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上川外相、UNRWAへの資金拠出の再開表明 53億円

2024-04-03 22:06:49 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


  記者団の取材に答える上川陽子外相(2日、国会内)

 

上川陽子外相は2日、パレスチナ自治区ガザなどで活動する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出を再開すると発表した。

2023年度内に予定していた3500万ドル程度(53億円)を拠出する。国会内で記者団に明かした。

UNRWAでは職員がイスラム組織ハマスによるテロ攻撃に関与した疑いが生じ、日本政府は1月から資金拠出を一時停止していた。

上川氏が来日したラザリニ事務局長との会談で活動の透明性確保などを確認し、日本の拠出再開に向け調整することで一致していた。

 

上川氏はイスラエルの軍事作戦が続くガザの人道状況悪化を指摘し「人道支援にはUNRWAの関与が不可欠だ」と提起した。

UNRWAは「ガバナンス改善策を進め、日本の資金のリスクを管理する新たな取り組みを始めている」と述べ、拠出再開への理解を求めた。

 

日本の拠出した資金で実施するプロジェクトの適正性を確保するため、監督する枠組みを設ける。進捗や効果などについて定期的に報告を受け、不正な使用があった場合は日本が必要な措置を取る。

拠出金はガザの衛生状況の改善や、女性や乳幼児への物資供与に使う。レバノン、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸では医療などを提供すると説明した。フィンランドやカナダ、オーストラリア、スウェーデンなどが拠出再開を表明している。

 

上川氏は2日、パレスチナ自治政府のムハンマド・ムスタファ首相と電話した。UNRWAへの資金拠出再開を説明した。「周辺国・地域のパレスチナ難民に医療サービスの提供などをする」と伝えた。

 

日経記事2024.04.02より引用

 

 


出光、オーストラリア企業に出資 黒鉛の生産検討

2024-04-03 22:03:15 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


         EV電池の材料となる黒鉛

 

出光興産は3日、電気自動車(EV)電池の材料となる黒鉛の生産を計画するオーストラリアのグラフィネックスに出資したと発表した。

出資額は非公開。北東部クイーンズランド州での採掘に参画し、日本を含む世界への販売を目指す。

グラフィネックスは黒鉛鉱山の開発やリチウムイオン電池の負極材の製造を計画している。生産を始める時期は明らかにしていない。

世界で中長期的にEVの販売台数が伸び、電池素材の需要も増すとみている。

自動車の燃費向上やEVの普及により、出光が主力製品とするガソリンの需要は減っていく。

出光は脱炭素時代に生き残るため化石燃料への依存度を下げ、次世代エネルギーを新たな収益源にする。

 

日経記事2024.04.03より引用

 

 


台湾地震、供給網に集中リスク TSMCは一部稼働停止

2024-04-03 20:15:40 | 大地震、南海大地震、東京直下大地震、火山活動


3日、地震で傾いた建物(台湾東部・花蓮市)=中央通信社・共同

 

【台北=龍元秀明】
台湾で3日午前、東部沖を震源とする大規模な地震が発生した。

半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)は一部の製造装置の稼働を停止した。サプライチェーン(供給網)の台湾集中リスクが改めて浮き彫りになった。

 

台湾の気象当局は地震の規模をマグニチュード7.2と発表した。東部・花蓮県(最大震度6強)など全土で揺れを観測した。1999年に台湾中部で発生して2000人超の死者が出た「921地震」以来、25年ぶりの規模としている。

台湾の消防当局によると、日本時間の3日午後17時半時点で9人の死亡、821人の負傷が確認された。127人がトンネルなどに閉じ込められているという。

 

 

台湾の中央通信社によると、半導体工場が集まる北部・新竹郊外の工業団地でTSMCなど半導体大手や、ディスプレー大手が安全確保のため一部の製造装置の稼働を停止した。工業団地の一部で用水供給にも問題が発生したという。

TSMCも一部工場で安全確保のため従業員が避難したと明らかにした。3日午後の時点で「従業員は仕事に戻り始めている」と説明した。詳細な状況は確認中という。台湾全土で工場の建設工事を停止し、検査後に再開する方針も示した。

 

台湾経済紙「工商時報」はTSMCの工場で一部の石英管材が破損し、シリコンウエハーの一部が損傷したと報じた。避難による操業時間の短縮などで、およそ6000万米ドル(約90億円)の業績影響が発生するとの試算も伝えた。TSMCの年間売上高(約10兆円)と比べれば規模は小さい。

TSMCは世界シェア6割を占める最大の半導体受託生産会社(ファウンドリー)で、生産能力の9割以上が台湾に集中する。米アップルのiPhone向けや米半導体大手エヌビディアの人工知能(AI)向け半導体を生産するなど、世界の供給網の要を担う。

 

