悪いのはこの栗見戦争も未だに引きずっている。

②EUは基本的にキリスト教クラブで、イスラム嫌い。 一方イスラムのトルコはEUのメンバーに入れてほしいが、頑としてEUは、認めていない。 しかし、ドイツ企業はトルコの安い人件費を使って利益を上げているので、トルコをEUに加盟させたい。 何故ならEU内は国家間貿易は基本無税。しかし外部から言ってくると基本10%の関税がかかる。今日の企業活動で10%の利益を上げるのはなかな大変。 EU特にドイツ企業は下請けにトルコを津会うと言ってもEU内に輸入する段階で10%の関税がかかるので、トルコをEU内にいれると企業は儲かる。よってEUに入れたいがEUはキリスト教クラブなので国民が許さないというジレンマ。

③何故、トルコは欧米クラブのNATOに加盟できているのか?  ロシアは不凍港を求めて黒海、地中海に出たい。 その場合、何が起こるか? ロシアの戦艦が地中海に浮かび、ヨーロッパ全土をミサイルで威嚇し、政治的に交渉を有利に進めたい。 ロシアはマジにやりそうなので、EUは地中海にロシアの戦艦がくるのは絶対拒否。 地政学的にギリシアとトルコに挟まれた狭い海峡・ボスポラス海峡を取らないとロシアは地中海に出れない。 だからキリスト教クラブのEUはイスラムのトルコは拒否だが、安全保障の面ではトルコをNATOにいれておきたいのが現状。 nATOのギリシアとトルコで挟み撃ちにして絶対ロシア艦隊を地中海に入れない方針。

④トルコとロシアは、基本仲が悪い。 昔からロシアは領土拡張拡張主義。 ロシアとトルコの間で17世紀から19世紀後半まで12回の戦争を行っている。 ロシア=トルコ戦争参照。 漢字では露土戦争。  だから日露戦争で日本がロシアに勝利した時はトルコは大喜び。 フィンランドやポーランドなどロシアと戦争していた国は。

⑤今、得るどんがロシアとイクライナの仲裁に手を挙げてるのは、大国であるかのように国民に見せるため、またオスマン帝国の復活を夢見て大国になりたいエルドアンの個人的パフォーマンス。 自分を大きく見せたいエルドアン。

⑥しかし、トルコは、ルドアン政権で実質しょぼい国に成り下がった。 ドイツも下請けには工業力のある中国を使いだしたのでなおさら。 ただ、日米欧が脱中国の方向なので、ドイツが今後どう動くかは注視なければならない。 普通に考えればドイツ国内に製造拠点復帰? 実際、半導体関係や日本に引き離されたスパコンなどは、高速CPU・GPUで有名なNVIDIAをドイツ国内に誘致し、スパコンの共同開発をしている。 ドイツと日本は工業力、特に自動車が強く、かなりライバル視されているのでお人よし日本は注意が必要。 

 

何事も失敗の原因の本質は、根拠なき楽観! 気をつけよう、甘い言葉と暗い道。

 


ロスチャイルド財閥ー212 ペリー来航の真実 幕府は黒船来航を知っていた

2023-05-29 03:52:57 | 日本開国 ペリー来航の真実

ここでこの時期のオランダと日本の関係を見てみましょう。 オランダは幕府に西洋事情を定期的に報告していました。 阿蘭陀風説書(おらんだふうせつがき)といわれるものです。

幕府が強い関心を寄せそうな情報は特別に「別談風説書」として報告していました。1850年の別格風説書では「アメリカ儀議会では、北太平洋で操業する捕鯨船主らのロビー活動によって日本を開国しろという議論が起きている」ことを幕府に伝えています。

何度も言いますが、ペリーが来航したのは1853年7月8日なので、ペリー来航の3年前の話です。さらに1852年の別談風説書では、「翌年の春以降にアメリカの蒸気軍艦が江戸城にやってくる」ことが書かれていました。

後に、浦賀にペリー提督率いる黒船艦隊が入ってきたと説きに「天下泰平の眠りを覚ます植木線、たった四杯で夜しかし、それは世界の情勢を知らされていない庶民の驚きであって、老中首座の阿部正弘を初めとした幕府首脳は早い段階からペリー艦隊が近い将来に江戸湾に現れることを知っていました。

したがって、幕府首脳がそれなりの議論を重ね対応策を練っていた筈だという推論は成り立ちます。 米国の日本開国計画立案の時代にオランダの注ワシントン大使は、バロン・テスタという人物でした。 テスタはアメリカの日本開国計画の本質をしっかりと理解し本国にに報告しています。それは次のようなものでした。

