りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

『プリースト』観てきました♪

2011年11月03日 00時49分06秒 | 映画
☆『プリースト』
(原題:PRIEST)
監督:スコット・スチュワート
出演:ポール・ベタニー、カール・アーバン、カム・ジガンデイ、マギー・Q、リリー・コリンズ、スティーヴン・モイヤー、クリストファー・プラマー、ブラッド・ドゥーリフ、アラン・デイル、メッチェン・エイミック、デイヴ・フロレク、ジェイコブ・ホプキンス、タノアイ・リード、ジュリー・モンド


韓国の漫画家ヒュン・ミンウ原作の同名コミックをハリウッドが実写映画化。
最強の戦士“プリースト”とヴァンパイアの壮絶な戦闘を描いたアクション・ホラー。
ヴァンパイアを狩る戦士プリーストを演じるのは『ドッグヴィル』、『レギオン』のポール・ベタニー。

プリーズトの女戦士プリーステスには『ダイ・ハード4.0』、『燃えよ!ピンポン』のマギー・Q。

プリーストと共にルーシー救出に向かう保安官のヒックスには『トワイライト~初恋~』、『バーレスク』のカム・ジガンデイ。

ヴァンパイアを率いる元プリーストのブラック・ハットには『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『スター・トレック』のカール・アーバン。

ヴァンパイアにさらわれたプリーストの姪ルーシーには『しあわせの隠れ場所』のリリー・コリンズ。

ここ数年、日本や韓国、アジア作品のハリウッドリメイクが多くなりましたね。
アジアンパワーの勢いが目覚しい反面、裏を返せばハリウッドはネタ切れなんでしょうね(^ー^;
韓国の漫画家ヒュン・ミンウの同名コミックを実写映画化した本作。
コミック原作だけあり、内容もマンガチックに。
荒廃した近未来+西部劇をプラスしたようなダークな世界観もかなりいい感じ。
CGを駆使したアクションも迫力あります。
しかし全体的にテンポはいまいち。
前半その世界観に引き込まれるも、中盤から失速。
どこかで持ち直すかと思いきや、失速したままラストまで。
全体的に雑で、人間ドラマも薄い。
魅力的なキャラクターも多いのに、その良さをいまいち引き出せていないのも残念。
最強の戦士であるプリーストたちも、主人公のプリーストとプリーステス以外は弱過ぎで、ザコ扱い、あっちゅう間に殺される。
敵であるヴァンパイアの描かれ方も弱いのも残念。
本作で登場するヴァンパイアのデザインは『ディセント』のクリチャーの様。
見たところ知能はそれほど高くないものの、力や身体能力は人間よりも高く、女王の統率の下、集団で襲ってきます。
弱点は日光や十字架。
噛まれた人間・感染者(ファミリア)と呼ばれるヴァンパイアの下僕となり、日中活動できない彼らを守ります。
最近、こういうヴァンパイア増えましたね。
なんかこれだとゾンビとかわらいので、僕は好きではないなぁ(^ー^;
やっぱりヴァンパイアは知的であって欲しい。
1作目という事で、人物・物語説明的作品になってしまうのは仕方ないのでしょうが、設定や世界観がが面白いだけに勿体無いなぁ。
一応、シリーズ化するみたいなので、次回作に期待です☆