最大震度6強を観測した花蓮県は日本人にも人気の観光地として知られる。地震の多発地帯でもあり、製造業の立地は少ない。ただ今回は半導体工場が集まる西海岸の各都市でも最大震度4〜5弱が観測された。

2011年の東日本大震災の際は車載半導体大手ルネサスエレクトロニクスの那珂工場(茨城県ひたちなか市)の建屋やクリーンルームが大きく損壊し、トヨタ自動車など自動車大手が工場停止や減産を余儀なくされた例もある。

 

3日の台湾株式市場では主力の半導体株が下落した。下落幅はTSMCが1%強、TSMCと同様に一部装置の停止が伝わった半導体大手の聯華電子(UMC)が1%未満などと小幅だったが、供給寸断リスクが意識された。

日米欧などは台湾メーカーに半導体工場の分散を促してきた。TSMCは各国の誘致に応える形で熊本県や米アリゾナ州などに工場進出した。「台湾有事」など地政学リスクだけでなく、自然災害に備えるうえでも、拠点分散の重みが増している。

 

台湾に展開する日本企業も一部で被害が出た。三越伊勢丹ホールディングス(HD)によると、台北市で運営する百貨店「台北信義新天地A11店」で5階の一部天井が地震の影響で落下した。開店前だったため、客や従業員に被害はなかった。

復旧作業のため同階は終日営業を休止し、4日から再開する見通しという。地下鉄の運転見合わせで一部従業員の出勤にも影響が出た。三越伊勢丹HDは台湾の関連会社、新光三越が16店展開しており、他店は通常営業を続けているという。

 

モスフードサービスは台湾に約300店を持つが、震源地に近い店舗も含め営業に支障は出ていないという。台湾で約70店を展開するファミリーレストランのすかいらーくHDは、厨房機器や客席などの被害が出た9店舗については一時的に営業を取りやめた。

台湾で約4200店を展開するファミリーマートは3日午後1時時点で、停電や商品の落下の影響で4店舗が休業している。台湾の中食工場や物流センターに大きな被害は出ていないという。

 

【関連記事】

 

 

日経記事2024.04.03より引用

 

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フォルモサ財閥は王(Wang)氏が一代で巨大財閥にまでした会社で、中核企業はフォルモサ・プラスチック。 実はITRIの紹介で、フォルモサ財閥の創始者の孫であるK.Wangを紹介され、仲良くなりました。 

台湾の発電所はじめインフラ、TV局、病院、学校などはすべてフォルモサ財閥が仕切っており、半導体への参入は、PCでIntelのCPUが独占的に使われましたが、4ケの周辺チップも当初Intelが製造していましたが後にフォルモサ財閥がこの4つの周辺チップを独占しました。

 

この時、まだ台湾と中国は決して仲がよかったわけではありませんが、同じ中国語を話し、政治力があったので、中国で個の半導体を製造していました。 

これが恐らく、中国と台湾にとって最初の半導体製造の事業ではなかったかと思います。

 

1980年代は台湾はPC組み立ての下請け製造で成功しましたが、利益があるのは川上のウィンテル(WindowsとIntelCPU)と川下のサービス事業。 PCの組み立て製造は薄利で、『スマイル・カーブ』という言葉が流行りました。 この言葉は、PC組み立てメーカー、後にPCメーカーのエイサー(Acer)が作った言葉です。

 

そして、198-年代の後半に、台湾の経済部(日本の経産省)と工業技術研究院、PCメーカーたちは、通信事業とデバイス(半導体・電子部品)に方向転換を決断。 

台北の国際コンベンションセンターで、政府関係者・金融投資会社・エレクトロニクスクスメーカーが約120社集まり、キックオフの海外がありました。

そこで、キーノート・スピーチ(基調講演)したのが、台湾経済部のエレクトロニクスの親分と、ITRIのコンピューター通信研究所の副所長、そして私の3人です。

 

これが縁で、私は台湾から技術移転を要求され、億単位のお金が動く技術ライセンスの契約をしました。 

その後、日本国内、欧州のグローバル企業にも億円単位の技術ライセンスの契約を締結し、
私Renaissancejapanは欧州のグローバル企業でDirectorとして欧州で勤務することになりました。


台湾とは良い思い出でいっぱいです。 今回の震災では、できる限りの支援をさせて頂きたいと思っています。 今でも台湾政府関係者からは、東京で会合・セミナーなどあると招待してくれています。

 


ユーラシア覆うソ連の悪夢 プーチン氏の介入懸念

2024-04-03 16:34:32 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


   ロシアのプーチン大統領(右)と中央アジア首脳

 

中央アジアやコーカサスなどの旧ソ連諸国で、ロシアの政治介入を恐れる空気が広がっている。ウクライナでの戦況がロシア優位に傾いたことが、主な理由だ。

ロシアがウクライナで支配を強めれば、次は自分たちに矛先が向かいかねない……。そんな不安が各国を覆いつつある。

 

