皆さんは、ANAC(Automated Negotiating Agents Compeition)と呼ばれるコンペをご存じでしょうか?
ChatGPTではありません。 2011年からアメリカで行われているAIのコンペです。 これは、コスト交渉からはじまり、弁護士の代わりにAI間で競争する競技?です。
AIの技術を保有していない企業や弁護士事務所が、本コンペに参加し、最も強いAIを見出し、お金を払ってそのAIに代理交渉してもらうために行われるコンペです。 実は2011年から毎年行われています。
約10年前から、これらAIは5ケ国対応で、企業間のコスト競争、さらには弁護士に代わって交渉してくれる優れものです。
自動車AIーAI同士の自動交渉により社会課題の解決に期待
具体的にいうと、自動運転している自動車同士が交渉し、お互い譲り合うことにより、その地域の交通渋滞を解決し、社会課題に解決するものです。
もっと具体的にいうと自動車Aが、自動車Bに、信号で停止しているとき、発進するのは30秒待ちなさいと命令し、そうすればその地域の交通渋滞が亡くなるという事です。
AI-AI間の談合
近い将来、十分起こりうる話ですが、既に私の知り合いの日本の公正取引委員会の所長さんは、10年前から対策の検討に入っていました。
ChatGPTは、このANACからの流れで進化?したものではないかと思っています。