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ロスチャイルド財閥-357 アメリカの歴史-15 北欧系移民

2024-12-22 15:39:38 | 国際政治・財閥

・ロスチャイルド財閥ー354 アメリカの歴史ー13 イギリスからの移民
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/de61f4da665308b114fbb4d7db63985d

・ロスチャイルド財閥ー355 アメリカの歴史ー14 ドイツ系移民
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/15a7f400915e2a71d0fc0c3a51d03cac

・ロスチャイルド財閥-356 ドイツ第一、二、三帝国とは
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f308fbcee48d50583bda46a6298069dc

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北欧系移民

北欧諸国からの移民が本格化するのは、一八六〇年代以降である。 一八五〇年から一九一〇年にアメリカに渡った移民は、スウェーデンが九十七万人、ノルウェーが六十九万人、デンマークが二十七万人だった。

ノルウェーでは一八四五年の人口が百三十二万人だったから、その半分以上の数の移民が出たのである。

これはアイルランドに次ぐ比重である。 スウェーデンでも、出移民総計は十九世紀末の総人口の約四分の一に及んでいる。

 

北欧系は、中西部の北部、すなわち五大湖からダコタに及ぶ地域に集中した。寒冷な気候を好んだことが一つの大きな畏友である。 ここで彼らは農民となり、故郷で果たせなかった夢、つまり独立小生産者になるという夢を果たしたのである。

ただし、第二世代で都市に出て工業労働者になる者も多かった。 

 

一九○○年、シカゴはストックホルムに次ぐ世界第二位のスウェーデン人都市だった。 スウェーデン系住民は十五万人近くに及び、市人口の九%を占めていた。

 

 


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