ロシアの虎の尾を踏まぬように

旧ソ連圏のなかでも中ロ、イランに囲まれた中央アジアは、ユーラシア大陸の「ヘソ」に当たる要所だ。ウズベキスタンとカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンからなる。カザフはエネルギーや鉱物にも恵まれた資源大国だ。

英地政学の大家、マッキンダーは約1世紀前、中央アジアやアフガニスタンをハートランドと名づけた。ここを押さえた国がユーラシア大陸を牛耳り、世界の覇権を握ると予測した。19〜20世紀初頭、英国とロシアが勢力を競ったのもこの一帯だ。

 

そんな中央アジアの軸足が揺れている。ロシアに隣接するジョージアの首都、トビリシに今年3月6〜7日、周辺国や西側の当局者や識者らが集まり、ロンデリー安全保障会議が開かれた。

そこで印象的だったのが、中央アジアなど旧ソ連圏からロシアの政治介入におびえる発言が相次いだことだ。会議やコーヒーブレイクで聞かれたのは、おおまかにいえば次のような声である。

 

ウクライナの戦いで、ロシアの優位が鮮明になった。プーチン・ロシア政権を怒らせたら、後で復讐(ふくしゅう)される危険がある。ロシアの虎の尾を踏まないよう、より慎重に振る舞うしかない……。

 


  ドネツク地方で戦闘に従事するウクライナ兵士(3月28日=ロイター)

 

2023年夏ごろまでは、中央アジアに異なる空気が漂っていた。ロシア軍はウクライナで苦戦を重ねており、他の旧ソ連圏に関与を深める余裕が乏しかった。

こうしたなか、中央アジア5カ国は自分たちのフリーハンドを広げようと、米欧との対話の強化に動く。昨年、米国、ドイツとそれぞれ首脳会議の枠組みを設けたのは、その典型だ。

 

カザフが受ける圧力

「ロシア軍は思ったほど強くない。ロシアは『裸の王様』だと分かった」。

ウクライナで苦戦を続けるロシアについて当時、中央アジアの外交ブレーンからはこんな冷めた声も聞かれた。

 

しかし、雲行きは急速に変わりつつある。ウクライナ軍の反攻は不発に終わり、米国からの軍事支援も枯れた。ウクライナ支援に否定的なトランプ前大統領が11月の米大統領選で勝てば、ロシア軍がさらに勢いづく恐れがある。

すでに、ロシアが旧ソ連圏への締め付けを強める兆しがある。旧ソ連の元高官によると、ロシアとの友好を重視するよう、プーチン政権は中央アジアなどに暗に圧力をかけている。

 

ロシアに隣接する地域にはかつてソ連邦に組み込まれ、支配されたトラウマを抱える国々が多い。中央アジアでも特に切実なのが、ロシアと7600キロの国境を接するカザフだ。ロシア系住民が人口の約2割を占め、ロシアの介入を受けやすい立場にある。

昨年11月にはプーチン大統領がカザフを訪れ、両国は「最も親密な同盟国だ」と訴えた。この言葉を裏返せば、ロシアへの配慮を忘れるなという警告といえる。

 

もっとも、ロシアはウクライナに多くの戦力を注いでおり、軍事的に他の旧ソ連圏に介入するほどの体力はない。ただ、プーチン政権は情報や政治工作によって「各国の内政や社会に手を突っ込み、体制を揺さぶることはできる」(旧ソ連圏の元高官)。

 

 

ウクライナの劣勢がもたらす影響は、中央アジアだけにかぎらない。

万が一、ロシア軍が勝ったり、ロシアに優位な形でウクライナが停戦を強いられたりすれば、他の旧ソ連諸国にも暗雲が垂れこめるだろう。

 

親米のモルドバが揺れる

その際、まずロシアの標的になりかねないのが、モルドバやジョージアだ。両国は内部に親ロシアの分離独立勢力を抱え、領土の一部を実効支配されている。

ウクライナに接するモルドバでは、すでに情勢が緊迫しはじめている。

同国の一部を実効支配する親ロシア派勢力の議会が2月28日、モルドバ中央政府からの圧迫を理由に、ロシア側に保護を要請。ロシア外務省はすかさず、「注意深く検討する」と応じた。

 

モルドバを統治するのは親米欧政権であり、欧州連合(EU)への加盟をめざしている。親ロシア派勢力を通じ、親米欧のモルドバ政権をかく乱する思惑がプーチン政権にはうかがえる。

ジョージアの立場も脆弱だ。08年にロシアに侵攻されて以来、国土の約2割にあたるアブハジア、南オセチアを実効支配されたままだ。

 

