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ロスチャイルド財閥-349 アメリカの歴史-10 ヨーロッパのアメリカ熱 

2024-12-18 20:32:41 | 自己紹介・人気記事

ロスチャイルド財閥-345 アメリカの歴史-9 : 大量移民の流入 自由移民時代の開幕
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ヨーロッパのアメリカ熱


ヨーロッパでは、アメリカへの移民ブームが起きた。 アメリカへの移民流入数は時の経過と共に増大し、二十世紀初頭に頂点を迎え、一年に百万を超える移民が押し寄せるという状態にまでなった。

人類史上この時代ほど、大陸から大陸への人間の移動が行われた時代はない。 その中心はヨーロッパ大陸からアメリカ大陸への移民だった。 一八四六~一九二〇年に,約四千六百万人がヨーロッパから海外へ移住した。 この時期のヨーロッパの総人口の平均は約四億人だったから、大変な移住率であり、移住者の過半数が合衆国に入った。 

もちろん、トランプの先祖もドイツから渡って来た貧困白人である。特にドイツからは約六百万人もの、アメリカに渡って来た。 その大半が貧国白人だ。当たり前だが貴族や富裕層は、わざわざ難民としてはこない。 これだけ移民しておきながら、何を言うとるかなのである。 だから、アホボンと言われるのだ。

もちろん、ロスチャイルド、ロックフェラー、ゴールドマンサックスたちの先祖も然りである。 この他、ヨーロッパ人は北アフリカと南アフリカへと南下し、東へは東南アジアの、植民地へと向かい、また多くのロシア人がシベリアへと進んだ。

こうしてヨーロッパ諸国は、その影響を全世界に広げ資本主義的世界体制を作り上げた。

その移動には植民地・従属国を支配する要因として出かけた者と、労働力として出かけた者とがいたのである。

 

一八二〇年に最初の移民統計がとられてから一九八〇年までに四千級百七十万人の移民が合衆国に入国したことになっている。 建国期の合衆国人口は三百九十万人だったから、その十三倍の移民が入ったのであるのだ。

kの膨大な数と並んで注目すべきは、移民の多様性である。 オーストラリアがイギリスから、カナダがフランスとイギリスから、アルゼンチンがスペインとイタリアからというように移住者の主要供給源が限定されていたのと対照的に、合衆国にはヨーロッパ移民を中心としながらも、世界のあらゆる移民が押し寄せた。 このことが、移民の国、アメリカ合衆国の最大の特徴なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 


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