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近年、古代都市ポンペイで判明した恐るべき事実13選

2024-02-06 23:40:58 | ヨーロッパ・ロシア・中東・アメリカ全般、歴史・文化・食文化・芸術・建築


近年、古代都市ポンペイで判明した恐るべき事実13選

https://www.youtube.com/watch?v=ViX__omCaPk


元レストラン経営者のフランス人両親…日本の鉄板焼きに「あまりにもレベルが高すぎる」と史上最高の反応【来日】【日本食】🇫🇷🇯🇵

2024-02-06 22:33:42 | 観光・旅行・外食・ショッピング

元レストラン経営者のフランス人両親…日本の鉄板焼きに「あまりにもレベルが高すぎる」と史上最高の反応【来日】【日本食】🇫🇷🇯🇵

https://www.youtube.com/watch?v=FZMMgVOVwuE&t=1009s

 


異常気象でカカオ豆最高値 チョコ製造の代替材が続々

2024-02-06 22:11:38 | 商社・小売り・スーパー、食料・飲料全般、ビジネス・水・酒・穀物メジャー

チョコレート原料であるカカオ豆の産地に異変が生じている。大雨など相次ぐ異常気象の影響で、2年連続で供給不足に沈む。

カカオ豆の需給逼迫を背景に、先物価格は過去最高値を更新した。慢性的な品薄から、チョコレート業界ではカカオ豆や油脂の代替材料の開発への期待が高まっている。

 

カカオ豆の国際価格指標で主に中南米産を扱うニューヨーク先物(第2限月)は5日、1トン5106ドルまで上昇し、1977年につけた過去最高値(同5010ドル)を更新した。

また、主にアフリカ産を扱うロンドン先物(第2限月)の5日終値は同4130ポンドと、初めて4000ポンドを上回った。46年ぶりに過去最高値を更新した2023年10月中旬からも3割高い。

 

 

主要生産国で発生した天候不順による不作が、先物価格を押し上げている。

最大生産国のコートジボワールの場合、23年10月〜24年1月下旬に同国の主要港湾に集荷されたカカオ豆の着荷量は前年同期比約35%減った。

世界のカカオ豆需給は逼迫している。国際ココア機関が発表した最新の需給報告によると、22年度(22年10月〜23年9月)の世界のカカオ豆生産量は495万3千トン。需要量(500万2千トン)を下回り、21年度に続いて供給不足となる見通しだ。

また、23年10月から始まった新年度についても「現状では供給が需要に追いついておらず、3年連続の供給不足となる公算が大きい」(専門商社のコンフィテーラ=東京・港)という。


中長期的な品薄も予測されることから、「ココアバターのみならず、菓子に使用するカカオマスやココアパウダーの取り合いが起こりうる」(伊藤忠商事の山田恵公カカオ・ゴマ課長)と危惧する声が上がっている。主要消費国の米国では、カカオ豆の代替材料を用いてチョコレートを製造する動きも生まれつつある。

スタートアップ企業の米カリフォルニア・カルチャード(カリフォルニア州デイビス)は、細胞培養によりチョコレートを開発する研究を進める。一定の条件を満たした品種のカカオ豆の細胞を少量採取し、グルコースなどの栄養を与えて増殖させることでチョコレートを製造することができる。

 


培養前のカカオ豆の細胞=米カリフォルニア・カルチャード提供


培養により収穫されたカカオ=米カリフォルニア・カルチャード提供

 

アラン・パールスタイン最高経営責任者(CEO)は「森林破壊や児童労働の懸念が不要である新しいチョコレート原料の生産方法を開発することに意味がある」としている。

米ボヤージュ・フーズ(カリフォルニア州オークランド)は、ぶどうの種やひまわりの種を原材料にチョコレートチップを製造する。

 

搾油の際に残ったかすを使用し、チョコレートに近い味と香りを作る。業務向けについては既に実用化されている。

ただ国内でカカオ豆の代替材料を原料とするチョコレートがどの程度流通するかは不透明だ。伊藤忠商事の山田氏は「生産規模も小さいため、製品にかかる開発コストの負担がまだ大きい。価格に見合う味わいの実現も課題」と話す。

 

チョコレートの口どけを良くするための油脂にも代替の動きが出ている。一般的にココアバターを使用するが、割安でココアバターの口どけを再現できるパーム油やひまわり油への代替需要が高まっている。

特に欧州のようにココアバターの使用量の定めを設けていない国内では、代用油脂への切り替えが増えているという。

 

パーム油やひまわり油の消費量全体に対するチョコレートの代替油脂需要の割合は小さいことから、価格への影響は限定的だ。

円安・ドル高基調が続いており、需要家の輸入コストも膨らんでいる。国内大手製菓会社からは「商品によっては代替材料の配合を増やすことで、製造コストの負担を軽減したい」との声が聞かれた。

(浜野航)