ロシアとの国交は断絶しているが近年、プーチン政権による激しい情報・政治工作にさらされている。

ジョージアのアレクシ・ペトリアシビリ元国務相は語る。「もしウクライナで勝利したら、ロシアはまず脆弱なモルドバやジョージア、次に中央アジアと南コーカサスの支配を取り戻そうとするに違いない。

 

そうしてソ連圏を復活させたなら、(エストニアやリトアニアなどの)バルト3国にも手を伸ばすだろう」

ウクライナでの戦いの行方は、同国の将来はもちろんのこと、ユーラシア大陸の将来図も大きく左右する。だからこそ、世界の安定のためにもロシアの勝利を阻むことが欠かせない。

 

 
 
広瀬陽子のアバター
広瀬陽子慶応義塾大学総合政策学部 教授

ひとこと解説

筆者は昨年から今年にかけて、旧ソ連諸国の6カ国で調査を行ったが、様々な問題へのロシアの介入が懸念されていた。

本文でも挙げられていたモルドヴァへの介入が最も喫緊の脅威であり、ロシアへの支援要請は沿ドニエストルのみならず、3月にガガウズ自治区も行い、プーチン本人が受け入れている。

 

2月のアゼルバイジャンとアルメニアの衝突(アルメニア兵4人死亡)の背後にもロシアの姿が感じられる。

タジキスタン、キルギスの国境問題をめぐる衝突でも、両国住民が双方にロシアが相手側を支援すると危惧する。中央アジアの水問題をめぐる緊張をロシアが利用するという懸念もある。ロシアは脅迫によって影響力を維持しようとしているのである。

 

 

日経記事2024.04.03より引用

 

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トランプの、ウクライナへの支援を停止し、親・親プーチン・ロシアのお馬鹿発言が招いた結果に過ぎない。 

 

・ロシアを圧倒するNATOの軍事力と最新兵器
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3a3c70f97792ac9ea6d01261d7a58005

・【RPE】プーチンは24年でどう変わってきたか?
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ed430315fe0080e99105ba57d46a5181

・ウラジミール・プーチンの幼少期【幼少期に子供への愛情は必要】
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b4f50f51a28ebc142e6d17a43cad1534

 

・ロスチャイルド財閥-111 国際金融財閥の序列https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af41696ec05203f68b46d63b897e9b3d

・ロスチャイルド財閥-215 ロスチャイルド当主 ANAホテル(赤坂)プライベート会合https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/15e42c79348485224e0b9ae63ca899e4

・ロスチャイルド財閥ー224 Black Rock と親会社 Black Stone、そしてワシントンコンセンサス
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9e5f232ed05a223f6fabc318428554b7

・Bloomberg ブラックロックCEO、現代金融理論を支持せず-「くず」と一蹴
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f8723862229429fc9507648b3cfd56e2

・アホの一つ覚えのMMT信者
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/edfec0faeef39871e87a42779cd369b4

・首相、米ブラックストーンCEOと面会 「金融を改革
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8a6cb9549311ed01d320bd509d131d3e

 

 

 


銀座ルノアール、南仏テーマの新ブランド 都内に開業

2024-04-03 15:12:53 | 観光・旅行・外食・ショッピング

               
     新ブランドのカフェでは南仏をテーマに自然素材の家具を使った(店舗イメージ)

 

喫茶店大手の銀座ルノアールは3日、南仏をテーマにした新ブランドのカフェ1号店を東京都府中市に開業すると発表した。オフィス街の主力店「喫茶室ルノアール」と差異化し、30〜50代の女性客を狙う。

店舗名は「Aline cafe et sucreries(アリーヌ・カフェ・エ・シュクルリ)」。府中駅の「ぷらりと京王府中店」に25日に開業する。

 

フランス南部の温暖な気候をイメージして自然素材のインテリアを使い、くつろぎやすい空間にした。店名は仏印象派の画家ルノワールの妻アリーヌにちなみ、主力店の喫茶室ルノアールに寄り添うという思いを込めた。

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        店内で生地から作る仏伝統菓子「クラフティ」が看板メニューだ

 

同社初となるモバイルオーダーを導入した。牛乳と卵がベースの生地に果物などを乗せてオーブンで焼き上げた仏伝統菓子「クラフティ」(850円〜)が看板メニューだ。

生地から全て店内で調理し、約8種類を用意する。持ち帰りできる「ホワイトチーズテリーヌ」(800円〜)もある。

 

銀座ルノアールはオフィス街で働く男性が主な客で、女性客は取り込み切れていなかった。

猪狩安往社長兼会長は「利用場面によって『喫茶室ルノアール』と新ブランドの店を使い分けてもらい、両店舗で相乗効果を出したい」と話した。

 

日経記事2024.04.03より引用