「アメリカ海軍の狙いは、東アジアに拡大する商業利権の保護とアメリカ太平洋岸の安全保障である」。 「国際郵船サービスに使われる船は有事には軍船に転用することを考えている」。

「カリフォルニアの経済成長と支那貿易拡張への意気込みが、優先事業を国が支援すべきとの議論を改めて呼んでる」。 尚、郵便運搬の大型船を、戦時には軍船に転用できるできるような設計・造船をたんとうしていたのがブルックリン海軍工廠のトップであったマシュー・ペリーでありました。

この報告内容から分かるように、オランダのテスタ大使は米国の日本開国事業がけっして捕鯨船漂流民の保護ではないことを分かっています。ようするに英国ロスチャイルドの代理人アーロン・パーマーが提案した太平洋ハイウェイ構想の実現こそが、ペリー艦隊の狙いであることを正確に理解し、しっかりと本国のオランダ政府にも報告していました。

これほどはっきりとした文献があるのにも関わらず、日本では未だに米国の日本開国の目的が漂流民の保護であった戸と解する者が多いのは残念な事です。オランダとしては、日本との交易における排他的特権が脅かされることが気がかりでした。 しかし、世の流れには逆らえないと覚悟したようです。

オランダには、200年以上に渡る日本との深い関係がある以上、日本の事は一番わかっている、したがって、日本の貿易が他の西洋諸国に開放されても十分に祐な地位が保てると諦観したようでした。

続く

次の投稿は、「日本の情報が筒抜けだった理由」を予定しています。

 

 

日本開国 ペリー来航の真実  ここまでのまとめ

 

・ロスチャイルド財閥ー211  ペリー来航の真実 シーボルト来日の秘密 日本開国との関係
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2f649cb53437316eeb4e1f510b6c923d
・ロスチャイルド財閥ー210 ペリー来航の真実 開国PJ反対派を黙らしたロスチャイルド
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af5aba05f92d2c6b58c26db9b5659d3e
・ロスチャイルド財閥ー209 ペリー来航の真実 何故ペリーが選ばれたのか?
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f07a809db31c072d5f9d7f3246d1d6fe
・ロスチャイルド財閥-208 ペリー来航の真実 対日戦争を企てていた米国
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2434fcf644d9ef20c7df04536a0ef594
・ロスチャイルド財閥-207 ペリー来航の真実 太平洋ハイウェイ構想 、大陸横断鉄道と日本開国計画
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8f8682313e1794bfeb1a9e82f6baf82d
・ロスチャイルド財閥-206 日本開国とロスチャイルド、そして二人のエージェント
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/11bb0b1f6ebbce1c2b64ac3e90cc4906
・ロスチャイルド財閥-205  ペリー来航の真実 米国阿片貿易と清開国
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/903a24d046d7e62ad68a968c58e225a0
・ロスチャイルド財閥-204 ペリー来航の真実 英米・阿片商社と阿片戦争
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7b5f5c3ac2623db3abe3397b7a7a5694
・ロスチャイルド財閥-203   阿片戦争前夜のナポレオン戦争と英米戦争、そして清市場開拓https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c0979f6e43f5ca25777680b5c878866c
・ロスチャイルド財閥ー202 英産業革命と清(中国)新市場開拓
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/766b8ee9f020520ee5e7d37f94347673
・ロスチャイルド財閥-201 ワシントン焼き討ち事件
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b5395b181e96c8d8a5dcbfe4ca44e908
・ロスチャイルド財閥-200 ペリー来航の本当の目的 シリーズスタート
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7d7ad0c4ec5e1a437582b224363b5409



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

哲学・宗教・思想 ここまでの投稿記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7da98797504886d8b9eaa2e5936655e6

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (1/3)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1f87a836a42cfdcf5bc18c8a5e212fe5

ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (2/3)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/40a30f12de3651f13810a90405370238

ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (3/3)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/47e334f8ba710639aefdcc8d7824f9fa

ロスチャイルド財閥-163  ロスチャイルド財閥について今まで投稿してきた記事一覧https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fedeabe97fbe342e880f7195d00dabec

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

世界の財閥 ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/14d30c37bfae00d834c78d49da070029


日本の財閥 ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6958fc72746302160416dd6dad039f68


ゴールドマン・サックス ここまでの投稿記事リストhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0b4c5b8ba383a38e0af1df7b1a477ea3

Black Rock ここまでの投稿記事リスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/93ef8de49c1ff9039ce7446f1f3fb0e8

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー